祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
全406件中、361~380件目を表示
泣けるストーリーだが、心に響かない
東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの映画化です。男の部屋で見つかった女性の死体の捜査に加賀の家出した母親が絡んでくるストーリーです。後半は「砂の器」的な展開で、犯人の心情を思うと泣けるストーリーですが、一人の女性を三人で演じているせいか、演出が外面的なせいか、父と娘の心情が伝わって来ず、心に響きませんでした。
こんなに泣けるミステリー、確かに無かったかもしれない。
邦画、ドラマ映画とは思えない見応えでした!!
やはり、原作がしっかりしているからですかね。
小説家 東野圭吾さんの人気シリーズ、「新参者」シリーズの完結編!
私は新参者シリーズをあんまり知らずに観たのですが、シリーズを一切知らない人でも十分に楽しめる内容です☆
松嶋菜々子さんの美しさ、ちょっとした表情や仕草での演技に、惚れ惚れしてしまいました(*´꒳`*)
ネタバレしたく無いので詳しくは全然言えないんですが、公式HPのイントロダクションでの作品紹介の通り…
謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというミステリー要素と、事件の裏に隠された人の心の謎を解くというヒューマンドラマ要素 があり、“泣けるミステリー”
の肩書きは伊達ではありませんでした。
監督は「半沢直樹」、『私は貝になりたい』を手掛けた福澤克雄さん だそうで、監督の重厚かつ緻密な演出 により話の深さ、広がりを感じられる見応えへと繋がったのだと思います。
そして、この映画を観た後、新参者シリーズを最初から見直したくなる(見たくなる)方がほとんどでしょう。
観に行く際は、ハンカチ / タオルをお忘れなく…!(。・ω・。)
*一部、公式HPの文章を引用しています。
俳優さんに無駄がない!
登場人物の役割に無駄がありません。
俳優さんが、全て素晴らしいです。
特に、桜田ひよりさんの演技が、秀逸でした。
少し、疑問のある所もありますが、素晴らしい映画です。
たまたま、昨日日本橋の三越に寄ったら、ロケ地をパネルで紹介してました。たまたま、それを見て、人形町を歩いていたので、ものすごく楽しました。
もちろん、麒麟の像の前も通りました。
新参者の幕が下りました
初日鑑賞しました。
豪華俳優の面々、鬼気迫る演技のぶつかり合い。
中だるみがない内容。
二時間弱であの内容を纏めた上げたスタッフ皆様の力作!!
観る価値十分の素晴らしい映画です。
これで終わってしまうのが寂しいですが、
最後に相応しい終わり方です。
松嶋さんが母親役のキムラさんに迫る演技・・迫力です。
深くて重い
昨日(1/27)、「祈りの幕が下りる時」を観て来ました。
一言で言うと深くて重い映画でした。
ストーリーは、主人公の加賀 恭一郎(阿部 寛)の母が失踪し、その母が死亡前に付き合っていた男性と殺人事件で殺された男性が同一人物ということが判明し、主人公が犯人探しに乗り出します。男性が殺される少し前、その男性の部屋では女性が殺されており、その2つの殺人事件は相互に関連があると分かったものの、それ以上の進展が見込めず、捜査も暗礁に乗り上げたか、と思ったのですが、主人公の深い推理で犯人に行きつきました。
この映画を観て思ったのは、人はそれぞれその人にしか分からない過去があり、それを背負っていくしかないのだ、ということです。舞台演出家として活躍する浅井 博美(松嶋 菜々子)は、壮絶で暗い過去を持っており、その内容が映画で明らかになっていくのですが、そのストーリーを観るととても悲しく、多くの涙が出ました。そのストーリーの中で別の事件を起こしているのですが、自分ならあの環境の中でどう判断し、行動しただろうか、と思いながら映画を観ました。
映画の中で中学生の少女にお小遣いを上げるから、と言って性的な行為をしようとするシーンがありますが、現実でも性的な被害に遭うのは、弱い女性です。加害者側である男性の一員として申し訳ない気持ちです。常日頃から思っていますが、性的な犯罪はこの世から失くさないといけないと思っています。
この映画は、人はその人なりの過去を持っており、その過去を背負い、どのように生きるべきかということを考えさせてくれる素晴らしい映画ですので、時間の許す方は、是非、ご覧になってみてください。
ありがとうございました。
_φ(・_・阿部寛 松嶋菜々子 好演!だが、
阿部寛、松嶋菜々子 好演!阿部寛は本当に演技が上手くなったな。
松嶋菜々子も迫力ある演技、この映画の厚みが増したのは二人の演技でしょう。残念なのが内容かな。内容というよりその場面でそんな事人間がするかな?という点。松嶋菜々子演じる演出家の浅居が幼い時に殺人を犯してしまうがそれを父親が身代わりに、、、血まみれの浅井がその後旅館へ帰れるのか?それと最後に浅井が父親を殺すのだがあんなに平然と素手で首を締めて殺せるのか?まったく父親が苦しまずに、、、、。
東野圭吾の小説を映画化したものだが映像化すると無理が出てしまうのが残念。殺人は衝動的、かつ人は生き物である以上最後まで生きようとする。そんなに簡単に人は人を殺せないし美しいくはない。殺すときはもっとシンプルな衝動なのだと思います。俳優の演技で支えられた映画だった。
説明字幕が気になるが
葛飾のアパートで発見された女性の絞殺体。そのアパートの借主こそが加賀の過去に深く繋がりを持つことが分かり…。
新参者シリーズ2作目の劇場版。序盤の説明字幕の多さに気を取られたが徐々に暴かれていく事件の全容とそれぞれの想いが展開が切なく完結編としても良い。
加賀恭一郎という男
加賀恭一郎の過去が、ついに顕になる。
それにしても、なぜ、加賀は人の心に深く入り込むのか。自分の過去と向き合いながら、10年以上も同じ場所で留まり続けられたのか。
この長い物語の、点が線につながるところが、絶妙だとあらためて関心してしまう作品だな。
映画の冒頭、加賀の手がアップになり、細くけれどもかっしりとした長い指が、真っ白いシーツ上にゆっくりと降り、ためらいがちに何かをなぞろうとする、その場面ですでに心を掴まれた気がします。
松嶋菜々子に泣かされた
切ない親子の物語。
現実から離れている内容で入り込めないと思っていたけど、役者の名演技に引き込まれ、あっという間の2時間でした。
映画を見た今では浅居博美は松嶋菜々子しか考えられないくらい、彼女の演技は特に圧巻だった。
小日向さんもまた泣かせてくれます。
名俳優たちの素晴らしい演技をまた観たいと思う作品!新参者シリーズを見なくても楽しめました。
演技上手いし、脚本上手
綺麗な筋書かつ皆さん演技お上手。
特に松嶋さんと小日向さんと娘役の女の子うまい。
細かな疑問点はあったけど、テンポ良すぎて気にならない。
時間があっという間に過ぎる映画は良い作品です。
数年来No1の名作では
新参者最終章、初日舞台挨拶に参加。JuJuさんの主題歌の舞台熱唱に出演者涙などをはじめ数々のサプライズ演出にとても貴重な公演。映画は一言、滅茶苦茶!良かった。多くは語らずとにかく観てほしい素晴らしい作品。数年来No1の名作では。『祈りの幕が下りる時』時代遅れのキザな題名もその意味がファイナルで腹落ちする。特に松嶋菜々子さんと小日向文世さんは比類ない名演で超お勧めです。
全406件中、361~380件目を表示