バンブルビーのレビュー・感想・評価
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気持ち伝わるバンブルビー。
トランスフォーマーは観てなかったですが、予告編で面白そうだったので、バンブルビーを鑑賞。洋楽懐メロに乗せて、表情豊かな(なんと!ほんと表情豊か!)バンブルビーとヒロインの交流が愛おしい、、、ロボットから矢継ぎ早に姿をかえる様はさすが!鮮やかで感心しちゃう。
バンブルビーが隠れる時に小さくなって、隅っこに隠れてるつもりになったり、亀になったように丸まったりとか、おかしくて可愛い。メカ対メカの戦いだと、もっと共感できないかと思ってました。予想より面白かったです。エンディングの曲もGOOD!
たった一人のヒロインと、彼女が結ぶ友情によって、シリーズが息を吹き返した
マイケル・ベイは嫌いではないが、しかし彼の『トランスフォーマー』へ賭ける思いは時としてあまりに巨大すぎて、私としては受け止めるだけでも疲労困憊していたように思う。そんなベイがプロデューサー側に回った本作はこれまでとは一変。身近な、半径10メートル圏内で遭遇するような、とても不思議でワクワクし、そして心温まる友情の物語だった。この手触り感、最高ではないか。
80年代の濃厚な空気、そして音楽に彩られながら、ヘイリー・スタインフェルドが思春期のモヤモヤした思いを胸に、精一杯の勇気を振り絞る。同じ子供時代を経てきた人なら、この気持ちに共感せずにいられないだろう。これまでように肥大化し続けるのではなく、本シリーズはロボが身をかがめて寄り添ってくれる等身大のサイズへ生まれ変わった。CGの素晴らしさもさることながら、シリーズはこのたった一人のヒロインと彼女が結ぶ友情によって見事に息を吹き返したのだ。
予算削減で変形・戦闘シーンは物足りないが、青春映画としてはありか
シリーズ第6作にして初の前日譚、初の女性主人公、そして監督がマイケル・ベイじゃないのも初(アニメーター出身、「KUBO」で監督デビューして実写監督は本作が自身初というトラヴィス・ナイト)と、初物づくしの「バンブルビー」。実は予算を大幅に抑えられて、前作「最後の騎士王」の2億1700万ドルに対し本作は1億3500万ドル。予算削減の影響がVFXを直撃し、シリーズの目玉であるトランスフォーム場面やバトルシーンが少ないし、描き込みも足りない。
製作陣は割り切って、ヘイリー・スタインフェルド演じる主人公チャーリーとバンブルビーが友情を育む過程と、彼女の成長物語を映画の主軸に据えた。ビジュアル的な刺激を期待しすぎると当てが外れるが、青春映画として楽しむならありか。予算相応の興収は達成したようで、「バンブルビー2」の企画が進行中と報じられている。
BGMいいねー
トランスフォーマーシリーズのスピンオフということで、最初のシリーズ作のそれ以前という設定だが、ビートルが変身してロボットにっていうことがワクワクするねー。
当時、映画館で見て面白いと思ったんだけど、今回動画配信で自宅で見たんだけどやっぱりいい。
最後に、ビートルからカマロに変身したのが、そういうことだったのかー。
と、あらためて納得しました。
それにしてもBGMいいねー!
80年代の曲が次々とかかるからそこも入り込める。
ホッコリする!バンブルビーはお友達!
「トランスフォーマー」のスピンオフ?本編でも人気のバンブルビーを主役にした本作、とても面白かった! 今までの画面狭しと大暴れするド派手な作品と異なり、ホンワカとする心暖まるストーリーでした。
もちろん、オートボット同士のハデな戦闘シーンもあるのですが、この作品に関して言えば、それがオマケのような気さえするほど清々しい話でした。
主役の女性も18歳の役どころの割りには幼く見えて、まさに少女との絆って感じで良かったです。
そして、なによりバンブルビーが可愛らしい!微笑ましいどころの愛らしさじゃないほど愛しくなっちゃう!ただのロボットじゃない。コロ助みたい?
