寝ても覚めてものレビュー・感想・評価
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わりと時間の無駄だった
ホラーやコメディとして、家のTVで文句垂れながら見るにはいいけど、自由に喋れない映画館で見るにはストレスが溜まりそうな作品。
洒落乙なカットを撮りたい監督の思惑はあるんだろうが、それが強すぎて、いや、表現が下手くそすぎて不自然というか違和感をかなり感じて草生える。監督のオナヌーです。
色んな意味でキモい映画。美的センスが刺激されることは皆無。刺さる人には刺さるのかな?俺には嘲笑しかできない。
鑑賞動機:監督8割、伊藤沙莉1割、ゲスい好奇心1割
原作未読。
私から見たら衝撃的だったけど、当事者以外から見たら、なんでそんな馬鹿なことしたの、としか思えないようなことを、自分でもそうだとわかっているのにしてしまうことって…あるんだろうな、と思う。実証しちゃってるだけに余計に。
麥はこわい。人間じゃない方が納得するくらいこわい。
伊藤沙莉が出てくると、つい彼女を見てしまう。大阪のおばちゃん的役回りがはまっていて、よい。
女性の感想を聞きたい❗
僕は男だから、東出氏が演じていた二人の男性の気持ちは解る。麦みたいに自由奔放に生きたいけど…。朝子が一時の迷いだった気がするが、戻ったら受け入れると思う。
朝子の対応は賛否両論あると思うけど、結局安定(収入面だけではなく)を求めたのかもしれない。
よく出てきたネコが印象的❗ネコ🐱好き女性にはあまり期待をしないでおこうとも思えた。
麦麦麦麦大和田バク〜♪
可愛い顔してあの娘割とやるもんだね〜映画
これ東出昌大と唐田えりかの現在を重ねると(というか、重ねざるを得ない)色々味わい深い
二人の棒演技が濱口作品と相性よく、お互いの無表情から観客の想像を掻き立てる作りに
瀬戸康史や伊藤沙莉、山下リオなど芸達者が脇を固め(仲本工事だけ判らなかった)黒沢清作品のような不穏さもあり2時間退屈しなかった
唐田えりかは男好きする顔といい役柄といい東出との不倫騒動で完全に女性の敵になっているが、個人的には好きな顔なので応援しています(東出はどうでもいい)
蛇足だが杏ちゃんはもっと好きです(YouTubeもサイコウ~)
臆病者のようなつまらない結末 映画はピント外れ
”ドライブ・マイ・カー”を観てモヤモヤしたので、エロいの観てすっきりしたくなって
プライムで”寝ても覚めても”を観たんですよ
なんせ、東出昌大と唐田えりかの不倫が話題になったし、寝ても覚めてもだもんね
邪(ヨコシマ)な妄想満開だったのに、見事に裏切られました
ショボーンです
キスシーンはあるけど、あとなんも無し
これは新人女優を飛躍させる目的の映画です
だから、ほとんど肌を見せる事もなく、ベッドシーンも無し
まだまだ出し惜しみできる期待の大型新人だったんでしょう
168cmのスラッとした美人
既に韓国で人気なのがわかるルックスですね
幼さもまだ残っていますし
まあ結局プレイボーイの共演者のおかげで、思惑は水泡と消えたわけですが
新人女優を売り出すにしては、浮かれたところもない、淡々としたシーンが続く
外見はいいのに彼女の良さが全然でてない
演出はしっかりしてるし、丁寧なんだけど
抑揚が無いのでなんの面白みも無い
デジャブを見ているみたいな感覚が・・・
なんと監督が”ドライブ・マイ・カー”の濱口 竜介だったんですねえ
なんという不運
ストーリーからして新人女優ができる役ではなかった
しっかりした演技ができる女優がやればずいぶん変わったと思う
全くのピント外れな作品になってしまった
この映画に唐田えりかを使うべきではないし
唐田えりかのためなら、ストーリーと監督を変えないといけない
ピント外れと言えば、ほとんど関東人の俳優に関西弁を使わせる意味があるのかい
唯一の西日本出身の山下リオは東京人役
関西弁の指導だけでも無駄な労力がどんだけいるか
原作は未読ですが、後半にいっきに話が動きます
コレは男性には書けないだろうなと思ったら、やっぱり女性でした
男には酷すぎるもの
が・・・・
結末はとてもつまらない
ヒロインの友人役の伊藤沙莉のように
やりおったなあっと喜んでいたら
結局、常識の範囲におさまってしまった
ほんま、つまらん
”鬼滅の刃”の結末みたいにつまらん
あそこまで行ったら破滅を見せてくれよなあ
ぜんぜん関係ないけど、ネコちゃんの名前
ちんたんって清湯(チンタン)スープからとったのかな
夢の中へ行ってみたいと想いませんか?
