終わった人のレビュー・感想・評価
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定年したら終わった人なの? 私はさっさと退職して遊びたい(定年3年...
定年したら終わった人なの?
私はさっさと退職して遊びたい(定年3年も延ばされ、憤慨しています)
みんな働きすぎだって。優雅な老人が若者の職を奪ったらダメでしょ。だから政府に都合よく年金支給延ばされるんだって。すいません、つい愚痴が(笑)
さてさて本作はと言えば、定年後の恋の妄想、ちょっと都合良い顧問就任からの急展開等、まあまあ楽しめました。
1番やばいのは妻、黒木瞳。優しいのか冷たいのか、さっぱり分かりません(いろんな私生活報道から演技でなく地なのかも 笑)ラスト、どういうこと?もうただの腐れ縁じゃん(笑笑)
J:COM
老後の現実を予習しよう
この映画は若い世代にとっても参考になる映画や。
他人事ちゃうで。
熟年離婚増えたよなぁ、昔より。
結婚ってなんだ。夫婦ってなんだ。家族ってなんだ。
仕事ってなんだ。人生ってなんだ。生きがいってなんだ。
考えるきっかけになる一作。
不倫はよくない!
最高!
#終わった人 #舘ひろし #黒木瞳
まだ生きてる!終わってねぇど
はじまって24〜25分くらいのシーンで上腕式血圧計に腕いれてボタン押してるのは原作の内館牧子。カメオ出演の映画初出演。IT社長の今井翼も映画初出演。
定年をねぎらうビデオをみて自分のことを「小物だな」と思う心のつぶやき。めちゃイイ人生だったのにボヤく。希望通りでなかったにしても、かなり恵まれていたのに何を不満に思うのか。エリート銀行マンだと、仕事一筋にしたって休暇はけっこうあるだろうし、こんな風にはならないだろう。
奥さん全然話し相手になってくんなくて、旦那の話を遮るように切り上げるとか、そういうのが現実味ある。後半に娘に教えられるけど、じつはメチャ良い奥さんなのに主人公は自分のことしか考えてねぇなっていうのがあって、塩られて当然か、みたいな納得の方向に。コメディ調にしてる場面はあるけどそもそもがコメディだったのかな、っていう。妻とのやりとりにはコメディ感が全くない。。不幸には笑えない。
カプセルホテルの四角部屋の中にジャストサイズで収まる〔舘ひろし〕という絵面は面白かった。
ラカンと呼ばれ、同級生との対話の中で昔の自分を振り返る。ここからラストまでは良かった。
テンポよくわかりやすい
本はざっと立ち読みしてたけど、偶然昨日見つけて一気に観れた。テンポよく面白い。私も三流作家辞めて年金アジア移住で終わった人。か、まだ夢追うか考え中の62。56で妻に逃げられ、57でセックス大好き45と出会い、1年で捨てられ、本気で熟年婚活スタート。エロい人妻と3年、日本に来た実習生24歳のカンボジア美女と婚約2年交際後に振られ、今も婚活アプリで3人とやり取り中。60代70代でもその気で行動すれば熟女多数いますよ。たまに奇跡的な若い子とも。馬の夢は東南アジア周遊しながら熟年離婚婚活の本を書きながら、アジアYouTuberになる。年金は月10マンですが、貯金は700マン程度ですが、質素に暮らせば充分。この主人公は全財産失った?けど、家は妻名義でありそうで、年金も35まんぐらい出そう。老後安定は大企業サラリーマンが安泰ですね。
卒婚というのが落としどころなのか
定年を数年後に控えて、夫婦の仲も低体温症と言えるくらいになった今、気になる映画だったけど、見逃してDVDを借りて妻と観ました。
笑えるシーンもたくさんありましたが、自分達にとって身につまされる内容もあった。
ただ、贅沢な悩みである。生活ができないような悲壮感はなく、ラストは2ヶ月に一度は会うような、お互いが束縛のない、ある意味理想かもしれない。
年代によっては様々な思いを抱くだろうが、企業戦士として会社に忠誠を誓っても、良寛和尚が言われるように「散る桜 残る桜も 散る桜」ということなんです。
定年後の方が波瀾万丈やん
平板な毎日にいかに生きがいを見出すか、近い将来の参考にしようと観たが、本当に退屈してたのはほんの3日間くらい。その後は定年前よりよっぽど波瀾万丈である。まあ地位はあっても個人保証を迫られるような立場になりたいとは思わないが、何かに貢献しているという実感を伴ってこそ生き甲斐ということなんだね。現実問題として「別婚」なんていう選択肢はとりたくないねえ。寂しすぎるわ。
そこそこ面白く観られました
内館牧子さんの原作本の山積みを見かけた時「なんてインパクトのあるタイトル??」って思いながらスルーしてたんですが舘ひろしさん主演で(しかも奥さんは黒木瞳さん!)映画化されると知って観よう観ようと思いながらこちらもスルーしてましたが、やっとWOWOWで観ることが出来、満足してます。
舘ひろしさん、高校の先輩なんですよね〜。実際わが校ラグビー部を公立高校の中では割と強いチームにしていただいた大先輩なので観ない訳にはいけません!2年もほったらかしでしたが。
映画の公式サイトのコメント欄で舘ひろしさんが語っていた
「30年間演じた“刑事”を定年退職してから“再就職先”を探していました。今度の“職場”は、ハーレーに乗ってショットガンを打つシーンとは無縁です。」には笑っちゃいましたが、エリート街道まっしぐらだった主人公が定年退職を迎えてあたふたするコメディながら、なんだか身に染みるストーリーで考えさせられます。
また黒木瞳さんのコメントでも
「中田秀夫監督とは三作品目の映画となります。しかも今回はホラーではなく定年を迎えた夫とその妻のサバイバル。考えてみれば、これもれっきとした“夫婦のホラー話”かも」とおっしゃってました。妻が
「もうあなたとは一緒の空気を吸いたくない」って大きな鞄を持ち出してきた時
「出て行くのか?」「あなたが出て行って!」
これはホラー以外の何物でもないでしょう!