もちろん、80年代のミュージック満載で、洋楽詳しくないんですが、心地好くなるリズムばかりでした。
【ネタバレ】
セクター7の軍人も単なる憎まれ役でなく、最後には微笑ましい気分にさせてくれます。
そして、本編のシリーズへのリンクも満載。
前日譚でありながら、何故彼女が本編に出てこないのかも納得できます。
変身する車が違うのもちゃんとストーリーに出てくる。
いやー、良くできた一本でした。
ガールミーツロボット
トランスフォーマーシリーズ制覇もいよいよ最後まで来た。最新作のビースト覚醒はまだだが、アマプラで見られる所はここが最後。
オプティマスの戦いは前回でやり切った感があるのか、初回の前日譚をやることにしたらしい。
あのバンブルビーが声を失くしたのは何故なのか。などなど。
今までのシリーズとはかなり毛色の違う雰囲気で、ポップな感じがとても良かった。
バンブルビーの戦闘はロボットらしからぬ格闘センスで見応えもあってよい。
バンブルビーが人間界で戸惑い、女の子がその対応に踊らされる流れは、よくある構図で微笑ましい。
ロボットはあんまり出て来ないので、そういう迫力こそないけれど、シンプルなストーリーで気楽に楽しめた。
Don't you forget about me. ベイが抜けるだけでこんなに爽やかな映画になっちゃうの!?
ロボット生命体”トランスフォーマー”たちの戦いを描くSFアクション『トランスフォーマー』シリーズの第6作にして、オートボットの戦士バンブルビーをフィーチャーしたスピンオフかつ前日譚。
時は1987年。鬱屈した日々を送る少女チャーリーは、18歳の誕生日に打ち捨てられていた黄色いビートルを譲り受ける。機械弄りに長けた彼女はそれを自ら修理して愛車とするのだが、なんとそれは惑星サイバトロンから送り込まれたトランスフォーマーだった…。
主人公チャーリー・ワトソンを演じるのは『はじまりのうた』『スパイダーマン:スパイダーバース』のヘイリー・スタインフェルド。本作のエンディングテーマも手掛けている。
バンブルビーの声を演じるのは『インターンシップ』『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエン。
シリーズの監督を務めてきたマイケル・ベイは、本作では製作のみを担当している。
製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。
良くも悪くもマイケル・ベイがフルスロットルでぶっ飛ばしまくっていた『トランスフォーマー』シリーズ。回を重ねる毎にあらゆるベイ要素が過剰になっていったが、第5作『最後の騎士王』(2017)ではそれがついに限界を突破。常人では理解不能な域に到達してしまった結果、興行的にも批評的にも大コケしてしまった。
その失敗もあってのことだろうが、今作ではシリーズの舳先を全く別の方角へと向けた。時系列を80’s、つまり「トランスフォーマー」というおもちゃが生み出された時期に合わせる事で過去作との区別を明確にし、またバンブルビーとティーンエイジャーの少女チャーリーによるバディものにする事でアクション一辺倒な作風から脱却し、ジュブナイルSFという新たな方向性を打ち出した。
時代もジャンルも変わったわけだが、なんといっても最大の変化はマイケル・ベイが監督から降板したことだろう。ベイの代わりに監督を務めるのは、名門アニメスタジオ「ライカ」のCEOでもあるトラヴィス・ナイト。アニメ畑から人材を引っ張ってくるという大胆な采配は、結果として大成功。子供を楽しませる術を知るナイト監督を起用した事により、『トランスフォーマー』は正統派ファミリー映画という本来あるべき姿を取り戻した。
ベイの降板によりシリーズの持ち味であった異常なまでの派手さと過剰なまでの下品さ、気が狂いそうになるランタイムの長さは嘘のように消え去り、登場人物が手を繋ぐのか否かにまでヤキモキするような青春の甘酸っぱさが詰まった可愛い映画へと生まれ変わった。こういった濃厚なベイ味を好む観客が本作をどう評価するのかはわからないが、少なくとも普通の映画ファン、普通のトランスフォーマーファンは本作の爽やかさを歓迎する事だろう。
本作は古式ゆかしい宇宙人居候コメディの系譜に属する。作中にも登場する『アルフ』(1986-1990)は所ジョージの吹き替えのおかげで我々日本人にも馴染みが深いテレビドラマだが、この作品が本作に大きな影響を与えていることは間違いないだろう。『E.T.』(1982)からの影響も窺えるが、これはやはりスピルバーグが製作総指揮を務めているからだろうか?