内容は、長編恋愛小説の映画化作品。同じ顔の男性の間で揺れ動く女性の心象風景を繊細に描こうとした作品。『何や!お前も結局見た目かっ?!』や『男はなっ他の男のチンチンが入った女はいらんのやっ』が印象に残りました。映像として伏線も上手い。雨と猫と川の映画だなぁと感じました。1番ヤバいのは寝ても覚めても夢を観ている感覚の主人公朝子かもしれません。出て来る主役の二人が人間離れした演技で浮遊感が物語を分かりづらくさせているように思う。自分としては唯一無二の親友役の伊藤紗莉が良かった。映画観てる貴方も同じ様な所あるでしょ?!と聞こえて来そうな映画ダダダ。
最低の女の子…
前々から気になっていた作品だが、例の事件もあって見送っていた。でもドライブマイカー、偶然と想像と来て、これは見なけりゃですね。
さて、それでは、この映画の感想。
それは最初から最後まで、ずっとつきまとう不安感。これと似たような経験はなくても、似た感覚は経験したことがある。恋愛のふあふあ感、危うさ、よくわかる。話は完全な虚構なんだけど(あんなにそっくりな人いるわけないだろ…)、でも溢れる現実感。
僕が亮平なら?…結局、赦すでしょ。
僕が朝子なら?…赦してください。
現実が虚実に飲み込まれる
主人公の俳優さん2人が見事に映画の世界に飲み込まれてました。
お陰で生々しかったです。ある種怖いです。だから芸術作品。
現実にあるわけないじゃん。というような初めての2人の出会い。
と思っていたけど、それは私の思い込みなんだなぁと他の方のレビュー見て思いました。
凄く感覚的、というか感覚で読み取る映画だと思う。
なんなんだ、この観賞後の感覚。
これはひとつの虚実から創造された現実。
こんな出会いも創造できるんだ。空気感で交信してるような。
正直良さが分からない
濱口竜介監督の商業映画デビュー作で、カンヌ国際映画祭にも出品されていて期待値が高かったこともあってか、少し拍子抜けしてしまった。
あらすじを見ているとそれを単調になぞったストーリーでじれったく退屈だった。
後半からはなんだそれという唐突な展開で冷めてしまう。薄っぺらい男女の恋愛に付き合わされた感じ。
慣れない関西弁も平坦で棒読みに感じてしまった。
教科書通りの優等生?
