バンブルビーのレビュー・感想・評価
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トランスフォーマーらしくない爽やかで明るい作風がいい!
マイケル・ベイじゃなくなったからでしょうけど、これまでのトランスフォーマーシリーズと全然違う味わい。物凄く分かりやすいし、シリーズで初めて眠くならなかった。(笑)
主人公とバンブルビーの触れ合いを通して周囲と理解し合っていく様が素敵です。 アメリカンポップミュージック盛りだくさんで、ギャグもいい感じ。何も考えず楽しく観れます。私がトランスフォーマーに求めているのはこのくらいのポップさだったので、これからもこの調子でお願いしたいです。
可愛さも満点。孤独な心と心が生んだ、奇跡の友情。
【賛否両論チェック】
賛:本来はカッコイイバンブルビーの、キュートでチャーミングな描写が多く、観ていて心温まる。彼とチャーリーという孤独な者同士の友情にも、思わず感動させられる。
否:CG満載のアクションは、如何せん好き嫌いが分かれそう。ストーリーもかなり荒唐無稽で、ツッコみどころも多い。
予備知識は勿論あった方がイイですが、最悪無くても大丈夫そうです。
本作でまず特筆すべきは、バンブルビーの「可愛らしさ」です。いつもはお調子者で、それでいて強くて勇敢な戦士のイメージが強いバンブルビーですが、今回は記憶を失ってしまったため、好奇心旺盛だけれどもとっても怖がりな、なんともキュートなキャラクターになっています。その一挙手一投足が、次第に愛らしくなってくるから不思議です(笑)。
そんなバンブルビーと、ヒロインのチャーリー。どちらも独りぼっちでいた心同士が惹かれ合うように運命的な出逢いを果たし、次第に深い絆で結ばれていく姿は、人間とオートボットという種をも超えて、すごく心が温められるようで、胸を打たれます。
アクションは言わずもがな大迫力ですが、好き嫌いは当然分かれそうなところでもあります。シリーズの時系列としては最初のものなので、この作品から「トランスフォーマー」にハマってみるのも、ありかも知れませんね。
雰囲気を楽しむ映画
何で地球に来る前から車の形してるの?とか何で最初から言語設定が英語なの?とか
何で軍事施設に一般人が簡単にはいれちゃうの?米軍しょぼすぎじゃね?みたいな疑問点はあるが、それは意外とそこまで気にならなかった。
何か雰囲気がいいから、もうそれでいい。
バンブルビー
ストーリーはシンプルでわかりやすい気がするが、それは私があまりにも非凡であるからだと思う。友情愛情心あたたまる映画であるのは間違いないが、実際少し斜に構えてみたらなかなか難しい気もする。現代Aiの進化はどこまで進んでいるのか?この世から戦い戦争が本当になくなって欲しい。
憎めないバンブルビー
オーソドックスなアメリカ作品。なぁーんか漫画っぽくも、ドラマ仕立てな感有り。漫画でありそうなカット割りがイイ。いわゆるキメなシーンや台詞も妙!!どうも、怪獣モノなんかより上質に思いました?!
カー・ミュージック・エクスプロージョン
爆発で有名なベイ作品のスピンオフ、
こちらは、人々の心に眠る青春を爆発させた。
80年代のロックに車、それだけで男達は舞い上がる。
それだけではない、しびれる恋の甘酸っぱさはまるで蜂(ビー)に刺されたかの様。
新しい扉を開くときは誰しも葛藤という南京錠に躓く、その扉をイケイケのスポーツカーでぶち破っていくような
10代を経験した全ての大人達への起爆剤となる映画。
接触篇はシンギュラリティを超えたシン・シンギュラリティ!
シンギュラリティを超えたシン・シンギュラリティ!
地球に先に行って拠点を作る事を命令されるバンブルビー。
しかし攻撃の拠点はもちろん、防御の砦すら確保できないが、
強力な絆をチャーリーという女の子と交わす。
機械(AIの知能)が人間(の知能)を超える技術的特異点をシンギュラリティというのであれば、バンブルビーとチャーリーのダイブは魂とCPUの融合ともいえる。
これはシンギュラリティを超えたシンギュラリティといえないだろうか。
シンギュラリティを越えるなんて論理的に変といわれるかもしれない。
天動説が信じられていた頃は地動説なんて???だったろう。
地動説も現代の科学下では正しいのかもしれないが、
今後、
太陽系動説や銀河系動説が普通になる時代が来るかもしれない(苦笑)。
接触篇はラストのシンプル・マインズの曲同様、シンプルで良かった。
発動篇に期待。
チャーリーのTシャツばかり見ていた。
全部で10枚くらいだろうか。
1枚持ってました、エルビス・コステロ&アトラクションズの大阪西梅田のサンケイホールのやつ。
トランスフォーマー meets E.T.
