リヴォルトのレビュー・感想・評価

監督はＳＦを余程作りたかったのだろうが大作からＢ級までエイリアン侵略ものは乱作でネタ切れ状態なのだから大変だ。敵が主人公を襲わない謎とか、人を助ける医師と殺す軍人バディの逃避劇とか、アフリカ内乱風舞台とかプロットの段階ではいけると思ったのだろう。映画にしてみるとテンポも悪いし新規性のない映像、唯一のヒロインの描き方にも違和感あり、予算もだろうが力不足が見えてしまった、残念。

ロボット軍団に対して、母船がショボすぎる。
せめて、大艦隊ならまだしも、一艦たおしたら「俺達は勝った」って、吹きそうになった。

ヒロインも連れ去られたままだし(笑)

結果的にボーがいなきゃだったけどなんでボーにしかできないのかわからなかったし色々突飛すぎるというかそうなんだ！って納得できるような伏線とか説明とか足りない気がした

そもそも、謎の宇宙人ロボットがよく判らず何故ひとを拐うのか？そのわりにはバカスカぶっぱなして殺してるぞ！

リアリティな感じなのに、レーザーで、撃たれたらCGで一瞬消え。
そこは、血飛沫ドバーっとやって欲しかった。

ヒロインも途中で拐われたら、そのまま退場。助けられたレジスタンスのアジトで「助けなきゃ！」みたいな事言ってたのに、リーダーに「地上だけで手一杯」
と言われたらあっさり納得して、爆弾運び。まあ、逆にリアルなのかな？

記憶喪失もストーリーにあんまり関係が無いような、最後思い出したけど、それだけ。追跡されてたこと思い出したのが重要ポイント？う～む。

最初は、記憶喪失？アメリカの兵器？それとも宇宙人？みたいな期待させるような展開な感じだったのに後半は、ただ倒す事のみが目的みたいになって、倒して記憶戻っておしまい。一捻り欲しいB級でした。

宇宙人の殺人光線で人が一瞬で消える、その消え形がトムクルーズの宇宙戦争に極似、ただし宇宙戦争の方が凝っている。ストーリー全体はカリフォルニア・ダウン的
低予算でも思い切ったひねりが欲しい所