きっと、いい日が待っている

劇場公開日:

きっと、いい日が待っている

解説

コペンハーゲンの養護施設で起きた実話をもとに、自分たちの手で未来を切りひらこうとする幼い兄弟の絆を描き、デンマーク・アカデミー賞で作品賞をはじめ6部門に輝いたヒューマンドラマ。1967年。労働者階級の家庭に生まれた13歳の兄エリックと10歳の弟エルマーは、病気の母親から引き離されて養護施設に預けられる。そこでは、しつけとは名ばかりの体罰が横行していた。さらにエリックたちは新しい環境になじめず、上級生たちによるイジメの標的になってしまう。そんな過酷な日常から抜け出すべく、兄弟は施設からの逃亡を図る。ラース・フォン・トリアー率いる製作会社ツェントローパの俊英イェスパ・W・ネルスンが監督をつとめ、デンマークで史上最高視聴率を記録したテレビドラマ「THE KILLING キリング」のスタッフやキャストが集結。ソフィー・グロベルが子どもたちを見守る教師役、ラース・ミケルセンが厳格な校長役を演じた。

2016年製作/119分/PG12/デンマーク
原題:Der kommer en dag
配給:彩プロ
劇場公開日:2017年8月5日

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(C)2016 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa International Sweden AB.

映画レビュー

3.53.85 児童養護施設事件

2022年9月17日
PCから投稿

PVだけだとイマイチ平凡でつまらなそうなカントリーな印象を受けるが、メインは児童養護施設の虐待事件である。宇宙を夢見る少年ばかりがPVではフォーカスされるが、それによって見る人の数が減っているような気もした。

全体的に映像もきれいで、とてもカントリーではあるものの、内容が内容だけに緊迫感もありかなりバランスの取れた映画。グロい場面や胸糞の直接的な描写もなく、見やすい部類だとは思う。

背景の映し方もよく、デモの看板やヒッピーなど間接的に時代背景を描写しているところも好きだった。

キャラクター陣も個性的で見やすかった。エルマーの最後の悟りきった男気に、「強すぎるだろ」と思ったのであった。

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asa89

5.0デンマークのコペンハーゲン養護施設での実話を元にした俊作映画

2021年10月27日
PCから投稿
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spoon

5.0むしろフィクションであって欲しかった、、、

2021年5月30日
iPhoneアプリから投稿

このような事実があったなんて、観るまで知らなかった。

施設の子供たちにとって、大人は絶対、地獄の日々だったでしょう。

多感な少年期に、数々の心の傷を負わせた管理者に怒りしか覚えない。

大人の保身、快楽、出世の為に犠牲になった子供たちの事を忘れてはいけない。

2度とこのような事が起きないように、大人が子供を守らないといけませんね。

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Cats

4.5見ていて辛かった

2020年6月10日
スマートフォンから投稿

悲しい

怖い

難しい

肉体的精神的性的暴力をずっと受けさせられる。見ていて本当に辛かった。あんなに小さな子達に暴力を振るえる意味が分からない。
最後、この施設の子供が鬱や依存症に今も苦しんでいるというテロップが入り心臓がぎゅっとなった。

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