坂道のアポロンのレビュー・感想・評価
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jazzはさいこー!
jazz好きなので見てきました。そして、泣きました。はじめの喧嘩のくだりとか見てる時は「だいじょぶか!?この映画!?」とはらはらしましたが、音楽の力は偉大なり!楽しそうにセッションするところを見るだけで、こっちもニヤニヤ。恋愛うじうじ路線に走らなかったのも良かったし、男の友情物語としても感動できる、良作です。
衣装も良かった!
41本目。レビュー高いから、ようやく観に行ってみたら、思わず、泣きそうになりました。
小松菜奈ちゃん、本当にいい!
昭和レトロの服好きとしては、衣装を見るのも楽しかった!
今宵は、JazzBar行こうかな。
やはりジャズが良い
ジャズが聴きたくて観に行きました。
ストーリーは王道少女漫画という感じでしたが、姉の影響で少女漫画を読み漁っていた私にはしっくりくる内容でした。
何より音楽が良かったです。
中川大志君、これから期待出来る俳優なのでは?と思いました。
独特な空気感を持った映画
ストレートな友情に自然と涙がこみあげました。対照的に見える二人が近付く姿、セッションの際に2人がお互いを見つめる様子が微笑ましく、最高に羨ましかった。りっちゃん目線で見ちゃいますね。色んな逆境にも立ち向かい真の友情を深める様が眩しい。
そして本作のハイライトである文化祭のセッションでの高揚は半端ない。心地よすぎてりっちゃんの表情が全て物語っていて、逆にラストの展開が不安になるけど、最後までよかったです。そして、歌わんのかい!と笑
街並みが美しい。田舎と昔の心地よさを感じつつ、リアルさが出ていました。後、ジャズセッションが題材だからでもありますが、よい意味で変わった雰囲気でした。音楽のおしゃれさと田舎の素朴さ、でも海軍がいてエキゾチックで、学生運動時代の危険な香り等色々ミックスされていて独特でした。
小松菜奈ちゃんが可愛すぎてもう。周りに馴染めなかった幼馴染みに友人が出来る嬉しさすごく伝わってきました。繊細な心を見事に演じられてて、2人の男の姿をみて感動するけど、彼女の表情を見てより深まって、その深めさせる演技だったと思います。そして再び可愛すぎます。中川大志くんもあの豪快なキャラクター演じられる人は若手俳優では少ないなと思わせられるほど決まってました。
恋愛を後回しにした男の友情物語ってすごく珍しい気がします。面白かったです。
坂道のアポロン
1949年佐世保生れ(1966年は高2)の佐世保北高OBで、『クラシック(鑑賞&アマオケ演奏)もジャズライブハウス通い』も現役の名古屋市民です。
『”佐世保が誇る絶景” がふんだんに出て来る筈』と勝手に思い込み、原作もアニメも見ないまま『どうせ “青春モノ” だから』とストーリーにも期待しなかった1年ぶりの映画でしたが、3/21と3/23(来月中学入学の孫娘も一緒)の2回も観てしまいました。
『展海峰からの九十九島』や『白浜海水浴場の広大な砂浜とその先に広がる紺碧の海&高島&黒島』、そして『黒島天主堂の威容』等『佐世保出身者にはたまらないシーン』は “想定内” というより、“スポット選定&撮影時刻&映像時間&映像頻度” が物足りない『若干、期待外れ』のものでしたし、ストーリーも “想定内” でしたが、『1966年当時と変わらないエレガントな制服を纏った小松菜奈の(87点の)佐世保弁』は “想定外” で、北高OBには『もう〜、たまらんバイ!』の一言に尽きます。
そして、極め付きは、学園祭の体育館フロアに置かれたグランドピアノ(知念侑李)とステージ上のドラム(中川大志)のセッション。このセッションの間、どういうわけか、(年甲斐もなく)、涙が溢れ続けました。そして、10年後の黒島天主堂でのドラムと簡易ピアノのセッションでも。
この理由、3/21の帰宅後にネットを見て解ったんですが、この二つのシーンの音は(恐らく)他の演奏シーンとは異なり『プロによる吹き替』ではなく、ナント『二人の俳優の生(実)演奏』だったんですね!! 両名とも、元々『演奏には無縁』だったのを、この若くて器用な二人の男優の情熱による『 “演技力” や ”急ごしらえの演奏技量” の限界を遥かに超越した “本物のセッション(コラボ)“』。 納得です!!
