ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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スターウォーズのスピンオフにハズレなし
スターウォーズのスピンオフといえば『ローグワン』で人気を博したが今作もなかなか面白い。海外ではエピソード8 最後のジェダイに怒ったファン達が観に行くのをやめて興行的に振るわなかったらしい…。
ハンソロというハリソンフォードが築いた超人気キャラクターの過去を演じるのはとても難しいことだったとは思うがオールデンは素晴らしかった。ハリソンフォードに似てるとは思わないし、エピソード4〜6のハンソロに似てるとは思わない。でも、これはこれで良いというか、とても良かった。
主題が“信じること”になっており、決して綺麗事ではなく騙し合いの連続でスリリングだった。お互いがお互いを信じられずに生きていく様は可哀想とも思ってしまった。エミリアクラークの演じたキーラとウディハレルソンの演じたベケットがこの点において本当に良かった。魅力が爆発していた。
チューバッカとの出会いも描かれており、ファンが嬉しいシーンもたくさん。監督がロンハワードなので安定していて面白い。劇場でやっているうちにぜひ!
最後のジェダイ以上フォースの覚醒未満。
惑星コレリアで犯罪まがいの仕事で燻っていた青年時代のハンが、いかにしてチューイと出会い、我々の知る"ハン・ソロ"になっていったかが描かれる。
当初ハリソン・フォード演じたソロをオールデン・エアエンライクが演じると報道された時、希望は絶望に変わった。
が、実際に映画を見てみるとそれは杞憂だった。
以下に本作のポジティブ面とネガティブ面を箇条書きしていきたいと思う。
【ポジティブ】
・新キャストによる旧キャラクターの好演
・世界観をうまく取り込んでのジョーク
・前半の間断無く続くアクション
・L3という毒舌女性型ドロイドの斬新さ
・チューイとハンによる軽妙な掛け合い
・世界観に忠実な美術設定
【ネガティブ】
・名シーンの安売り(個々を掘り下げるべき)
・ツイストをかけすぎて破綻している脚本
・キーラの動機が不明瞭、ヒロインとしての魅力が乏しい
・後半のストーリーのテンポが悪い
大まかにこんなところだろうか。
やはり監督降板後のゴタゴタが隠しきれていない印象。一本の映画として構成がおかしく、矛盾している箇所もちらほら。
名シーン、名台詞も安売りしすぎている。
詰め込むエピソードを限定して深掘りしていたらもっと優れた作品にもなり得ただろう。
素材は決して悪くないだけに勿体ない。
スターウォーズの予備知識なしに楽しめるかは甚だ疑問だが、ファンムービーとしてはそれなりに楽しめた。
シリーズをめちゃくちゃに踏み潰した最後のジェダイよりは遥かにマシだ。
★2.5と行きたいが、スターウォーズ補正で★3.0
やっぱりいい!
一応押さえておかねば…
面白かった。
素直に面白かった。
アナザーストーリーとしては抜群。
なんで評価低いのかわからない
ハンソロがハンソロ
人もまばらなナイトショーで字幕鑑賞。
主役の若きハンソロが、ハンソロ過ぎて感動した。顔が似てるのかな?動きなのか佇まいなのか、胡散臭い表情なのか、ソロだー!!と思った。ビジュアルは大満足。ストーリー、演出は微妙なところ。もう少し宇宙感が欲しかったのと、駆け足なストーリーの割りに登場人物が多めでひとりひとりの処理が雑な印象を受けた。派手な武器も派手な特殊能力者も居ない中、ソロの行き当たりばったりさとチューバッカの怪力さが目立った(タイトルはハンソロだしそれで良いのか(笑))
ガールズトークができるロボットちゃんが、めちゃくちゃ人間らしい動きで違和感、口は達者だけど動きはロボットらしいぎこちなさが欲しかった。ランドとの腐れ縁は劇中で一番面白かった。スターウォーズファンを意識した作り、もちろん新規ファンも楽しめる作りになっていたと思う。しかしこれをわざわざ劇場で観るか、と言われたら[?]
スターウォーズだから何とかセーフ?