宇宙人居候コメディでありながらロボット居候コメディでもある本作。ビーの可愛さにはかなり『ベイマックス』(2014)っぽさがあるわけだが、それよりもむしろ山崎貴監督の『ジュブナイル』(2000)を思い出したのは自分だけではないんじゃないだろうか。
ビーの表情の豊かさや仕草には日本アニメの影響を感じさせる。そう言えばチャーリーのバイクの止め方はまんま『AKIRA』のオマージュでしたよね。そういう目線で見ると、今回のビーは『天空の城ラピュタ』(1986)のロボット兵っぽくもある。チャーリーが傷つけられて軍隊相手に暴れるビーの件はすごく『ラピュタ』ぽかった。
とまぁ事程左様に、先行作品を挙げると枚挙にいとまがない。このようにロボット/宇宙人とティーンエイジャーの友情譚なんていうのは手垢がついた題材なわけだが、それでいて映画が陳腐な出来に落ち着いていないのはビーのCGのクオリティの高さと、チャーリーを演じるヘイリー・スタインフェルドの演技力の高さが高次元で噛み合っているから。いやほんと、悩める青少年を演じさせたらスタインフェルドの右に出るものなしって感じっすわ。どんなジャンルの映画だろうと、いつも彼女は素晴らしいっ👏
そこに80’sの華やかなファッションとご機嫌なロック&ポップスがかかりまくるんだから、そりゃノらないわけにゃいかんでしょう!最高っー!フゥー♪
「ダムド」に「モーターヘッド」に「ザ・スミス」に「エルヴィス・コステロ」に「ローリング・ストーンズ」。チャーリーのロックTシャツええなぁ…。
シナリオは正直いってかなり緩い。チャーリーの悩みはありきたりだし、家族との絆の再生も紋切り型。
予算の問題もあるのだろうが、ジョン・シナ率いる「セクター7」の軍隊が部活動くらいの規模感だったせいで緊張感みたいなものは全然ない。ザルってレベルじゃねーぞ!!ジョン・シナ使ってる時点で絶対悪者じゃないんだし、別に軍隊との間でのサスペンスは要らなかったよね。
今回ビーと敵対するするディセプティコンは主に2体。これまでのシリーズに比べると嘘みたいな規模の小ささである。このコンパクト感が本作の良さなのだが、同時に物足りなさもちょっと感じてしまう。ベイのせいで感覚が麻痺してるっていうのは重々承知しているのだが、もう少しラストバトルに派手さがあっても良かったような気もする。
もっとシナリオを締める事は出来ただろう。ただ、このゆるさが80'sのサンフランシスコのゆるさとマッチしており心地が良いのも確か。この映画に流れる一昔前のファミリー映画っぽい大らかさはとても美点だと思う。
あれ?ビーってWWⅡでナチスと戦ってたんじゃなかったっけ?…とか、そんなことを気にしてはいけなーい!
シリーズの仕切り直しは、ベイが抜けるだけでこんなに観やすくなるのかと驚く事間違いなしの快作だった!
今回でビーとチャーリーのコンビは解消されちゃったわけだけれど、まだまだこの2人の友情を観ていたい!シリーズ化しないかなぁ〜…。
※吹き替えは残念ながらタレント声優を起用。土屋太鳳と志尊淳、オマエら腹から声出せ!!役者の基本だろ!!💢
選曲がいいんだな
2024年7月12日
映画 #バンブルビー (2018年)鑑賞
#トランスフォーマー シリーズ第6作目。スピンオフとして開発されたが、後にフランチャイズのリブートと宣言された
1作目の20年前が舞台で、トランスフォーマーが地球にやって来ることとなった経緯がわかる
#ジョン・シナ は軍人役がハマるな
バンブルビーの溢れる子犬感
トランスフォーマーは情報量多すぎて最後あたり疲れてしまったのですが
こちらはわかりやすいストーリーだったため感情移入が簡単に出来とても良かったです
トランスフォーマー皆少しデフォルメされて可愛くなっていたのが個人的には推せるポイントの1つでした
序盤は笑い所、終盤は涙ほろり
とても面白かったです
バンブルビー可愛すぎ!