この『(高校生の趣味としては)本物を超えるジャズセッション』 と 『中川大志の “完璧な(99点の)佐世保弁” + “物凄い演技力” + “男も惚れ惚れする程の溢れ出る魅力”』が(小生にとっては)この映画の真骨頂ですが、二度目を観終えて、知念侑李の『自暴自棄気味の孤児』、ディーン藤岡の 『学生運動崩れの挫折青年』等、全体的にも 『極めて上質で、趣味の良い映画』かと思います。
同じ映画を2回も観たのは、小生、初めての事です
2回目に良さが分かる
単行本もアニメも知ってるだけに原作の先入観がのせいか、納得行かないと初回に観た後は思うも、2回目に観たら凄く良い映画ということにやっと気が付きました(笑)
もう1回観たい。
あんまり面白くないと思った方は2回目がオススメです。
将来大物俳優を期待される中川大志
清々しい青春映画に触れてきました。将来大物俳優を期待される中川大志くんの演技が光る。現代版高校生にプロットしてたらちょっとシンクロ難しいけど広い世代に共有できる中性的な表現がいい。素敵過ぎるジャズの音色にはジャズバーに行きたくなる衝動も。
JAZZが良い
医師として忙しい毎日を送る西見薫のデスクに飾られた1枚の写真。そこには笑顔の3人の高校生が写っていた。10年前の夏、薫は転校先の高校で誰もが恐れる不良である川渕千太郎と運命的な出会いを果たす。ジャズのドラムを叩く千太郎と、幼いころからピアノを弾いていた薫は音楽でつながり、千太郎の幼なじみの迎律子を交えた3人で過ごす日々の中、薫は律子に恋心を抱くようになっていた。しかし、律子が恋焦がれるのは千太郎であることを薫は知ってしまう。三角関係に思い悩みながらも、千太郎とのセッションを楽しむ薫だったが、そんなある日、千太郎が薫と律子の前から突然姿を消してしまう。2人はバイクで事故って律子は意識不明、千太郎も怪我をしてしまう。そして10年後、ある事がきっかけで再会を果たし、2人でセッションして友情を確かめ合うのだった。思わず泣いてしまった。やっぱりJAZZはいいな~。
ジャズ、いい!
何気なく番宣してるのを見て気になり、ここの評価がよかったので鑑賞。誰のファンでもなく原作も未読ですがよかったです。あれ、中川大志くんてこんなにかっこよかったっけ?とは思いました。ところどころ気になる部分もありましたが、音楽にそれほど詳しい人間でもないので、純粋にジャズいいなあ…!!と楽しめました。昔懐かしい世界観もよかったです。
いっしょにセッションを楽しんだ気持ちになれました。
一生のうちに“favorite thing”を見つけられることができ、ましてやそれを分かち合える仲間に出会える人は少ないと思いますが、映画の中のセッションシーンで、観ている私たちもその喜びをいっしょに体験できるような映画でした。
劇場にすでに2回足を運んでしまいましたが、この幸せを体感しにもう何回か観に行ってしまうのではないかと思っています。
DVDの発売も楽しみです。
天使奈菜ちゃんいいね!~いい雰囲気がいいね!~
「坂道のアポロン」77点。
いろいろな意味で「佐世保」でないといけませんね。
何よりも「米軍基地」があり…。
高校生も、周りの人たちも「田舎らしくて」…。
時代(舞台は66年)もいいですね。
今までの数多過ぎた「JK純愛ラブストーリー」では、
1番「いいね!」です。1番「落ち着いた」「いい雰囲気」だから。
美男美女のキャストたちは、みんな「いい雰囲気(色恋や悪ガキなども含めて)」を持っています。
さらに「いい雰囲気」は、
「クラシック」でもなく「ロック」でもなく「エレキギター」でもなく、「JAZZ」が醸し出しています。
「JAZZ」が、
「青春」「友情」「恋・初恋・キッス」「(自分が最も輝いていた?)高校時代」「(ワケのわからない)ケンカ」「(ハイテンションな)文化祭」「(何もないただの)海水浴」から、
「(都会からのシャレた)転校生」「(イヤイヤの)生徒会役員」「田舎ゆえの停電(昔は「エレキ」でよく「ヒューズ」が跳びました)」「家・親からのプレッシャー」に、
「(懐かしい)レコード屋さん」に、
「(ケータイではなく)赤電話」に、
「昔(今もまだ一杯残っている)のJKの制服(特に夏の白いブラウスは、今の派手な・ファッショナブルな制服・超ミニスカートよりもはるかに目を引きます)」に、
「佐世保らしく教会・米国水兵・ハイカラさ」までを優しく包み込みます。
「すべてがJAZZなんだ!」が「いい雰囲気」につながります。
誰もが「懐かしく」「切ない」「高校時代(別にいつの時代でも構いません。自分にとっての時代)」を思い出させてくれます。
枠をはみ出さないことや、よくある話ゆえに「もの足りなさ」を感じるかも知れません。何故?というシーンもあります。
が、「まあいいか」となってしまいます。
「小田和正」の主題歌も「いい雰囲気」に合っています。
監督の「三木孝浩」は、「ぼく明日(昨年の「君の名は。」「聲の形」と並ぶ青春三部作と思っています)」などの「青春映画」の「(現代の)巨匠」ですね。
作品の中の、
