散り椿のレビュー・感想・評価
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後からじわじわ
観終わったときは、殺陣がすごかったな~。
映像綺麗だった。でも、そんなに感情移入できなかったかも。
まあ、良かったかな。
といった感想でした。
スピーディで息もつかせぬ展開!というお話ではなく、淡々と静かな場面が多い映画だったのですが、あ、今の絵がすごいキレイ…とか思いながら観ていました。
映画を観てから数日たって、映画のシーンがふと頭に浮かぶことに気が付きました。
そしてそのシーンの登場人物の気持ちを想像して心がぎゅっと締め付けられました。
映像が美しい、心に残る絵が多い映画というのは、こんなにも後からゆっくりと効いてくるのだ…と驚きました。
何度も反芻して楽しめる、心に残る作品でした。
大画面で観られることをおすすめします。
自筆の名前
岡田君の殺陣を見に行きました。思ってた以上にカッコ良かったです。続編
イヤ、時代劇をもっとして欲しいです。音楽聴いてたら砂の器思い出した。
もっとジャズよりの音楽が良かったのに。監督の字が一番素敵でしたわ。
脚本が(特にセリフ)イマイチ。殺陣は物凄い
さすが岡田准一、殺陣(アクション)は本当に凄い。気合い入り過ぎて他のキャラ達がショボく見えてしまう。なので、あそこまで凄い殺陣を見せるなら他の出演者にもそれに順応するくらいのものが見たかった。ただ、殺陣にも名前が入ってるのをみてわかるように、久世さんではできないアクションを入れた殺陣らしい醍醐味。
殺陣師やアクションチームでは再現できない、役者ならではの生々しい殺陣。それを観るだけでも価値あり。
それが故に、芝居部分に直結する脚本、役者の時代劇としての演技には絶望を感じた。
岡田准一の芝居は、どこか往年の時代劇俳優のキャラをトレースした雰囲気があるし、あれだけの名演技を連発している池松壮亮も、どこかぎこちない。ほかに至っては自分の置かれた立場やキャラよく理解しないまま現場で演技している感じが出まくりで、セリフをようやく言葉にしているヨチヨチ感。
と言うことはその人達は、現代劇でもそのアプローチで雰囲気勝負しているのがよくわかる。
セリフが酷い、見苦しい。でもその中で唯一の救いは黒木華。」彼女は見れた。
監督に演出はよくわかった。カメラの位置や、外連味を優先するばかりで、結局その中で演技している、生身の人間の感情全く描かれていない。腹が立つくらいの無神経さ。
もうカメラマンとしても引退して欲しいのに、監督としても出しゃばるめんどくささ。映画界のためにも監督業は少なくとも辞めろ。木村。あと、エンドロールで撮影者とか出して、カメラマンの立ち位置を無理やり弄るな、
岡田准一と黒木華で星三つ
正統時代劇の醍醐味を堪能
エンタメ時代劇ではないので、爽快って部分とはかけ離れてるある意味地味な正統時代劇です。
武士道(義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義)が、全編に組み込まれながら岡田准一の見事な立ち回りは見応えありで、安定の西島さんと黒木さんのハマりぶりは、観てて安心します。
後・・・・渡辺大さん!