女の子版「アイアン・ジャイアント」‼️
「トランスフォーマー」シリーズは、私が世界で一番嫌いなハリウッドのフランチャイズ‼️爆発が派手なだけの意味のないアクションシーン、滑りっぱなしのギャグ、むやみに詰め込まれた無駄なエピソード、中身空っぽの人間ドラマ‼️幼い頃にオモチャとアニメの「トランスフォーマー」が大好きだった私は、マイケル・ベイ監督の全5作の映画版にホントにガッカリさせられたし、失望させられました‼️そして今作は私の中での「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフにして敗者復活戦‼️物語は1987年を舞台に、地球に飛来してひとりぼっちになってしまったバンブルビーが、孤独な18歳の少女チャーリーと出会ってお友達になる、という女子高校生版「アイアン・ジャイアント」‼️まずロボットたちの故郷セイバートロン星で繰り広げられるド迫力のロボット大戦争シーン‼️大興奮です、シビれます‼️そしてロボットたちのデザインも、無駄に生物感が漂うベイ版とは違い、オリジナルのアニメ版に近いデザインなのもいいですね‼️バンブルビーもヒロイン宅のガレージで体育座りする可愛い描写から、敵ロボットを返り討ちにする恐ろしい描写まで、近くにいて欲しい奴感満載‼️監督が名作アニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」のトラヴィス・ナイト監督なだけに、ロボと少女の涙の交流、80年代ネタ満載な少女の青春、少女の初恋模様をハートフルに盛り込んだ奇跡の1時間54分‼️ヒロイン役のヘイリー・スタインフェルドちゃんもホント魅力的‼️マイケル・ベイ監督には申し訳ないけど、この「バンブルビー」こそ、私が観たかった真の「トランスフォーマー」なんです‼️
1980年代のクルマ、わかりやすい悪、変形多め、戦いはラストのみに...
1980年代のクルマ、わかりやすい悪、変形多め、戦いはラストのみに持ってきてスッキリ決める、秘密の友情、家族愛など簡潔に的を絞った今作は、子供の頃にTVアニメで観た雰囲気も再現されていて楽しい。
これまでのシリーズの続編ではないので、一見さんでも『グレムリン』や『ET』を観るような軽い氣持ちで視聴できると思う。
当時のアニメファンには嬉しい要素として、ディセプティコン(当時デストロン)の”サウンドウェーブ”とサイバトロンチームの戦いのシーン。”サウンドウェーブ”の胴体から排出されるカセットテープがジャガーに変形で興奮。
1980年代らしく、VHSやレコードプレーヤーなどレトロな小物と当時の歌を多用している。アニメの映像化の原点回帰を果たした、古くて新しい『トランスフォーマー』。
悪くないけど見所もない
「チャッピー」と「リアルスティール」を混ぜて悪いところだけ抽出したみたいな前半。
つまらないことはないけど何だか退屈で古くさいストーリーなんだよね。昭和のノリって感じ。時代設定が80年代だからある意味で時代感にマッチしているともいえるが、バンブルビーをはじめとするトランスフォーマーの方々が未来感あるせいで、どうにもちぐはぐに感じる。
後半のアクションパートになってからは、まあそれなりに楽しめた。映像はとても良かったと思う。
特に、シャイア・ラブーフが出てた「トランスフォーマー」の二作目で、ぐっちゃぐちゃで何をやっているのかわからないCGを見せられて続編をギブアップした私は、本作で登場キャラクターの少なさ故に、少なくとも何をやっているか理解できるくらいのCGアクションになったのは喜びだった。
それと、若い女性が主人公だったり、バンブルビーのデザインが可愛らしい感じだったりと、従来のトランスフォーマーシリーズだけでなくハリウッド映画全体でみてもアメリカでは斬新さがあるのかもしれないが、日本人としては懐かしい感じすらするものがあり、新しさは全くない。
一周回って今時そんなベタなことするか?ってくらいの昭和感。うん、まあ、設定としては合っているし、それが悪いということもないのだが。
今回は人に薦められてたまたま観ることになったくらいに興味がなかった作品なので、そこそこまあまあ期待程度の内容にイマイチ評価も上がらないけれど、興味をもって観る方には期待通りの作品で満足できるかもしれない。
バンブルビーの可愛さがすごい
先言います。ぶっちゃけ内容は映画版TF1の焼き直し(リブート?)です。
あれ……?これサムを女の子にすげ替えただけでは……?
