女は冷たい嘘をつく
劇場公開日:2017年10月30日
解説
正体不明のベビーシッターに子どもを連れ去られたシングルマザーが繰り広げる5日間の追跡劇を描いた韓国製サスペンススリラー。1歳の娘ダウンの親権をめぐって元夫と調停中のジソンは、住込みの中国人ベビーシッターの女性ハンメに娘の世話を任せ、自らは仕事に追われる日々を送っていた。そんなある日、ハンメとダウンがこつ然と姿を消してしまう。警察や家族に相談しても信じてもらえず、養育権訴訟中に起こした自作自演ではないかと疑われてしまう。ジソンはたった1人でダウンの行方を追うが、やがてハンメの名前も年齢も全てが嘘だったことが判明し……。「エターナル」のコン・ヒョジンがミステリアスな中国人ベビーシッター役でこれまでのイメージを覆し、「リバイバル 妻は二度殺される」のオム・ジウォンが愛娘を探すシングルマザー役を熱演。「アメノナカノ青空」の女性監督イ・オニがメガホンをとった。シネマート新宿、シネマート心斎橋にて開催の特集企画「のむコレ」(17年10月28日~)上映作品。
2016年製作/100分/韓国
原題:Missing: Sarajin Yeoja
配給:クロックワークス
スタッフ・キャスト
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2021年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
ハンメ(コン・ヒョジン)の知り合いだと思われる男を追うと、風俗店に連れていかれた。ハンメはそこで働いていた過去があったのだ。帰り際、娘を誘拐したと電話があり、すぐさまATMで500万ウォンを振り込んだジソン(オム・ジウォン)。終わってから考えると、これは普通に振り込め詐欺だったのかもしれない。ハンメが誘拐した形だったが、他に男の影がないからだ。
ハンメには1歳くらいの娘がいたのだが、彼女は中国人なので金がない。肝臓移植をしなければならなかったのだ。自分の子を死なせてしまい、預かったダウンをそのまま娘として育てようとしていたハンメ。途中、ハンメの夫が殺されていたという事件も出てきたが、中国へ帰ろうとしていたハンメを見つけ、クライマックス。2人の母性がぶつかり合う瞬間だ。
2020年8月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
離婚、親権調停中の娘が誘拐される、
もう何がなんだかな序編から、
力わざでずんずん引っぱり中盤へ、
犯人を追跡していく内に解かれる謎、
貧困、国籍、出稼ぎ、
切ないヒューマンドラマが幾重にも、
奮闘と葛藤、
からの全てが繋がる終幕、
女性監督というのが凄い。
2020年7月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
離婚し養育権を争っている最中に自分の子供とベビーシッターが行方不明になり行方を探す母親。
探している内にベビーシッターの過去が明らかになり、子供も拐った理由も明らかになる訳だが、ベタな犯罪結果にならず母親の心境を映し出す映画になった事はさすが韓国映画といった所。
しかし、絡みが主人公身内過ぎる部分もあり現実味が無い所を捨てて頂ければもっと良かったと思う。
別映画「八日目の蝉」の様に幼い子供が絡む逃亡女性の話が好きな方はどうぞ。(だからポスター似せたんだろうね。)
2020年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ただただ悲しいお話です。
タイトルはイマイチよくわかりませんね。
状態が不明ってなだけで、大した嘘もなかったし。
とにかく韓国の俳優さんがたは演技が上手い!
コンヒョジンは、幸薄の役をやるとほんとにハマる!
素敵な役者さんですね。今後の作品も楽しみです。
とにかく母親とはなにか。
母親が子供を守らずして誰が守るんやと思わされる映画でした。もちろん子供は両親が守るのがいいのだけれど、父親役はどの人も最低でした。