本作は「トランスフォーマー」シリーズの前日譚であり、時代設定は80年代。映画は主人公が朝起きるなりウォークマンのスイッチを入れるシーンから始まる。作中、80年代洋楽が鳴りまくり、テレビゲームのブロック崩し、LPレコード、カセットテープ、80年代西海岸FMラジオ、「マイアミ・バイス」など当時のアイテムが山盛り出てくる。
そんな時代設定のせいか、本作はまるで「あの頃」のスピルバーグのSFジュブナイル映画のようだ。
子どもが主人公、異世界からやって来た友達、冒険、ボーイ・ミーツ・ガールの物語、背景にある家族との葛藤、などなど。
さらに言う。
本作は、製作総指揮としても関わっているスピルバーグの「E.T.」へのオマージュではないか。
宇宙から来た友達は初めは話せないが、徐々に言葉を獲得していき、主人公とコミュニケーションを深めていく。
「E.T.」では、主人公は自転車を走らせたが、本作ではフォルクスワーゲン・ビートルが疾走する。
そしてラスト近く、バンブルビーと少女が互いに指を延ばして触れさせるシーン!
そう、本作はトランスフォーマーによる「E.T.」なのである。
ほかの映画へのオマージュも出てくる。全体的な雰囲気は80年代に多くの青春映画を撮ったジョン・ヒューズ監督の作品に似ている(作中、バンブルビーが観ていた映画は同監督の代表作「ブレックファスト・クラブ」である)。
また、塔の上での闘いは「キングコング」、ハリアーが浮かび上るのは「トゥルーライズ」(主人公たちを追う軍人は、やはり「あの頃」のシュワルツェネッガーそっくりだ)、弟君がカラテをやってるのは「ベスト・キッド」、などなど。
やたらとハナシが肥大化していた「トランスフォーマー」シリーズを、青春映画に“トランスフォーム”させたことは評価したい。
ハデなSFXシーンよりも、ヒューマン・ドラマに軸足を置いた脚本も納得。
80年代テイストも楽しく、主人公の造形や、メカ好きな彼女の居場所であるガレージのたたずまいも素晴らしい。
ただねえ。
例えば、クライマックスに家族が現れるのも唐突感が拭えず。もう少し家族との葛藤、特に親の視点からも描いていたら、とか。
イヤミな金持ちの女の子と、学校でのやり取りもあれば、とか。
修理工場の人たちが、クライマックスで主人公に協力したら、とか。
伏線らしい伏線は「飛び込み」ぐらいで、もう少し脚本を掘り下げられなかったのかなあ、という思いがある。
惜しいな。
良い映画
まさかトランスフォーマーシリーズのレビューでこんなタイトル付ける事になるとは。
たしかに王道と云えば聞こえはいいがベタなストーリー。あらすじからの予想の範囲を1ミリも超えません。
けど良い映画って大体そんなもんだよな。
実はあまり観る気無かったんだけど、まあこのシリーズ全部劇場で観てる事だしなあ、と、消極的な動機で観賞。
自分も多くの人々と同じく、このシリーズに飽きているワケですよ。けど今回のテコ入れは大正解だったんじゃないでしょうか。
80’sヒットのせいで想い出フィルター入っちゃってるかも知れないが、トランスフォーマーシリーズって中年のファン多いと思うし。
ヒロインもえらくカワイイがまさか傑作西部劇「トゥルー·グリット」の主演の娘だったとは。上手いワケだわ。
アクションシーンについてだが、予算が大幅に削られたというのを知らされてたのでどんなもんかと心配だったが、冒頭から派手に展開してクライマックスまで良い塩梅に十分観せてくれます。これまで予算(時間も)使い過ぎだったんだよ、ベイさん!
このシリーズのアクションシーンはカンフー映画を参考にしてるそうだが、最近のカンフー映画はパンチやキックだけでなくMMAの要素を取り込むなどして進化して来ている状況が有り、この作品も同じ様に進化させているのは流石と思えましたね。
ドッカンドッカン派手さを増すばかりが進化ではないのですよ、ベイさん!
