検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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あれはなんだった?が多い
友人代議士と創作ダンス、無罪の後の後援会会長、戦争の話。これら結局なんだったんだろう?これらを無視して他に目を向ければまあまあな内容かも。ニノは結構良くて、キムタクはもっと汚れないとダメだね。いくつまでカッコつけたままいくのだろう。このままなら永久二流役者だわ。
予告編からすると期待外れ
最近の傾向でよくあるんだけど、 予告編の編集が煽りすぎ。 この作品の予告編観ると、もっとキムタクと二宮が正面から戦うのかと思ったが、そうでもなかった。 大枠のストーリーは面白かった。 キムタクの心理をもう少し掘ってもらわないと入り込めないかな。。
点数?難しいな
冒頭の場面 取り調べの可視化が始まった時の新人研修だ。 だから、その現在の状況がわかるかと思った。 映画として、小説として、エンターテイメント性を出しながら、どう表現するのか?かなり難しいとは思ったのだが。 その意味では期待にそぐわなないものだったと言わざるを得ない。 では、現代司法の問題点は全然扱っていないのかと言ったら、そうではない。女性のレイプ事件や極右の団体に事件が忖度されているのではということはサイドストーリーではあるが、扱っていたことには敬意を表したいと思う。 この映画は、ストーリー展開、役者同士のつばぜり合い、そして、日本ではなかなか見られない画面設定という意味では映画の面白さは十分にあった。 例えば、木村と二宮の確執、吉高の謎めいた言動、松重の不気味な存在感など、どれもハイウッド映画のいい部分を表しているように思った。 あり得ないことをありうることにするってことも映画ならではだから。 だから評価は難しいのだが、映画ならではの架空の世界にできるだけ現実を投影したという意味ではポジティブに評価したいと思った。
二部作でもよかった
配役と雰囲気はよかった。ただ、削られてる部分が多かったのか話の展開が急すぎる部分が多く、置いてかれる人が多そうではある。 原作で補完する部分かもしれないけれど、人間の醜悪さで魅せるならもっと背景の人間模様と主要人物の説明があって、なおかつメリハリのある表現だと嬉しかったなぁと思う。 原作読んでる人か、これから原作読む人向けという感じがした。ストーリーと配役の演技はとても雰囲気良かったけど演出が「んー・・?」という感じ。なんかほんと原作ありきなら楽しく観れるんだろうなと感じた。原作読んだことないけど。
俳優の演技力は★★★★
キャストの演技力で映画の濃さが深まった印象。 内容も映画を観ながら考えさせられる所が多く、監督のメッセージ性が強かった。 残念な所は監督の自己主張が強くなり過ぎなのか後半から「?」と感じる演出が増えてきた。 せっかく、いい映画だからもっと、メッセージが広く伝わりやすい演出なら良かった。
色々盛り込んであるのを楽しもう
キムタク主演、嵐二宮共演というマスに向けた映画で、排外主義がじわじわと力を持っていく現状への問題意識をストレートにぶつけてきたことに勇気づけられた。世の中にある娯楽は問題意識を持っていないか、みないふりをしているように見えるから。 とはいえ、物語の主軸となる話はあくまで個人的な暴走であって、インパール(無能な指揮官、責任の不在、無謀な作戦)とはちょっと違うような気がするし、丹野の事件とはうまくクロスしてはいない。これがあるから免罪しろと言ってるとなるとえ?あれ?ってなる。 絶対的な「悪」として、言動も不気味、中身も最悪な男の描写として、顔のあざが怪物性の記号となっていることに違和感を感じた。顔にあざのある人たちがそうやって排除されて苦しんでいるだろう現実を思うと。 冒頭は情報量が多く、テンポも早いのでついてくのが大変。 ダンスや音楽などコンテンポラリーな要素もうまく入れ込んでる。音楽がそれぞれ良いのでブチっと切れてしまうのがちょっと気になった。 TVでもお馴染みの俳優がたくさん出ているが、みなそれぞれいつもと違う顔で出ていて、演出でこんなに変われるんだなと日本の俳優たちを見直した。