The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめのレビュー・感想・評価
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toho新宿で観る
タイトルの意味も知らずに観に行った。
ソフィア・コッポラは女性のモヤモヤとかなんだか変な距離感とかをきっちり描いてくるところはさすが。コリン・ファレルはかってに終わった人かと思ってたけど、危険な匂いをさせたらこれもさすが。
モヤモヤをモヤモヤのまま終わらせて、それで納得できる。
息遣いがすごい
よく女達の息遣いが聞こえてくるなあってイメージ、それが凄く生々しく感じる。画面の向こうに彼女達の生きた感触とか、欲望の蠢きとかを感じた。そこがとても好きだった。でももうちょっとドロドロしても良かったかなあ。
「あーあ」って感じ。
散々世話になってるのに、態度が豹変するのは閉鎖された場所だからなのか?散々ちやほやして振り向かせようとしてたのに、きのこを食べさせたのも閉鎖された場所だからなのか?女たちにはハッピーエンドなのか?
キノコに注意‼︎
子供でも大人でも
女は女なんだね〜
みんなオシャレして(笑)
でも
わかるぅ〜
エルファニングかわえぇ〜
小悪魔だっ
キルスティンダンストは
前髪あげた髪型が
嫌だったらしいですよ
年上役だから仕方ないけどと
コメントしてました。
クリントイーストウッドの作品のリメイクだったんですね
ケーブルテレビで見ました。
「白い肌の異常な夜」
閉鎖的空間の中で
女性、少女たちの白い衣装が禁欲的、蠱惑的で画面から目が離せません、たった一人の男の侵入によって崩されていくのは無理ないことなのか。
その均衡と秩序のに危うさがたまりません。
ニコール・キッドマンの演技、毅然とした態度が崩れることがなく、彼女がいるからこそ、女の子たちの安全が保証されているのです。
自分の存在が何をもたらすのか、気づいていないのだとしたら、男という存在は一体何なのか。
足一本と引き換えに命が助かったことは、男としての存在意義がないと考えているなら、これほど愚かなことはないと思ってしまいます。
戦争のせいにするのは簡単、で最後の晩餐で死んでしまった男が、見ている側の自分としては可哀想とも、哀れとも思えなかったのは、自分が、あの学園の中の一人だったら。
そんな気持ちになったせいかもしれません。
毒キノコで男の命を奪うというのは、いかにも女性らしい血を見ないやり方です。
そして門の外に捨てるように置かれた死体、結局はこうなる運命だったんだと、思ってしまったのです。
もっとエロくてもっと恐い映画を想像していた
確かにコリン・ファレルは格好良いが、あそこまでモテモテな魅力が全然わからない。あの閉鎖空間ならではなのか、はたまた女性人が狂気にいたる気質の持ち主だからなのか……。
抑えきれない欲望
ソフィア・コッポラの作品は初です。
内容は女だけの園に、ある日傷を負った一人の敵兵が転がり込むところから始まります。敵兵ではあるものの熱心なキリスト教信者であるがためか献身的に看病を施します。それまで戦火を逃れ退屈ではあったが平穏な日常が徐々に崩れ始めていきます。
女達は男の目を惹こうと色めきだち今まで抑圧されていた欲望を解放していき、男も言葉巧みに女性たちを翻弄しその気にさせていきます。今まで必死に貞操を保っていたニコール・キッドマン演じるマーサ先生まで気を許してしまいそうになるのですがある夜に起こった出来事であらぬ展開へ…
今までありそうでなかった作品のような気がします。それなりに楽しめたがインパクトに欠けるかな。
薬にも毒にも...
衣装、美術がとても素晴らしい。
すぐにその世界観に引き込まれた。
女性監督なだけに、
女性の描き方がとてもきめ細やか。
きっと男性監督には、
描けないであろうなと思う。
物語は、
一人の男が女の園に、
連れ込まれたことによる、
波紋が描かれる。
小さな目線や仕草で、
変化を豊かに表現されており、
表現の空白部分がとても良かった。
しかし、物語が転調してからは、
その豊かな表現から、
離れてしまったので、
鑑賞中、すこし残念に思った。
ただ、全体的にとても良い雰囲気でした。
エル・ファニングは、言わずもがな。
ニコール・キッドマンの美しさ、
とんでもないですね...
ソフィアコッポラ印
SOMEWHEREを傑作に位置づけるぼくとしては今作のビガイルドを視聴して「ああ、ソフィアコッポラの作品だなあ」とたしかに感じられたことはよかった。
作品そのものに関してはハッとする画もほぼなく(最後の晩餐のあのワンカットは良かった)、心理描写もザツで(なんで彼があそこまで「求められる」のか謎。まだよくある深夜アニメのハーレムもののほうが理由付けは丁寧)、ソフィアコッポラ作品として楽しみにしていたぶん、時間を無駄にした感が大きかった。特に彼女のファンであるなどの理由がないかぎり観なくてよい作品である。得るものはほぼない。
私は女子校育ちなので、女子校あるある、というか慣れない男性の前でソ...
私は女子校育ちなので、女子校あるある、というか慣れない男性の前でソワソワしてしまう「女子あるある」に共感してしまいました。女性監督ならでは、でしょうか。
結末は、迷い込んだ兵士が可哀想になる一方「男ってバカね」の側面も。あと女性は(子供を含め)、案外残酷?と感じました。
とにかく、女優さん達の演技が光ります。特にエルファニングはちょっと意地悪な役が似合いますね。
毒キノコ
巨匠の娘というだけで色々なプレッシャーと立ち向かう姿勢は大変素晴らしいとは思う。過去作は未見だが、今回初めて鑑賞した。女流監督というと、キャスリン・ビグロー監督を思い出す。あの激しさをコッポラ監督は表現出来るのか、そんな思いで観たのだが・・・
結論から言うと、塩味的な出来映えだった。作品を創るという才能は流石親譲りだが、では観客に訴えるべきものはあるのかというと、少々薄いかなと。。。テーマとしては面白く、それに南北戦争時の生活様式、正に、カントリーマアムのあのお菓子のような世界が繰広げられているロケーションは興味深い演出であった。しかし、逃げ込んだ伍長の小賢しさや、女子供の嫉妬心の浅さに、ドラマ性が見えずらかったと感じる。男はもっと暴れても良いだろうし、女たちはもっと嫉妬と裏切りを他の女性にぶつけてもよいのではないだろうかと。ま、自分が伍長だとしても、やはりエル・ファニングのあの幻想的な容姿にはメロメロになってしまうけどねw
起伏のなだらかさを愛でる人ならば楽しめたかもしれないが、もう少し味付けが欲しかった作品である。
面白い
見る前はもっとドロドロな感じになるのかと期待に胸躍らせていたが、とてもあっさりしていた。個々の人物のドラマよりも「こういう環境に置かれたら、人は、女性はどうなる?」と俯瞰から見せられている感覚だった。コリン・ファレルは自業自得感が凄かったが、あんな状態になってもちゃんとセックスできるのは尊敬してしまう。
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