大阪弁、やたら北へ西へと意味無く移動のロードムービー、モンタージュ、俯瞰描写の多様・・・黒沢的描写、舞台演出、チェーホフラブ❤️伊藤沙莉の関西弁完璧❗図らずも舞台を演ずる者達を敢えてスクリーンに通して観客を覚めさせるこの手法に監督はチャレンジしてるだけ?次回作で辛うじてこの手法は進化はする事にはなるのだが・・・そして愛が軽い。見れば見るほどポイントが下がる。まさかとは思ったが最後に主人公走らせよった・・・😅映画が見えとらんのか新しい映画を作ろうとしてるのか・・・セミの声、雨、捨てきれぬ猫🐱・・・小細工多すぎ。もっと整理せんと。各シークエンスはとても良くできてるのに作品としての纏まりがどうしてこんなに無いのか?。一応次回作が進化してたのでこの作品は★ふたつ。
恋愛の非社会性を克明に描写した傑作
観たことのない種類の映画である。
まず冒頭の始まりのところ、ラブストーリーだと思い見始めると突然80sのプログレッシブロックのようなシンセが流れはじめて"なんだこれは?"となる。不気味だが画面にとてもマッチしている。
素朴なふんわりした可愛い感じの服装の女の子が歩いている。それを遠巻きに長回しで撮っている。足早で何か焦っているようだ。
場面は変わり写真展?ひとつの写真の前で立ち止まる。女の子の顔が映る。写真に見入っている。鼻歌が聞こえる。男が後ろから現れて消える。女の子が振り返る。男を目で追う。男はフラフラと歩いて画面から消える。
場面が変わり、女の子はパンフレットを手に取る。さっきの男が通り過ぎる。女の子は待ち伏せしていたのだ。エスカレーターに乗った男を女の子は追う。外に場面は変わり、階段を登る男を追う女の子。階段の上の広場で少年たちが爆竹を鳴らす。驚いて逃げ出す少年たち、爆竹の音に振り返る男。待ち望んでいたようにそれを見つめる女の子。
不思議な映画である。
この冒頭だけで私の心は完全にこの作品に取り憑かれてしまった。何かおかしなことが持ち上がってるとこの時点で理解した。これはただのラブストーリーではなく、危険な何かである。それはたぶん社会の規範から外れるような何かである。ただそれがなにかを説明することはできない。
現代人の我々にとって恋愛とは何か、私はこの映画を観て考えずにはいられないのである。それは友達を早産させ、1人の男性の人生を一変させてしまう。でもそれだけではない。この映画ではそれを明確に説明していない。気配を感じるだけだ。その気配に私は戦慄したのである。
この気配というのは、いわば芸術そのものなのかもしれない。朝子と良平の関係は芸術と社会の関係のようにも思われる。恋愛の爆発は一種の芸術である。非社会的な行動なのだ。それと同時にとても儚く尊く美しい。彼らの個人的な恋愛を作品の評価とごっちゃにして語る方が多いが、愚かとしかいいようがありません。というか、むしろこのすごい作品のエネルギーに2人が飲み込まれてしまったとしか思えず、逆にそこまで本気だったのか!と私は嬉しくなる。彼らはマジだったのだ。
最後に朝子はあの海で何を見たのだろうか。
原作には麦は宇宙人という裏設定がある。もしかしたらUFOを見たのか。ただそれを画面に映さないのが監督の高い知性と芸術性のなせる技か。未確認生物であることを比喩として使ってもっと深いその"何か"を感じさせることに成功している。大傑作である。
愛に幻想を抱くな
ドライブ・マイ・カーをきっかけに濱口監督作品が気になって鑑賞。
朝子を演じた唐田エリカの無表情で大根気味の演技が敢えてなのか天然なのかが気になるところ。台詞も少ない。
自分ならどうするか、自問自答しながら鑑賞したけど、朝子の気持ちには終始あまり共感できなかったな。いや、でも一人の相手にのめり込んだら、その人を忘れることは難しいかも。しかも麦は突然消えるしね。
主役の二人より、脇を固めた役者が良かった。
中でも伊藤沙莉の演技と関西弁がピカイチ。あの岡崎親子もいいな。田中美佐子と息子とのやりとりに感動しちゃったよ。
役者はいいが
女性像が最悪。しぶとくてわがまま自己中。大人しくみえて一番ずうずうし嫌な女。不愉快極まりない。
役者はみないいだけに。気分悪い。
監督がこういう女が好きなんだね。
それと半端な関西弁が気持ち悪い。
なんで仙台の手前だったんだろう
監督の最新作がカンヌで賞を獲ったと知り
調べたら3時間の長編
とりあえずは前作を観てみようかと
