劇場公開日 2018年9月1日

  • 予告編を見る

「なりたい男」寝ても覚めても hideaquiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なりたい男

2020年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最近、いまもっともかっこいい男は福山雅治じゃないかと思っていて、彼の楽曲でもっともいいのは「家族になろうよ」じゃないかと思っているのだが、なぜ「家族に」だと思うのかというと、恥ずかしい告白だがその家族観に共感するからなのだが、この「#寝ても覚めても」のヒロインは、この世に数多ある女性像のひとつのステレオタイプだと思うし、少なくない女性がこの唐田えりかに「あー、私だ」と思い、それ以上に多くの男性が、後のほうの東出昌大を「これは俺だ」と思うと考えられ、それは「家族になろうよ」の表象で、本当は先の方の東出昌大になりたかったんだけどな、と思っているはずで、そのどちらも体現しているのが福山雅治だと思うのだ。

いい映画だ。「あの夏いちばん静かな海」以来かな。

コメントする
hideaqui