お父さんとセリフを言う呼吸が全く同じで、ビックリしました。
エンドロールの名前〜個人の直筆ってのが、目に焼き付いてます。
岡田くんは、もうV6脱退して役者専念でいいように思う。
子連れ狼のリメイクとか演じて欲しい〜☆4
勘違いされている方が多いのでは
私はテレビで宣伝していたのを拝見した後、岡田さんが俳優として好きなので観に行く事にした。葉室氏の小説も好きであるし、去年の暮れに亡くなった事に衝撃を受けたばかりであった。
実際映像は日本人として誇りを持てる。美しい描写に身震いがした。
他のレビューを書いている方は雨について語っているが、あれは本物らしい。本物の雨を降らせる監督は、非常に類稀なる運を引き寄せるらしい。
良作
男達が格好良く、女達が美しい。当たり前の様だがそこをバランス良くこなせるのは流石ベテラン監督ですね。富司純子まで美しかった。
殺陣のシーンの身のこなしは、若手(?)じゃ岡田准一の右に出る者は居ないんじゃないか。相当な鍛錬の成果が見て取れて、ちょっと決まり過ぎな位だ。
そしてこの監督に期待するロケーションの美しさも文句なしだ。日本にはまだまだこんな美しい風景が有るんだなあ。
無論べた褒めばかりじゃない。ストーリーはちょっと分かりづらいし(時代劇好きなら十分ついていけるが)、トヨエツのナレーションは全く要らないし、クライマックス、雨降らせすぎじゃね?とは思った。
それでも劇場で観る価値の有る(ここ大事な。)良作なのは間違いない。
さて言いたい事の本題。ちと長くなるぜ。
どうやら木村拓哉の「無限の住人」と同じ様な状況が起きてる様だが、ジャニーズだからで叩くのはいいかげん止めるべきだ。気持ちは解らなくないが見苦しいだけだ。
アイドル俳優とはいえ、トップを行く二枚目達は日々相当な努力を重ねているのは間違いない。今作の岡田准一の殺陣を観るだけでもそれは十分伝わる筈だ(殺陣師に名前を連ねる程だよ)。キムタクだってそうだ。「無限の住人」じゃほぼ出ずっ張りであれだけの大殺陣をこなして見せた。45歳でだよ!
これ程頑張ってる役者達を、観るだけの側の人間が何故軽々しく批判など出来るのか。
今作の岡田准一も、岡田准一だからで叩かれてるきらいが有るが、じゃあ誰なら良かったんだ?福士蒼汰か?綾野剛か?どちらもアクション出来る若手人気俳優だが、彼等のアクションにニーズが有るか?
時代劇ではないが綾野剛主演の剣道を題材にした「武曲」なんてレビュアー47人だぞ!
「MEGザ·モンスター」なんてバカ映画に200人超えたレビューが有るのに。
ただでさえ時代劇を観る客は減ってるのに(自分が今作観た時は他の客3人!)時代劇にはロケーション代、衣裳代、メイクやセットにも現代劇よりずっとお金が掛かる。そこを回収し更に利益を出すにはアイドル俳優使わざるを得ないのが実上だろう。そりゃ制作側だって安く作ってそこそこ儲かるキラキラ映画ばっかりにもなるでしょ。
役所広司じゃ駄目なんだよ(笑)。俺は観るがな。
つまり、時代劇でもアイドル俳優使わざる得ないのは、自分含め観る側の責任でもあるって事だ。違うか?
なのでみなさん、こんな駄文見るより映画観ましょ。いろんな映画を。
追記
所作や殺陣は演技の次だと言うコメントを見たので、チャンバラとアクションを愛する者として黙っておれず。
はっきり言います。大間違いです。大間違いです。(大事な事なので二度言いましたよ)
所作も殺陣も"演技"です。
簡単に言ってしまえば、へっぴり腰では剣の達人役に説得力が出ないし、所作が成っていないと所謂チョンマゲ付けた現代劇になってしまいます。
なによりこの意見は殺陣師やアクション監督に大変失礼だし、アクションや殺陣を身に着ける為に頑張ってる役者さんに失礼です。
「るろうに剣心」のアクション監督である谷垣健治氏の言葉で締めとします。
『突っ立ってセリフ言うだけが役者じゃねえんだよ』
残念
冒頭の二人の絡みは時代劇にしては違和感があって気になった。他にも、重要な満開の椿の木のシーンで木の大きさと満開の花の数と散っている花びらの量が不自然で、おかしい。それと最後の殺陣でもあまりにわざとらしい雨の降らせ方で、映像美を追求するあまりかいろんな所が気になってストーリーが薄っぺらく感じて残念でした。
正しき道を進むことが必ずしも幸せになるとは限らんよ、と言ったそのセリフをそのまま監督たちに投げ返したい。
美しい映画。
美しいだけ、の映画。
様式美や佇まいや景色や、そこを楽しむ映画。そう思えばあきらめがつく。岡田准一は今回、一部であろうが殺陣まで任されていた。ただあの立ち回りは、キレがあって美しいけど、武家の剣術とは違うんじゃないだろうかと違和感を持ちながら見てた。
そして残念ながら、脚本が物足りない。物語の繋ぎもチェックが甘いんでしょうね、流れがおかしい点が散見。しかも、終わってみれば何の変哲もないありきたりなストーリー。つまり話が面白くないのよ。単なる監督ほか年寄りたちのマスターベーション映画なわけだ。こんなのばかり作ってたら、このまま時代劇は尻つぼみになってくよ。
ううーん!