そんなに劇的な展開はありませんが、なかなか面白いと思いました。
同様のシチュエーションのお父さんたち、心してご覧くださいませ!
出演者の演技力
WOWOWにて全く前情報なく鑑賞。
舘ひろしさんはじめ、笹野高史さんや高畑淳子さんなどの演技は味があり、盛岡弁も違和感なく聞こえる。
中田監督はホラーが得意なだけあり、表情で状況を魅せることに長けている気がする。極限に気まずい状況を広末さんが目と表情だけでコミカルに表すシーンなどはかわいらしくもあり笑いを誘う。ただ、黒木瞳さんだけは良くも悪くも感情が読めず、終始不穏な空気だった。
ともすればカッコよくなってしまう舘ひろしさんを、敢えてダサい服装にしたり白髪にしたりでしょぼくれたシニアをうまく演出している。スーツとサングラスが似合うなぁ。
ストーリーは少し強引で、特にラストら辺の卒婚に至る経緯は突然感があるが、こういう余生の過ごし方もあるのかなと。夢や目標は何歳でも持つべきだなと感じた。
「思い出と戦っても勝てない」
「散る桜 残る桜も 散る桜」
館さんかっこ良すぎです
館さんが一般的なおじさまとカッコ良さでかけ離れ過ぎていたので、あまり悲壮感を感じられず、『終わった人』になっていませんでした。世の中のおじさんは、もっと邪険にされてると思いますよ。デートなんて夢のまた夢。だから少しの間だけ、悲しきおじさんに夢を見させてくれる作品です。
公園、図書館、ジムで口開けて眠ってる老人・・・死んでるように見えて怖い!!
さすがJホラー監督!この老人の描き方だけは上手い。いつホラーになるのかと思ってゾクゾクしてしまいました。と、顧問役を任されたIT企業で社長の突然死。むちゃくちゃ怖かった。
多分、中田監督が悪いんじゃない。この内館牧子の原作を映画化しようとした企画自体が悪かったのだと思う。まずは人物設定がラガーマンで東大法学部卒、メガバンク就職、子会社出向の男・田代壮介。東大卒の頭脳を持ってる男だったらもう少し人生設計も考えたんじゃないかと思うが、何があったか知らないけど、そこまで我慢することあるのか?という疑問。
さらにストーリーも波乱万丈すぎる男を描いてあり、大学院を目指すとか、恋をするとか、顧問を頼まれてホイホイ引き受けるとか、そのまま社長になるとか一貫性がなさすぎる。これが東大卒じゃない世間知らずのおっさんならば許せるのに、ちょっとは考えてもらいたい。「所詮男はバカなんだから・・・」という発想なのだろうか・・・
しっかりしていそうでコロコロ態度が変わる妻の千草もわけわからない。一年くらいの間で離婚するとかしないとかの心変わりが激しすぎて、夫のために美容師を続ける姿も本当なのかと疑ってしまうほどでした。深読みすれば、絶対に男を作ってるだろうともとれるし、「恋をしろ」とかわけのわからない助言も謎のまま。本心は夫が大学院を目指すことを望んでたのだろうが、それならもっと意思表示を・・・顧問になるのだけは許してたのもおかしい。
「散る桜残る桜も散る桜」という良寛の辞世の句。そんな言葉を作中に選ぶことがすでに終わってる気もするし、この句が特攻隊員もよく使ったという点でも虚しさが残る。まぁ、借金を抱えて死ぬのも1億の貯金を保ったまま死ぬのも同じなんですがね・・・
定年の心準備のために、いざ鑑賞ですっ!
