坂道のアポロンのレビュー・感想・評価
全276件中、101~120件目を表示
音楽が良かった
jazzはさいこー!
衣装も良かった!
やはりジャズが良い
独特な空気感を持った映画
ストレートな友情に自然と涙がこみあげました。対照的に見える二人が近付く姿、セッションの際に2人がお互いを見つめる様子が微笑ましく、最高に羨ましかった。りっちゃん目線で見ちゃいますね。色んな逆境にも立ち向かい真の友情を深める様が眩しい。
そして本作のハイライトである文化祭のセッションでの高揚は半端ない。心地よすぎてりっちゃんの表情が全て物語っていて、逆にラストの展開が不安になるけど、最後までよかったです。そして、歌わんのかい!と笑
街並みが美しい。田舎と昔の心地よさを感じつつ、リアルさが出ていました。後、ジャズセッションが題材だからでもありますが、よい意味で変わった雰囲気でした。音楽のおしゃれさと田舎の素朴さ、でも海軍がいてエキゾチックで、学生運動時代の危険な香り等色々ミックスされていて独特でした。
小松菜奈ちゃんが可愛すぎてもう。周りに馴染めなかった幼馴染みに友人が出来る嬉しさすごく伝わってきました。繊細な心を見事に演じられてて、2人の男の姿をみて感動するけど、彼女の表情を見てより深まって、その深めさせる演技だったと思います。そして再び可愛すぎます。中川大志くんもあの豪快なキャラクター演じられる人は若手俳優では少ないなと思わせられるほど決まってました。
恋愛を後回しにした男の友情物語ってすごく珍しい気がします。面白かったです。
坂道のアポロン
1949年佐世保生れ(1966年は高2)の佐世保北高OBで、『クラシック(鑑賞&アマオケ演奏)もジャズライブハウス通い』も現役の名古屋市民です。
『”佐世保が誇る絶景” がふんだんに出て来る筈』と勝手に思い込み、原作もアニメも見ないまま『どうせ “青春モノ” だから』とストーリーにも期待しなかった1年ぶりの映画でしたが、3/21と3/23(来月中学入学の孫娘も一緒)の2回も観てしまいました。
『展海峰からの九十九島』や『白浜海水浴場の広大な砂浜とその先に広がる紺碧の海&高島&黒島』、そして『黒島天主堂の威容』等『佐世保出身者にはたまらないシーン』は “想定内” というより、“スポット選定&撮影時刻&映像時間&映像頻度” が物足りない『若干、期待外れ』のものでしたし、ストーリーも “想定内” でしたが、『1966年当時と変わらないエレガントな制服を纏った小松菜奈の(87点の)佐世保弁』は “想定外” で、北高OBには『もう〜、たまらんバイ!』の一言に尽きます。
そして、極め付きは、学園祭の体育館フロアに置かれたグランドピアノ(知念侑李)とステージ上のドラム(中川大志)のセッション。このセッションの間、どういうわけか、(年甲斐もなく)、涙が溢れ続けました。そして、10年後の黒島天主堂でのドラムと簡易ピアノのセッションでも。
この理由、3/21の帰宅後にネットを見て解ったんですが、この二つのシーンの音は(恐らく)他の演奏シーンとは異なり『プロによる吹き替』ではなく、ナント『二人の俳優の生(実)演奏』だったんですね!! 両名とも、元々『演奏には無縁』だったのを、この若くて器用な二人の男優の情熱による『 “演技力” や ”急ごしらえの演奏技量” の限界を遥かに超越した “本物のセッション(コラボ)“』。 納得です!!