削られたと云うより作品に合わせた必要十分な予算だったと見るべきでしょう。
小ネタ
クライマックスに向かうカーチェイスでクラッシュしそうでしないのは、マイケル·ベイ作品への逆オマージュ(なんだそれ)だったんじゃないでしょうか?予算削減兼ねた。
クライマックスで走るヒロインの後ろでロボット同士が闘っているシーン、このカット何処かで似たのを観たなと思ったら、「遊星からの物体X」のクライマックスでカート·ラッセルがモンスターから逃げるシーンじゃないか。で、思い出したのがヲタク彼氏の部屋。ポスター有りましたね。
きっと他にも色々あるんだろうな。
うーん、やはり中年を喜ばせる為に創られてるとしか思えん。
なので中年のみなさんに、オススメ。
スパイダーバースよりこっちが好き
シンプルと言うか直球と言うか。ほとんど捻りもないわかりやすいストーリーと80年代の音楽、40代半ば以降の人にはたまらないハズ!
バンブルビーは可愛いし、心から楽しめました。
子ども映画?
子供の頃に見て感銘を受けた作品は映画だろうとTV番組だろうと、自分の中では「感動した。いい話だった」と鮮明に記憶されている。自分にとっては「ウルトラマン」がそれにあたり、絶対的に「面白かったもの」である。大人になって、再放送を観ると、記憶していたほどではないことや、適当な回もあったんだな、と冷静な目で観るわけだが、それでも当時の感動はいいものとして心の中心を占めている。
長々と書いたのは、好評らしい本作を観に行って、正直「あれ?」と思ったため。出会いと別れ の話なんだけれど、特に別れは唐突で、必然性は感じられなかった。
などと思いながら、本作は子供時代に トランスフォーマーと出会って感動した人々向けに、当時の印象を残しつつ作ったものなのかな、と思った次第。
自分は残念ながら、トランスフォーマーは観る機会なく来てしまったので、ダメだったのかな。
主人公はよかったと思います。
というわけで、感想の価値なき駄文にて失礼しました。
80年代のヒットメドレーを流されても今いちピンとこない。 自分自身...
80年代のヒットメドレーを流されても今いちピンとこない。
自分自身、あの時代に青春時代を送っていたならもっと楽しめたかも。
バンブルビーのしぐさがどれもこれも愛くるしい。
戦闘シーンは小気味良く変形や道具を使ってスクリーンいっぱいに動きまわりつつ、シンプルにまとまっていた。
とりあえず、悪くはない。
とりあえず、悪くはなかったというのが感想です。トランスフォーマーの第1作につながる辻褄合わせをどう説明していくのかに関しては上手くつなげたのかな。
記憶喪失という手段をとったわけだが、機械に記憶喪失↔️記憶復活があるの?と思うこともあるし、宇宙人と考えればありかなとも思う。この考えは、前作でもあった疑問?でもある。話を戻して、
今回は、父を失くした少女が、再婚した母と新しい父親と弟の家族との絆と、昔の笑顔を取り戻していく話しに、バンブルビーがきっかけになるというストーリーである。
トランスフォーマーアレルギーにはイイ映画
トランスフォーマーがあまり好きではなく、ちゃんとみた作品はないけど、宣伝で面白そうだったから見に行った。
はじまった瞬間にトランスフォーマーやんけ!って全力でガッカリしたけど、女の子主演の青春ものストーリーで良かった。
土屋太鳳さえ気にしなければ完璧!
最初は気付かなかったが、ヒロインの吹き替えが土屋太鳳と気付いてからは結構気にし続けてしまった。正直合ってない。でもそれ以外は完璧な映画です。
何よりコンボイの造形がアニメのまんまで最高です。
もっとコンボイの戦闘シーンがあればより良かった。
作品全体としては複線もしっかり回収してあり、うまくまとまった作品です。
前日譚としては、ちょっと?
バンブルビーの可愛らしい挙動や音声機能のくだり、終盤でバンブルビーがトラックと並走するシーンなどはよかったのですが、「トランスフォーマー」の前日譚としては、少し物足りなく思いました。
続編ありきでのストーリーだったからなのかもしれませんが、ほんの少しでもいいから、シリーズ初期の主人公であるサムへの布石的なシーンがほしかったです。
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