心做しか1より戦闘シーンは消えて、心通わせる事に尺を割いているので初見さんはかなり取っ付きやすく、(数年前なので怪しい記憶ですが)観客も女性が多かったような……何があっても、あなたを守る。なんてキャッチコピーぶっちゃけ全女子に刺さるよね!?
あとバンブルビーがものすごく可愛い。あざとい。かわいい。
個人的に1番嬉しかったのはTFの初代アニメ(G1)のキャラデザ二寄せられたことです。
私はディセプティコン側が好きなんですが、冒頭のサイバトロン星での戦いのシーン……これだよこれ!!!求めてたのはこれ!!!!
正直、実写TF1も大好きで人生の映画と言えるレベルなんですが、一緒に見たTF詳しくない友人や完全初見の知り合いからは、敵と味方の区別が付きにくい、敵のカラーが全員銀色のせいかめちゃめちゃ覚えにくいとそこに関して大不評だったのですごく嬉しかったです。ほんっっっとにありがとう。
そしてこの作品単体で見ても完成しているから人にオススメしやすいのもポイント。ここから入るのも容易だし、トランスフォーマー初めての人にぜひ見て欲しい。
今までのトランスフォーマーから頭を切り替えろ!
新作も始まるので今のうちに見てないバンブルビーを観賞!
見終わった感想は満足!
しかしながら大好きなオプティマスが出てくるのはほぼ冒頭とラストのみw
もう少しドンパチ、ドッカンが見たかった。
まあ今回はバンブルビーが主役なのはわかってますが、戦闘シーンや変形シーンがいかんせん少ない。まあ予算や今回は監督がマイケルベイじゃないってのもあるとは思いますが、、。
あのごちゃごちゃしたわけわからん感じも大好きですが今回は我慢。
しかし今回はストーリーをゆっくりと楽しむ作品。
なんともパッとしない主人公のチャーリー。
特にバイトシーンは懐かしい感じの色使いのコスチュームにも笑ってしまう。
父を亡くし、自分にもあまり自信が無く家庭環境も不安定。誕生日プレゼントがまたクールw(でもちゃんとかぶるんだw)
そんなチャーリーもどんどん魅力的になっていき最後には好きになってしまう。自分に娘がいるのでそれもかぶって少し観ていて泣きそうになる。
脇役も少しずつ魅力的に、家族のカーチェイスのシーンは非常にウケるw
こういうところのセンス良し!
流れとしてありきたりではあるが、トランスフォーマーの変形やバンブルビーとの心の交流を丁寧に描いておりまた違った味を演出している。
それを少しずつ盛り上げる80年代の小物や音楽の数々!