この『(高校生の趣味としては)本物を超えるジャズセッション』 と 『中川大志の “完璧な(99点の)佐世保弁” + “物凄い演技力” + “男も惚れ惚れする程の溢れ出る魅力”』が(小生にとっては)この映画の真骨頂ですが、二度目を観終えて、知念侑李の『自暴自棄気味の孤児』、ディーン藤岡の 『学生運動崩れの挫折青年』等、全体的にも 『極めて上質で、趣味の良い映画』かと思います。
同じ映画を2回も観たのは、小生、初めての事です
2回目に良さが分かる
単行本もアニメも知ってるだけに原作の先入観がのせいか、納得行かないと初回に観た後は思うも、2回目に観たら凄く良い映画ということにやっと気が付きました(笑)
もう1回観たい。
あんまり面白くないと思った方は2回目がオススメです。
将来大物俳優を期待される中川大志
JAZZが良い
医師として忙しい毎日を送る西見薫のデスクに飾られた1枚の写真。そこには笑顔の3人の高校生が写っていた。10年前の夏、薫は転校先の高校で誰もが恐れる不良である川渕千太郎と運命的な出会いを果たす。ジャズのドラムを叩く千太郎と、幼いころからピアノを弾いていた薫は音楽でつながり、千太郎の幼なじみの迎律子を交えた3人で過ごす日々の中、薫は律子に恋心を抱くようになっていた。しかし、律子が恋焦がれるのは千太郎であることを薫は知ってしまう。三角関係に思い悩みながらも、千太郎とのセッションを楽しむ薫だったが、そんなある日、千太郎が薫と律子の前から突然姿を消してしまう。2人はバイクで事故って律子は意識不明、千太郎も怪我をしてしまう。そして10年後、ある事がきっかけで再会を果たし、2人でセッションして友情を確かめ合うのだった。思わず泣いてしまった。やっぱりJAZZはいいな~。
ジャズ、いい!
いっしょにセッションを楽しんだ気持ちになれました。
天使奈菜ちゃんいいね!~いい雰囲気がいいね!~
「坂道のアポロン」77点。
いろいろな意味で「佐世保」でないといけませんね。
何よりも「米軍基地」があり…。
高校生も、周りの人たちも「田舎らしくて」…。
時代(舞台は66年)もいいですね。
今までの数多過ぎた「JK純愛ラブストーリー」では、
1番「いいね!」です。1番「落ち着いた」「いい雰囲気」だから。
美男美女のキャストたちは、みんな「いい雰囲気(色恋や悪ガキなども含めて)」を持っています。
さらに「いい雰囲気」は、
「クラシック」でもなく「ロック」でもなく「エレキギター」でもなく、「JAZZ」が醸し出しています。
「JAZZ」が、
「青春」「友情」「恋・初恋・キッス」「(自分が最も輝いていた?)高校時代」「(ワケのわからない)ケンカ」「(ハイテンションな)文化祭」「(何もないただの)海水浴」から、
「(都会からのシャレた)転校生」「(イヤイヤの)生徒会役員」「田舎ゆえの停電(昔は「エレキ」でよく「ヒューズ」が跳びました)」「家・親からのプレッシャー」に、
「(懐かしい)レコード屋さん」に、
「(ケータイではなく)赤電話」に、
「昔(今もまだ一杯残っている)のJKの制服(特に夏の白いブラウスは、今の派手な・ファッショナブルな制服・超ミニスカートよりもはるかに目を引きます)」に、
「佐世保らしく教会・米国水兵・ハイカラさ」までを優しく包み込みます。
「すべてがJAZZなんだ!」が「いい雰囲気」につながります。
誰もが「懐かしく」「切ない」「高校時代(別にいつの時代でも構いません。自分にとっての時代)」を思い出させてくれます。
枠をはみ出さないことや、よくある話ゆえに「もの足りなさ」を感じるかも知れません。何故?というシーンもあります。
が、「まあいいか」となってしまいます。
「小田和正」の主題歌も「いい雰囲気」に合っています。
監督の「三木孝浩」は、「ぼく明日(昨年の「君の名は。」「聲の形」と並ぶ青春三部作と思っています)」などの「青春映画」の「(現代の)巨匠」ですね。
作品の中の、
「天使(エンジェル)ナナちゃん」は美しく可憐で、優しく清楚で、水着姿(今のダサい面積の少ないものではありませんよ)まで披露してくれます。こんな子が「幼なじみ」であれば、もうそれだけで人生「大ラッキー」です。あこがれます。