ホームセンターや電器量販店に行くとマッサージチェアー展示場がありますよね。
あの売り場を通ると昼間からジジババが座っていて満席。
「あー、嫌だ嫌だ、歳は取りたくないもんだ」と唾棄して目をそむけていた私。
ある日ふと時間を持て余し、(よせば良いのに) 座ってみた。50万円のパナソニック。
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ハッ!と気がつくと「全身リラックスコース」はとうに終わっており、よだれを垂らして爆睡していた自分がそこにいました。
オーマイガー
映画のジジババとおんなじやん!
で、映画のこと。
【キャスティングミスを思う】
女優黒木瞳について。
以前から彼女のその表情と演技に感じていた硬さ。“対人関係障害”的なもの。そこに鑑賞中に気が滅入ってしまいました。表情も言葉も、閉ざした心も硬くって。
だから
「夫を支えるための美容院計画」とやらが白々しく聞こえるのです。配役ミスですね。
「ひらり」を書いた内館牧子原作ならどーんと腕っぷしの強い母ちゃん像を持って来てくれても良かったのに。渡辺直美でどう?
舘ひろしが奮闘するシーンは爆笑してしまうのですが、妻黒木瞳の出番では冷たい風が吹いて突然別世界に暗転するんですよね。
とにかく普通ではない何かが。
黒木の無表情が怖かったです。定年の夫を迎える妻があれですか?
【深読みしてみた】
恐怖心霊映画「リング」の中田秀夫が監督を務めたとのこと。
「仄暗い水の底から」起用以来、黒木は何かに取り憑かれていて、どこか大切な所が壊れてしまったのではないでしょうか。
ヘヤーサロンが早晩潰れて、桜の木に誰かがぶら下がるような、嫌な予感さえ残すエンディングでした。
オカルト畑の中田監督は、もう、100%のコメディやホームドラマは出来ないんですよ、暗雲や不安な気配が隠しても隠しても出てきてしまいます。
いや、マジで。
内館大丈夫か?
終わった家族。
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舘ひろし、横浜の中華街の雑踏で見ました。黒スーツに黒いグラサン姿。人混みに仁王立ちで何分も動かずに。
どこかでカメラが回っていたんでしょうねー。ニヒルな彼もいい味のシニアになりましたね。
30年前の思い出。
盛岡弁、、、
なんともいえない不自然さな盛岡弁、。。
それはさておき、この映画で舘ひろしさん
が『終わった役』やられてましたが、
なんだか今一つ『終わった感』がなかったのは、舘ひろしさんがダンディ過ぎるからですね(笑)
【舘ひろしさんの今までのイメージを払拭して演じた姿にビックリし、国内外での受賞にビックリした作品】
トレンディー俳優の最先端をある時期、走って来たお二人(舘ひろしさん、黒木瞳さん)が長年連れ添ったけれど、距離感が出てきている夫婦役を演じている。特に舘さんがわざわざお腹に詰め物をしてポッコリ感を出し、猫背で歩く佇まいにはビックリ。
しかしながら、それでも滲み出てしまうステイタス感に馴染めない人も
いた感があり。(世間一般基準から言えば、退職時に部長級になっている時点で(嫌な言葉だが)勝ち組であるし、奥さんが美容院を経営している点でも経済的に何の問題もない筈であるし、設定が甘い。)
それでも、田代壮介(舘さん)が、故郷盛岡に戻り同級生たちに心情を吐露するシーンは沁みるものがあり、”生きている限り、終わりはない”というメッセージは伝わった。
ホラーのイメージしかない中田秀夫監督が自ら志願してメガホンを取った作品。
<舘さん 第42回モントリオール世界映画祭最優秀男優賞受賞、更に第61回ブルーリボン賞主演男優賞受賞おめでとうございます。各ニュースには正直ビックリしました(すいません)。映画を拝見した者としては素直に嬉しく思いました。>
<2018年6月12日 劇場にて鑑賞>
終わってる内館牧子
始まって30分は耐える時間か。
映画なら、オープニングはしっかり掴んで欲しい!
ありがちで定年したらこうなると想像出来る演出をそのまんま見せられた感。観るのやめよかとリモコンに手がかかる。
俳優さんも大変だな…
この映画、パンチが効いてないのが致命傷。
色々なドラマを見せようとしているが、回収があまりに不十分なのだ。
これから先、定年世代が溢れてくる時代がやってくれる。
その前に見ておけばと薦められるか、
そんな出来ではなかった。
東大卒、メガバンク勤務で晩年出向。
なんなんだこの設定。
共感持てない。
こんな人種ってどれだけいるのよ。
分かってないね〜
最後に。
広末涼子さんみたいな受付がいるカルチャースクールなら、
仕事忙しくても頑張っていきますよ!😅
これほど劇的には変わらないよ
このテーマは定年で終わった人だけど、通常は定年前に終わっている人多いし、生まれたときから終わってる人も数多いし。
これほどがつがつしてたら終われないというか、怖いことになるよ。
それこそ、命が終わった人になるよ。
まあ、デフォルメなんだろうけど、こんなダンディで無理あるよ。
それもまた、映画か、まあ、楽しい映画でしたけど。
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