時代劇が少ない中、楽しみにしていました。
時代劇スタイル(?)ですと俳優さんの雰囲気が過去とダブりおかしな感覚を持ちました。 原作を読んでいませんがストーリーが少々単純すぎないでしょうか? 若き役所広司が演じたらと考えてしまいました。
景色、風景は当時、こうだったのだろうと共感しました。
伝わってこない
今では少なくなってしまった時代劇、楽しみにしているが、これは伝わってくるものが少ない。登場人物の心の描写が浅いのかなー。最近の主役はキム☓☓とかおか☓゛とか軽いタレントばかりが目立つ。
岡田は男前
緒形直人の死に際の
解説が長くて馬に乗ってる殿様放置(笑)
岡田の殺陣はかっけ〜
景色は綺麗でした。
内容はイマイチ
映画の日に観て正解‼︎
なんか
新藤兼人の映画みたいだったです。
映像へのこだわりは分かりますが
殺陣や歩き方、自然の美しさなど、映像面はかなり素晴らしいです。ここらへんはやはり元カメラマンだけあります。
しかし脚本があまりにお粗末。ロクな説明もないまま人物や事件がぞろぞろ出てきてなかなか把握出来ず、しかも終わってみればただの古臭い悪代官モノでしたっていう。せっかくの映像がもったいないです。
テレビドラマの時代劇に
お金と時間を掛けただけの作品で終わってしまった感じ
役者も映像美もいいのに?
劔岳に続きやはり監督としては厳しいとしか思えない
俳優や映像に肝心の中身がついていけてないのが非常に残念でした
ロケ地の美しさにしびれました
鑑賞中ずっと、このロケ地はどこなのだろうか、と気になり続ける美しさでした。杉の大木、古い家屋の佇まいと、寺院の荘厳さ。多くは富山県での撮影なのですね。
そしてタイトルにもある『散り椿』。椿の品種の名前であることをパンフレットを読んで初めて知りました。
椿が咲き乱れる庭での主演二人の立ち回りは、息をのむほどに緊張します。椿で思い出す映画は、黒澤明監督作品『椿三十郎』ですが、本作クライマックスの殺陣シーンで豪快に吹く真っ赤な血しぶきは、椿三十郎のクライマックスを意識したのではないかと思わせる憎い演出でした。主演の岡田准一さんも三船敏郎演じる三十郎のようにみえてきます。
「時代劇で絵になる風景」が日本に今も残っていること、それを映画のロケ地に採用していること、そしてそれを映画館の特大スクリーンで楽しめることに、改めて幸せを感じる作品でした。
熱演と、原作の冒涜。
出演者の殺陣を始めとした熱演と、富山の美しいロケ映像は、とても価値がある。
一方、質の高い原作を冒涜するような、さまざまな設定やあらすじの改変があり、省略や分かりやすくするための簡素化とは言えないまったく別のもののように感じ、大変残念だった。
映像がよくて、あらすじが目を覆うばかりの巨匠邦画アニメに観賞後の印象が似ている。原作が良いので、その分、大変残念だった。
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