この「奈菜ちゃん」は、CMでお馴染み(保険のメガネ姿や水を仰ぎ飲む姿)です。
が、完全な主観ですが、
「悪魔(デビル)ナナちゃん」はエキゾチックで派手なエキセントリックなファッションで、都会的の今を生きるみたいに「ファッション雑誌」「グラビア」「インスタ」に登場します。
それなりですが、好みません。あくまでも「独断と偏見」です。
あまり「ヒット」していませんが、
「ジャニーズ」は気になりませんし、
「いいね!」です。🍀
懐かしい感じ。
表情の表現がとても良い
家に帰るとまた観たくなる衝動に駆られる。
アニメ版が非常に好きで実写化はかなり複雑な心境だったが、とても綺麗で優しい映画だった。
台詞回しが上手いとかよりも、お芝居って心なんだと思った。
確かに主役の知念さんはあまりセリフ回しが長けている方ではない。しかし表情や瞳の動きが心を写していて繊細に変わる。セリフがなくても感情がしっかり見える。
中川さんの話し方は方言を詳しく知らない自分には素晴らしいと思った。
これを観る前の小松さんの印象が派手なタイプだったのに、なんて可愛らしくて透明感のある素朴さを持った子なのだろうと一気に好きになった。
唯一残念だったのが美大生の女性を演じていた方。ゆりこではなかった。もっと大人の魅力を醸し出せる女優が良かったと思う。むしろ小松さんの方が魅力的だった。
一生ものの友情って、なかなか出会えるものではないし寧ろ出会えない人の方が遥かに多い中で、友情を超える掛け替えのない存在に出会えた二人に羨ましささえ感じる。
時代背景だったり三人の関係性が良かったし、薫の表情や目線がなんとも良かったし、なんと言ってもセッションに心躍る。
音楽って本当に素晴らしいものなんだなと改めて思う。
あんなに楽しそうにセッションしてる表情って本当に奏であってるからこそ出るものだ。
他の人のレビューでプロを使えとか演奏が素人だとか言ってるのを見かけるけど、そもそもプロ設定じゃない普通の高校生ですからね。
自分の思い違いをしているレビューもよく見るのだが、そういう人は映画そのものをちゃんと観ていないのだろうかと疑問に思う。
心が熱くなる
初日に映画館へ。実写なんて期待してなかったけどよかった!というレビューが多い中、わたしは予告や特番を見てきて期待しかしてなくて、ここまで期待してから見てしまうと、期待を裏切られてがっかりするんじゃないか、という不安もあったほど。しかし実際幕を開けてみると、本当に心が熱くなる、うまく言えないけど、もう一度観たいと思わせる、本当にいい映画だった。
原作と違うところはもちろんある。それでも原作に対してのリスペクトを感じる忠実さであったと感じた。
知念くんの演技が~とか、棒読みだとかちらほら目にするが、でもああいう独特の声の持ち主なのであって、合う合わないはあるかもしれないが、彼の演技はどちらかというと言葉よりあの瞳に現れている気がする。ひねくれた薫の心が、千太郎との出会いによって少しずつ解れていくのが表情がすごく素敵だった。
中川くんの千太郎は、本当にどこから見ても千太郎で本当に感動した。ガサツなのに繊細で優しい千太郎が漫画の中から飛び出してきたみたいで、表情も方言も素敵で、こんな素晴らしい役者さんだったのかと。
そして小松菜奈さんは、真っ赤な唇の派手な印象だったので、りっちゃんとはイメージ全然違うと思っていたのに、こんなに透明感のある女優さんだとは……本当に可愛くて驚かされました。小松菜奈さんがりっちゃんでよかった。
セッションのシーンは本当にすごいし、ほぼ未経験のふたりがどれだけの練習を積み重ねてきたかは計り知れない。役者さんは本当にすごいと思った。
初動が奮わなかったようだけれども、わたしはまた見に行きたいと思うし、じわじわクチコミで広がりを見せていて嬉しく思う。
思い切り下げた低評価レビューをちらほら見るが、高評価なのが気に入らないのか、アイドルが嫌いなのか、ちょっとした妬みなのでは?と思うので気にしないで、是非いろんな人に見て欲しいと思う。心から大好きな映画になりました。
サクラ評価に気をつけて
全276件中、101~120件目を表示