「天使(エンジェル)ナナちゃん」は美しく可憐で、優しく清楚で、水着姿(今のダサい面積の少ないものではありませんよ)まで披露してくれます。こんな子が「幼なじみ」であれば、もうそれだけで人生「大ラッキー」です。あこがれます。
この「奈菜ちゃん」は、CMでお馴染み(保険のメガネ姿や水を仰ぎ飲む姿)です。
が、完全な主観ですが、
「悪魔(デビル)ナナちゃん」はエキゾチックで派手なエキセントリックなファッションで、都会的の今を生きるみたいに「ファッション雑誌」「グラビア」「インスタ」に登場します。
それなりですが、好みません。あくまでも「独断と偏見」です。
あまり「ヒット」していませんが、
「ジャニーズ」は気になりませんし、
「いいね!」です。🍀
懐かしい感じ。
ジャズセッションのシーンはとても良かったと思います。見入ってしまいました。
中川大志君と知念侑李君のお互いを信頼し合っている表情がとても素敵でした。
微笑ましかったです。
ストーリーもわかり易くて良かったのでは?
ちょうど昭和のこの時代に生まれた者にはなんとなく懐かしい感じがする映画でした。
表情の表現がとても良い
家に帰るとまた観たくなる衝動に駆られる。
アニメ版が非常に好きで実写化はかなり複雑な心境だったが、とても綺麗で優しい映画だった。
台詞回しが上手いとかよりも、お芝居って心なんだと思った。
確かに主役の知念さんはあまりセリフ回しが長けている方ではない。しかし表情や瞳の動きが心を写していて繊細に変わる。セリフがなくても感情がしっかり見える。
中川さんの話し方は方言を詳しく知らない自分には素晴らしいと思った。
これを観る前の小松さんの印象が派手なタイプだったのに、なんて可愛らしくて透明感のある素朴さを持った子なのだろうと一気に好きになった。
唯一残念だったのが美大生の女性を演じていた方。ゆりこではなかった。もっと大人の魅力を醸し出せる女優が良かったと思う。むしろ小松さんの方が魅力的だった。
一生ものの友情って、なかなか出会えるものではないし寧ろ出会えない人の方が遥かに多い中で、友情を超える掛け替えのない存在に出会えた二人に羨ましささえ感じる。
時代背景だったり三人の関係性が良かったし、薫の表情や目線がなんとも良かったし、なんと言ってもセッションに心躍る。
音楽って本当に素晴らしいものなんだなと改めて思う。
あんなに楽しそうにセッションしてる表情って本当に奏であってるからこそ出るものだ。
他の人のレビューでプロを使えとか演奏が素人だとか言ってるのを見かけるけど、そもそもプロ設定じゃない普通の高校生ですからね。
自分の思い違いをしているレビューもよく見るのだが、そういう人は映画そのものをちゃんと観ていないのだろうかと疑問に思う。
心が熱くなる
初日に映画館へ。実写なんて期待してなかったけどよかった!というレビューが多い中、わたしは予告や特番を見てきて期待しかしてなくて、ここまで期待してから見てしまうと、期待を裏切られてがっかりするんじゃないか、という不安もあったほど。しかし実際幕を開けてみると、本当に心が熱くなる、うまく言えないけど、もう一度観たいと思わせる、本当にいい映画だった。
原作と違うところはもちろんある。それでも原作に対してのリスペクトを感じる忠実さであったと感じた。
知念くんの演技が~とか、棒読みだとかちらほら目にするが、でもああいう独特の声の持ち主なのであって、合う合わないはあるかもしれないが、彼の演技はどちらかというと言葉よりあの瞳に現れている気がする。ひねくれた薫の心が、千太郎との出会いによって少しずつ解れていくのが表情がすごく素敵だった。
中川くんの千太郎は、本当にどこから見ても千太郎で本当に感動した。ガサツなのに繊細で優しい千太郎が漫画の中から飛び出してきたみたいで、表情も方言も素敵で、こんな素晴らしい役者さんだったのかと。
そして小松菜奈さんは、真っ赤な唇の派手な印象だったので、りっちゃんとはイメージ全然違うと思っていたのに、こんなに透明感のある女優さんだとは……本当に可愛くて驚かされました。小松菜奈さんがりっちゃんでよかった。
セッションのシーンは本当にすごいし、ほぼ未経験のふたりがどれだけの練習を積み重ねてきたかは計り知れない。役者さんは本当にすごいと思った。
初動が奮わなかったようだけれども、わたしはまた見に行きたいと思うし、じわじわクチコミで広がりを見せていて嬉しく思う。
思い切り下げた低評価レビューをちらほら見るが、高評価なのが気に入らないのか、アイドルが嫌いなのか、ちょっとした妬みなのでは?と思うので気にしないで、是非いろんな人に見て欲しいと思う。心から大好きな映画になりました。
サクラ評価に気をつけて
製作委員会方式、中でも某事務所にイニシアチブがあるのでしょう、計算通り軒並み高評価です。客入りもまずまずです。
とてもいい原作なので、観劇後は是非コミックスを読まれることをお勧めします。
映画はエンドロールまで観たい質なので、本編後あちこちでスマホの光がチカチカして殺意すら覚えました。
製作委員会ではこういう猿たちの指導も含めて製作頂きたいです。
☆5多すぎない…?
