犯罪の女王

大阪のおばちゃんのように”ほっとけないお母さん”が国家試験直前の息子にウザがられながら、息子の部屋の水道料金が高かった事を発端とした事件の謎解きに挑戦していく。
お母さん若すぎ！キレイすぎ！
若かりし頃の山口美江か将来の藤原紀香かって感じ。
ストーリー的にはサスペンステレビドラマぐらいの感じだけれど、絵作りの上手さはさすが韓国。

タイトルに引かれてBSで録画ました。「犯罪の女王」とは無縁の内容です。受験で忙しい息子におせっかいばかり。よくありそうな話。
日本人が見ても、バカ受けの映画です。

ソウルで司法試験の受験勉強をしている息子から、金送れ、と連絡が入り、理由は水道代というので不審に思った母はソウルにやってくる。
息子の住むアパートは怪しげな人物が多く、大家さんも強面。
さて、水道代の謎を追及する母は、明るいキャラからどんどん人脈を伸ばしていく。
おもしろいお母さんを応援してしまう。

厚かましくて、騒がしいおばちゃんの奮闘記。
色々と気にかけたりお節介して子どもに疎ましがられる典型みたいな主人公。

上手く行き過ぎだし以外性もなくて物足りなさは否めないけれど、面白可笑しくバカバカしく気軽に楽しめた。