リヴォルトのレビュー・感想・評価
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地球侵略とアフリカの組み合わせには新鮮味を感じる
アフリカの大地に降り立った、おびただしい量のロボット軍団。彼らは何者なのか、そして何の目的で侵略を開始したのか・・・。表向きのプロットはスピルバーグの『宇宙戦争』と似ていて、謎の光を浴びると煙のように人が消滅していくプロセスなども既視感が強い。もっともそれをNYやLAなどでなく、アフリカで炸裂させたところに他とは一線を画したビジュアルの妙がある。大都市はすでに破壊され尽くし、今ではもうここしか残っていないというローカリズム的な発想も面白い。その上、『ザ・フォール/落下の王国』の主演や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の悪役で知られるリー・ペイスも彼らしい存在感を発揮。ただし、VFX描写のレベルは低いし、物語の展開力も息切れ。予算が尽きて、いろんなところで諦めが生じたのかな、と。世界に先駆けての日本公開の理由は推して知るべしだが、闇鍋感覚でレンタルする分には程々に楽しめるレベルかなと。
ポスターの様なロボットとの戦闘緊迫感はございません🙇♂️
記憶喪失の男が何者かに侵略された世界にて正体不明のロボットから女と逃げ惑う話。
別映画「宇宙戦争」「ターミネーター(世界崩壊直後)」を彷彿とさせる様なロボットや世界に人類は戦いを挑んでいる作品。ブロムカンプ監督「第9地区」の様に南アフリカで撮影されている為、映像的世界観を見習った感は強かった。
しかし、ストーリーに深みが無くCGロボット以外に余り予算を掛けてない内容には戦争している感がかなり薄く残念。ロボットや飛行機などの映像も後付け感が強くワクワク感が無い。
映像から映画の面白さが伝わって来ないんですよね。
このくらいの映像質ならば今なら海外ドラマでいくらでも作れる範囲です。俳優も演技が上手いとも思えませんし。主人公は久しぶりに興味が持てなかった。
なんか「B級映画」にもしたくないんですよね。B級映画に失礼な気がします😰
王道に飽きた方へ
南アフリカが舞台となっている本作は、やはりハリウッド製とは違うテイストになっていた。根本は同じであるが、その国々の特性は作品にも表れるようである。地球外生命体に支配された世界で、記憶をなくしたアメリカ兵が奮闘する物語なのだが、エイリアンの殺人ロボットが蠢く世界でも、南アフリカは治安が悪い。逃げた先々に極悪人がおり、殺されそうになったりおとりにされそうになったり…
エイリアンそっちのけで人同士の殺しあいが始まってしまう。エイリアンの説明が少なく、殺人ロボットもそれほど多くは出てこないが、人同士の醜い争いというのはかなり濃厚に描かれているようだ。
敵の正体が判明しないのは得たいの知れない恐怖を感じて雰囲気作りには良いだろうが、もう少し描いてくれても良かったのではと思う。しかしB級映画には違いないため、そう割りきれば良くできた作品だと感じる。
「第9地区」を思い出してしまう
たぶん、多くのひとが「第9地区」を思い出してしまうだろう。意外とクオリティは高い。でも、評価はされないでしょうね。だって、発想が上記のまんま、ですから。
ちょっと最後わからなかったのが、女の存在。消えたままでしたが、最後の回想はなにかのネタ明かしだった?それとも、思い出しただけ?よくわからんかった。ボー。
もう一捻りほしい
B級感はかなりあり。人類の存亡を懸けた、反撃の一歩。
アンテナ
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