少し自分は下の年代だし、洋楽はさっぱりなのでドンピシャで楽しめなかったが、、。
そこがヒットする人にはもっともっと楽しめる作品でしょう。
大好きなトランスフォーマーシリーズの次回以降に期待する。
親子で見たいは見たいが
男の子が大好きなお話だと思います。残念ながら、いっしょに見ることはできませんでしたが、小学校高学年くらいの男の子だったら、ハートを直撃するんじゃないでしょうか。科学的考証とか、お話のツジツマとかは置いといて、エモーショナルな演出に心を震わせる映画です。
予告編での、10代の少女と変形ロボットという似つかわしくない組み合わせに、がぜん興味をかき立てられ、今までまったく触ったことのない『トランスフォーマー』シリーズに初めて触れました。どうやら、現在の戦いを繰り広げるよりもちょっと昔のお話しらしく、1987年のアメリカ西海岸が舞台になっています。この時代を舞台にする映画って、最近やたら増えました。『キャプテン・マーベル』『ワンダーウーマン』『アトミックブロンド』などなど。
使われる音楽や、キャラクターのファッションなんか、バッチリ80年代のもので、当時の空気を懐かしく感じることが出来ます。たぶん、その年代の青春に理解のある大人たちは、子供がもう大きいと思うので、親子で見るにはちょっときついかな。
『ラブバッグ』『E.T.』『アイアンジャイアント』などの映画の影響が色濃く感じられます。ただし、少女が主人公だったり、軍人の幹部クラスに黒人がいたり、おそらく当時の時代背景では考えられないようなキャスティングなのは、近頃流行りの多様化への配慮からでしょう。
楽しくて、ちょっとクスッと笑えて、最後ほろりとさせられる。すごくいい映画です。大人にはちょっと奇抜過ぎるかな。
2019.3.26
バンブルビーがとにかく可愛い
トランスフォーマーシリーズは未履修で、ロボット系の作品には苦手意識がある私。バンブルビーは面白いよ、と友達に言われて鑑賞。
最初、宇宙での(?)戦闘シーンみたいなやつがでてきて、「あーーこれは観れないやつかもしれない」とおもったけど、すっと視点が等身大になって安心した。笑
相方いわく、「ファンのためのサービスシーン」だったらしい。
最初の朝の支度をするチャーリーの挙動の一つ一つや表情がとても魅力的で、すぐに引き込まれた!
ストーリーが一本筋でとても分かりやすく、悪役ももうどっからどうみても悪役!という感じなのが観やすかった。
バンブルビーと少女の友情の物語を本筋に、家族のキャラクターもスパイスになっていてよかった。
あとは、バンブルビーがコミカルでとにかくかわいい!!
「卵を投げるのよ」って指示されて、いたずらが楽しくなっちゃって、車のボンネットでピョンピョン跳ねてるバンブルビーがツボだった。笑
あと、お母さんが乗っていっちゃったバンブルビーを追いかけるシーンも好き!
男の子も、もうとにかくいいやつでよかった。
最後の方の戦闘シーンがただただロボット同士で戦闘するだけじゃなくて、チャーリーの動きもあって協力し合っていたのがよかった。ロボットバトルって私は眠くなっちゃうことが多いのだけど、終始興奮して観れた!バンブルビーからいろんな武器が出てくるのも、!?って感じで面白かった!
青春物語とロボットバトルの合体
本流シリーズよりスピンオフ作品の方が面白かった。これ程、感動的な作品だとは思わなかった。本作は、トランスフォーマ本流シリーズのスピンオフ作品である。本流シリーズは、ド派手なCGを過剰に駆使した動的SFである。本作は、そんな本流シリーズを踏まえてはいるが、本作のメインは青春物語であり、青春期にある少女の苦悩、葛藤、不安などを丁寧に描くことで、動的なSFと静的な青春物語を融合した出色な作品に仕上がっている。
本作の舞台は1987年のアメリカ。主人公である18歳の少女・チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は、実父が亡くなり、義父のいる新しい家庭に馴染めず、悶々とした日々を過ごしていた。車好きの彼女は、ある日、中古の車を見つけ修理していくが、その車には大きな秘密があった・・・。
本作は、本流シリーズの前日譜であり、本流シリーズの源流という位置付けだが、作風が全く違う。ロボットバトル、変身に終始した感のあるSF本流シリーズに対して、本作は、人間ドラマをメインにして、チャーリーとロボット(バンブルビー)との触れ合いを主軸に描いている。
スピルバーグ監督作品のETを筆頭に、人間と異種生命体、ロボットとの触れ合いを描いた作品は多いが、本作はその青春篇とも呼べる作品である。主人公を青春期にある少女、1980年代の曲を散りばめたことが奏功し、1980年代の青春映画の雰囲気に溢れている。年齢的に、様々な出来事に遭遇した時のチャーリーの心情には、違和感なく、感情移入ができる。本作がSF作品であることを忘れてしまう。
相変わらず、ロボットバトルなど、SFとしてのクオリティは高いが、敢えてそれらは必要最小限に留め、ストーリー展開を重視しているので、作品全体としてのまとまりが非常に良い。加えて、登場人物たち(バンブルビーはロボットだが)の心情をしっかり描いているので、感動的な作品になっている。やはり、人を描く作品には観客を感動させる力がある。
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