薄っぺらいフランチャイズ
大コケしたのも納得の本作。
言わずと知れたハン・ソロの前日談。
ハン・ソロはスターウォーズの中のアウトローだ。
マーロン・ブランドやジェームズ・ディーンのような笑顔が素敵な不良で、土砂降りの雨の中誰にも見られないように子猫を拾うようなヤンキータイプの、女の子がホロっとなってしまう男で、人の話を冗談ではぐらかして正義の為になんて言われると背中を向けて逃げ出すようなタイプでだと思う。
この映画のハン・ソロは冒険が好きで正しい事をする。そこにアウトローの持つ正義へのテレは無い。
分かりやすい、ヒーロー映画になっていたのが残念だった。
彼がなぜひねくれているのか、何故パイロットにスピードの憧れるのかを掘り下げて欲しかった。ただ地元のギャング団にいたからでは納得が出来ないしそこをハードボイルドに見せて欲しかった。
出来の悪い同人誌のようなペラペラな内容のフランチャイズにうんざり。
ディズニーはスターウォーズを静かに忙殺する
最低だったし悲しかった。最悪だ。ディズニーはスターウォーズを殺している。
唯一の救いは、米国で酷評されていることに米国映画ファンは、まだまともだと思えたことだ。
金が全ての娯楽映画の典型。作成者に品がない。そして製作者の熱もない。客に受けることだけ考えた超薄っぺら映画だ。
シークエル・トリロジー以降、スターウォーズはディズニーになったが、現在のディズニーは、派手なだけで金を掛けただけの子供向け低俗作品しか作れない。クリエーターではなく金の亡者となり下がった。創始者W.ディズニーが泣いているぞ。そしてご多聞にもれず、ハン・ソロも腐れ映画だった。
スターウォーズのことを書くとキリがないが、高校2年の夏、待ちに待ったスターウォーズ。帝国座のスクリーンにスターデストロイヤーが登場した、あの衝撃は今も覚えている。
そして、多くのファンがそうであるように所謂オリジナル・トリロジーが幕を閉じた以降のスターウォーズは批判の対象でしかなくなった。
今から40年以上前、スターウォーズ第一作目のILM(スターウォーズのための特撮スタジオ)黎明期の様子がドキュメントされているが、倉庫の片隅で、若きグラント・マッキューンが模型をつくり、ジョン・ダイクストラはモーション・コントロール・カメラの開発しながら、新しい時代の特撮に挑戦したのだ。その若きクリエーター、エンジニアの熱量がスクリーンを通じてきたのがスターウォーズ、オリジナル・トリロジーだ。
スターウォーズの大成功によりILMは立派な社屋と素晴らしいラボが出来たし世界数か所に支社もできた。企業としては大成功だが、あの初期三部作のキット・バッシングを多用したメカを超えるものを作り出せていない。現実に模型として販売されているのは、ファルコン号、Xウィングファイター等々すべて40年前にキット・バッシングでモデリングしたものが、殆どだ。
また、キャラクターもオリジナル・トリロジーのアナキン、ルーク、ヨーダ―、ダースベーター、そしてハン・ソロ以上のものを出現させることが出来ないでいる。
先にも書いたが、米国で酷評されていることが救いだ。(それは日本人大衆より米国大衆の方が映画鑑賞力があることを意味する)それほど心を痛めた駄作だった。
観た後のこのモヤモヤは…
正直なところ、前半30分ほど居眠りしていた私に、正当にこの映画を評価する資格はない。
…とは言え、そのくらい冒頭から「ワクワク」を感じない映画だったということは言える。
徹頭徹尾「スター・ウォーズ」本編との辻褄合わせみたいな内容。
調べてみると、公開済みのいわゆる「サーガ8
作品」だけでなく、「クローンウォーズ(私は観てない)」など別のスピンオフとの関連性もあるらしい。どうりであのキャラの登場とか、「?」となるシーンもいくつかあった。
言いたかないけど、過去の関連作品をもう一度観させる為のただの宣伝映画なのでは?
別に営業前略としてはそれでもいいのだが、せっかくのスター・ウォーズなんだから、この作品単体としてしっかり満足させて欲しかった。
いやいや、ホントにファンが事前の宣伝文句だった「ハン・ソロとチュー・バッカの出逢いの秘密」を心から観たくて足を運ぶとでも?
そういう人もいるんだろうけど。
辻褄合わせもあっていいし、現キャラとの出逢いも別れも元カノも友情もあっていいけど、ただの「繋ぎ」の解説映画なら、むしろそんな説明は要らん!と思ってしまう。
こんな映画より、観客それぞれが何となくでも頭の中で描く彼らの出自やその後の活躍の方が、よっぽど奇想天外で新鮮な驚きがありそう。
もちろん、素直に説明映画として観るなり、アクション映画として楽しめる人もいるとは思うので、★を不必要に減らすことはしないけど、
私の観たい作品では全くなかったということで…。
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