あぁこれね~
レンタルで3回に分けて鑑賞
30~40分のちょうどいい頃合いで
エピソードが展開するので飽きずに引き込まれた
東日本大震災とか閖上のあたりも出てくる
大方のオトコは東出②の立場でこの映画を観るだろうから
勘弁してケロや~というところだと
まぁ人間は理屈では割りきれぬ行動をする
なんで仙台の手前だったんだろう
ヒロインはフワフワした
つかみどころがない役にはまっていた
芝居とリアルな世界の境目がわからなくなってしまったか
この作品だけでは惜しい 違うものも観てみたい
監督の次回作とかで復活してほしい
東出のBLUE/ブルーはよかった
原作があると知り意外 ちと読んでみたい気も
出だしの写真とか東出①のキャラから
難解なものを想像していたのだが
意外と分かりやすくていい映画だった
好き嫌いはあるだろう
エンドロール 富士フイルム が何故か前株になっていた
正しくは後株 一部の関係者を除けばどうでもよいことだが
【RIVER】
人は人の一体何を好きになるのか。
僕が映画のレビューを投稿し始める直前くらいに公開された映画で、あまりにも印象深くて、作品を見た後、主題歌をすぐダウンロードしたのを覚えている。
tofubeatsの”RIVER”の歌詞が、あまりにも、この作品をうまく表しているような気がしたのと、エレクトロニックにアレンジされた微妙に揺らぐ歌声も映画にマッチしているように思えたからだ。
この作品は、誰もが経験する人を愛するという心の揺らぎ、時にはゆっくり、時には急に変化する揺らぎを見つめた秀作だ。
(※ 非難は覚悟の上でだが、この作品で共演したら、主演の2人が惹かれ合うのも理解できる気がするのは僕だけじゃない気がする。特に、女性の方は、そうじゃないのかなあ。失礼しました。)
人は人の一体何を好きになるのだろうか。
価値観が同じ、趣味が一緒。
一目惚れもあれば、クッシーとマヤのようにぶつかり合った末に深く結びつくこともある。
しかし、人は、不思議と一瞬にして燃え上がった恋を忘れられないことも多い。
別れた人の幻影を雑踏のなかに探したり、別の相手に面影を求めたり。
麦は、いつも、どこかで人を支えようとしていたのだろうか。
そっくりな亮平。
朝子が抱え続ける異なる中身への違和感。
そして、定まらない心。
麦が現れたのは偶然ではないだろう。
もう、心配してもらう必要はないから。
心配されて側にいるのは、きっと愛することとは違う。
それに依存することも、愛していることとは異なるだろう。
愛することは、きっと、さまざまな想いや葛藤を抱えながら、自分自身とも向き合い、考え続けることも含んでいるのだ。
仮に、”自分のことばかり”と言われたとしても、愛するのは自分自身の気持ちのはずだ。
昔、僕も、付き合っていた人に同様に叱責されたことがある。
でも、よく考えても考えても、人を愛するのは自分自身の気持ちのはずだ。
だから、考え続けるのだ。
寝ても覚めてもだ。
それは、亮平も同じだ。
だから、自分自身の怒りと、ほのかな期待を抱え、向き合いながらジンタを大切にしていたのだ。
人は一体人の何を好きになるのか。
実はさまざまなのだろう。
反対の行動に出ることだってあるだろう。
だから、愛し合うことも含めて、ずっと人は考え続けるのだ。
寝ても覚めても。
以下、tofubeatsの”RIVER “の歌詞の抜粋
寝ても覚めても愛は
とめどなく流れる
なぞるたびに線は
太く 深く 強く
空から降った雫を
集め今たどり着いたよ
一度生まれた愛は
二度と消えることなく
空と海のあいだを
まわる まわる まわる
大雨が降ったあとに
溢れ出た気持ちをそっと
すくいあげて
ふたりの愛は
流れる川のようです
とぎれることないけど
つかめない
柴崎さんの小説に興味があったが、、
映画をネトフリで先に見ました。朝子の会話が、棒読みにしか聞こえない。ああいう、うちに秘めた、一見おとなしいが、実は自分の意のままに生きている人、は確かにいる、でも、うちとそとでは多少違うはず、、朝子はその2面性が見えないから、セリフにしか聞こえない。亮平、麦も、感情が見えない。
友達や周りの人のほうが自然だった。
二人はやはり不自然だった。
小説をやはり読むべきか。
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