「わざとらしい関西弁にカタコトの女優」寝ても覚めても もち米太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
わざとらしい関西弁にカタコトの女優
序盤から聞き慣れない関西弁にすでにアウトだった。
違和感すごい。関西弁ってこんなだっけ??みたいな。
言葉に慣れようとしてるうちにストーリーに、置いてかれた感はある。完全についていけなかった。
ストーリーについても、共感できるところがなく、
朝子のとんでも行動に失笑するしかなかった。
何度、ビンタされろ。と思ったことか。
麦のとこから帰ってきた朝子が許しを請うシーンにいたってはなんでこの子はずっとカタコトみたいな、単語だけの喋り方なんだろうとすらおもったし、全体的に褒めたいところがない。
あえて、褒めるところをあげるとすれば
唐田の顔がかわいいとこ、、かな、、、、、?
でもそれも後半は狂気でしかなく、理解の範疇にない
彼女に嫌悪すら感じた。(失笑まじりだけど)
これがこの映画のねらいなのだとしたら、★5だし、
キャスト、演出、原作、全てにおいて完璧だとおもう。
このふたりのこれからは泥沼でしかないだろうな。
ああ、これが観客のたどりつくべきゴールなのか
私も一度目はあなたと似たような感想でした。しかし何か惹かれるものがあった。月に3本なんの予備知識もなく直感で選び映画を観ます。だからちょっと複雑なストーリーは理解できない事も多い。単純で明快な映画が面白いとの感想を持ってしまう。【寝ても覚めても】はいろいろな方のレビューを見て新たな発見や監督の意図を知りそれで二度目を観ると最初は見えなかったものが見えたりステキなシーンを見つける事ができた。もはや関西弁が不自然とかどうでもいい。あの言葉の響きやアクセントさえグッと来る。そんな今までの私を変えた作品でした。自己採点10点上がりました。