高評価だったから期待して見たのに、見おわった後のがっかり感が半端ない。
正直、☆5はサクラかと思ってしまうレベル。
薫が千太郎に「自分の家に居場所がないやつの気持ちなんてわからないだろ!」と怒鳴るシーンがあったけど、何故それを千太郎に言うのかわからないし、ただの八つ当たりだよなあと思った。
知念君の英語の発音がよくてバカにされるシーンも、特別発音いいってわけじゃなかったし、ツンデレキャラ?があってなくてただの棒読みに感じた。
あと千太郎がハーフっていう設定ならもっとハーフっぽいキャストがよかったと思った。
小松菜奈ちゃんが終盤で突然薫を好きになるけどなぜ好きになったのかわからないし、全体的によくわからない映画だった。
☆☆☆★★★ 物語の途中で薫は千太郎に思わず怒鳴る。 「家の中に居...
☆☆☆★★★
物語の途中で薫は千太郎に思わず怒鳴る。
「家の中に居場所が無い者の気持ちなんて分から無いだろ〜」と。
でも…実は2人は似た者同士だった。
伝わらない想い。もどかしい状況が続いて行く中でのトラブル…そして。
「忌々しい坂だ!」
そう呟きながら通った坂道を、今2人は全速力で駆け下りて行く。その爽快感。
安定の三木監督。青春映画の佳作。
好きな監督だけに、どうしても期待値を上げての鑑賞になってしまう。
それだけに、友情物語として。そして、これまでの同監督が作って来た作品以上に素晴らしかった…かはちょっと疑問。
主要の3人及び、年上の2人が絡まる切ない恋愛物語は。年上コンビの2人が、映画の中盤で居なくなるだけに、どことなく中途半端な印象が残る。
また主要3人に関して言えば。演技の質で有ったり、学園生活に於ける同級生達との関係性等が(原作に描かれていないだけなのかも知れないけれど…)今ひとつ不透明に感じる。
ところで作品の舞台が長崎県佐世保とあって、宗教的な描写が多少入っている様にも見える。
少なくとも、千太郎が教会の前での捨て子で、最後には牧師になる訳だし。薫が律子への想いを吐露する糸電話の場面は、告解に他ならないでしょうね。
因みに、原作コミック未読。及びアニメ版も未視聴で、原作者の事をググった訳では無いので、本当にその想いを込めているのかは、此方のあてずっぽでしかないのですが…。
なんだかんだ…と貶しつつも、やっぱり三木監督作品は好きだ! だから採点もついつい甘くなるが、致し方ない。今後も観続けていきたい監督さん。
でも、ラストの小田和正の歌は蛇足か?
どうしても使わなければいけなかったしがらみの為…と考えておきたい。(勝手な妄想)
最後に作品の中身には全く関係無いのだけれど、数箇所気になった事を。
1966年当時に鉄筋建の高校が存在したのか?は疑問。別に存在してもおかしくは無いけれど。
同じく1966年当時で町中の路地裏が舗装されていたのか?も疑問。普通に考えても。東京都内でさえ、それ程舗装されている路地裏は無かったんじゃないかな?
1976年当時に、妊娠中で産まれて来る赤ちゃんが男の子か?女の子か?分かる様になっていたのだろうか?
まあいずれも作品の中身との関連性に於いて、何ら問題がある訳では無いですけどね。
2018年3月13日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン9
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