いつも同じ演技してるのはそういう演出しかされてないからなんだな。キムタクは彼自身のここ数年の立ち振る舞いが多声的にまとわりつき、複雑さを増している。 ホテルのシーンでこれはまさか恋愛関係?!と思ったけど違った。ラブホよりエロくない?あのホテル。 とにかく細かい気になるところがたくさんあって、本筋に関係ないといえばなかったりするので、情報量が多すぎて混乱する。そこを楽しめるかどうか。 検事であのマンション住める? 奥さんヤンキー風なのは静香揶揄? 恋愛要素を入れろと言われたので入れました感(どういうやり取りの後あの姿勢に?) 国選弁護人の奥さんのキャラ、事務所がなぜか工場の2Fで亀がいる 被害者の息子が警察署に乗り込んできたときの女刑事の凄み 性被害を起訴に持ち込もうとする女性検事のがんばり 副部長ってあんな広場に机並べさせられるの? 仕事ドラマとして、検事って大変なんだと興味深かかった。寿命短そう。そりゃ企業法務がいいよね。。そもそも拘置段階で検事と面談があることも知らなかった。あとタメ口。初対面でタメ口って、そういうの慣れちゃうと外の世界で苦労しそう。とにかくもっと稼ごうと思えばそういう仕事も選べる能力がありながら、あんな大変な仕事してるの偉いと思う一方、閉じた世界だなと感じた。
映画自体は面白いが、少しもの足りない
随所に安倍政権批判のシーンが散りばめられてて、それは笑えたし、痛快だった。また、話の展開も飽きずにみられた。役者陣もそれぞれキャラが立っていて話に入り込めた。吉高ちゃんがかわいいのが良い! ただ冤罪に関わって言えば、キムタク個人の感情からはじまるものにとどまっていて奥深さが感じられない。実際の冤罪はもっと組織的な罪深さがあるのではないかと思うと物足りなかった。またキムタクの復習心がなぜそこまで増大していったかの経過が薄すぎる。復習心が子どもレベルの範疇で、ドス黒い現実の人間の闇には迫れなかったと思う。インパール作戦とのからみも弱かったように思う。
目の保養には良いかと…
映画を観すすめる内に 「キムタクのドアップかっけ~な~」 「ニノは全然老けないなー」 「松重さんのキャラいいなー」 となっていった。 原作を読んでいなため、途中から話の繋がりがわからなくなった もったいない。 俳優陣の演技力どうこうではなく 脚本がわかりにくい。 ただ、顔はいい。
権力側の罪人、歪んだ正義感
どこに価値基準を持つか、そして誰が持つか、それが権力を持つ側だったらですべてが決まってしまうという恐ろしい映画。 公私混同も甚だしく、思い止まる勇気が出せない時点で人間の弱さと欲望には勝てない現実をまざまざと見せられた。 原作とは違うラストのようだが、とにかく二ノには逃げきって、真実を暴いてほしい。 それにしてもキムタクは新境地といえば聞こえはいいが、結局は悪役だし、肌の質感もあいまって落ちぶれ感もあるのが、ある意味悲しい。
実話(?)
個人的には喋るシーンが多くて面白かったです。 一重に自分が関わった出来事が本当にああいう形になったら恐怖を感じると思います。要は、ちょっとした、ホラー体験を聞いてびっくりした赤子になりかねない感じです(?) 暴力に訴えかけるよりも、死に直面する寸前の俳優さんやアクターがマジで感動でした。 最後に、今度見に行ったら個人的な感想が出ると思いますよww
ラストが甘いかな。
全体的にはそこそこまとまって面白く観ました。 原作は読んだことないけれど、きっと面白いのだろうと思います。 映画としてタイトルの割に罪人になりきれていないところが残念。もっとしっかり悪人になってくれたらラストもちがう形にできただろう。 やや中途半端なラストが残念。 吉高とニノの関係も必要ないな。
ストーリーに入り込める
原作未読です 率直に言うと自分はかなり好きです 映画の内容はよくわからないが感想です ですが、何かおもしろいと思える要素があるです 現実には起こりえないでしょうし、完璧フィクションなのにかなり引き込まれてしまいました どちらにも共感できます 正直どっちが悪なのかわからなくなりました 今年観た映画の中で1番好きかもしれません
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