坂道のアポロンのレビュー・感想・評価
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青春スイング・セッション🎶
ジャズのリズムにのった、青春ムービー。自分も高校時代にビッグバンドをやっていたので、思わず曲が流れるとスイングしてました(笑)
こうした映画は、どうしても若さ故のクサい演技が気になりますが、思った以上に、知念君と中川君、小松さんの3人のキャラクターが、自然体でよく溶け合っていました。
観終わった時、小田さんのエンディング曲が、より一層、爽やかさを印象づけています。
知念君は8ヶ月の特訓でピアノをマスターしたとか…中川君のドラムもなかなか!学園祭での『マイ・フェイヴァリット・シングス』から『モーニン』へのセッションは見応えあり、カッコよかった。
ただ、1966年の設定を映像にするなら、もう少し、風景や学校の場面に工夫が必要かな…。考えてみると、彼らは今、70才を迎えようとしてるんですね(笑)
展開が雑で勿体ない
輝かしい友情あり、淡い五角関係あり、という青春映画の美味しいとこ取りしたようなストーリーで、美しい町と映像が魅力的で、セッションは見事だった。
百合香を見つめる仙太郎、仙太郎を見つめる律子、律子を見つめる薫。きゅんきゅんする演技が素晴らしい。終盤の展開と小松菜奈の演技が絶妙。役者の演技が素晴らしかっただけに、展開がイマイチ雑で何とも勿体なかった。
淳兄が東京から戻って来た理由も分からず東京に戻った理由も分からず。薫や仙太郎の目線から見ると淳兄や百合香の大人なミステリアスさが魅力的に映ったということだろうが、視聴者としては消化不良だ。
“そんなある日、千太郎が薫と律子の前から突然姿を消してしまう。”ってラスト10分だけだったし、消えた理由もイマイチ分からず。傷付けた罪悪感から律子のお護りとしてロザリオを残して消えた、というところかと思ったが、それだと消えるタイミングがちょっとおかしいと思うし、酷い消化不良に陥った。
一番肝心の2人のセッションにしても、あそこまで絆が深まるための時間を描いて欲しかった。起承転結の承の部分が弱かったように思う。青春映画ならそこをしっかり描かないと後半の感動が弱くなるじゃない?(時間の演出などいくらでも可能なのだからだ尺は関係ない。少なくとも青空エールではそれができていた。)
60年代を描いた必然性も感じられず。淳兄の学生運動を描くとか、70代になった現代の薫が当時を回顧するとかならともかく、あれなら90年代でも成り立つし余程自然だ。
だいぶ酷評してしまったが、全体的にはノスタルジックで美しい青春映画だった。(雰囲気は良かったし、原作を読んでいれば行間が読めたのかもしれない。)
聖母のような小松菜奈にただ癒された。ラストが絶妙で憎らしい。佐世保、行ってみたい街No.1に躍り出た。
ぴったり!!素敵でした!
昨日坂道のアポロン見てきました。
発表された時からずっと楽しみにしていた映画でした。
見てみたらはるかに予想を超えてくるくらい素晴らしい映画でびっくりしました。
まず役柄がみんなぴったりでした。主人公の西見薫は知念侑李くんじゃなかったらできなかった役柄だと思いました。少し謙虚な感じがとても似合っていました。
そして千太郎の中川大志くん、とても上手でした。
不良になりきって背も高くて知念くんとの身長差がいい感じに描かれていました。
律子役の小松菜奈ちゃん、とにかく方言がかわいかったです。
わたしが1番感動した場面は薫が「泣いていいんだ」と千に言った所でした。 JAZZも完璧で映像もとても綺麗で感動して何度も泣いてしまいました。また知念侑李くんのジャニーズではなく俳優で活躍している姿見れるのを楽しみにしています!!
学生時代の友情は一生もの
「学生時代の友情は一生もの」この作品を観て改めて実感した。ジャズを使った洒落たセッションもこの作品の重要な要素であり、かなり見応えがありました。
そして、相変わらず素晴らしいのは小松菜奈の演技力と存在感。言葉を発しなくても表情だけで演技出来る貴重な女優。いつも表情を見ているだけでもらい泣きします。
2018-54
体感型??
原作が凄く面白かったし、原作者さんも太鼓判を押していたので、実写化は期待しつつ不安もありましたが、素直に素晴らしかったと思います。
とても原作の世界観を大切に撮っているなという印象でしたし、ちゃんと坂道のアポロンでした。
演奏シーンは圧巻ですね。あれは大きなスクリーンと音の映画館で観る価値があります。見て欲しいです。
知念さんはピアノ未経験で、大志さんは中学時代に1年ほどドラム経験があるとは言え、ジャズという事もあり二人とも0からのスタートだったのではないかと。
それを10ヶ月程?であの演奏シーンを作り上げたのは、相当な努力の賜物だと思いました。そこに原作への愛を感じて嬉しかったです
演奏シーンになると自然と身体がリズムに乗ってしまう。
特に文化祭のシーンはまるで自分も体育館に集まった生徒の一人として観てるような気分になりましたね。凄く楽しかったです。
音のない原作とは違う、映画ならではの魅力を感じられました。
ストーリーはアニメもそうですが、やはり時間的にも端折らなければならない部分が出てきてしまうので、あのシーン見たかったなーと思う所はありました。それでも大事なシーンは残しつつ三人を中心として上手くまとめているのではないでしょうか。泣いてる方が沢山いました。完成度は高いと思います。
こんな映画初めて
高校生の娘が人間関係にストレスを抱えていたのでこの映画はいいんじゃないかと思って一緒に鑑賞しました。
時代設定が50〜60歳代の若い頃の設定だと思いますが高校生の娘も良かったって言ってましたし、私も感動したし、全ての世代で満足する映画だと思いました。
とにかくジャズの演奏シーンが素晴らしかった。吹き替えなしでしかも演技しながらあの演奏をするなんてびっくりです。
キャストの皆さんの演技も素晴らしかった。律子役の小松さんは都会的なイメージなのに佐世保の田舎の可愛い女の子だったし、薫役の知念さんもいい意味でアイドル感0だったし、千太郎役の中川さんもこういう男の子昔いたなぁって懐かしい気持ちになれたし、他の方もとても良かった。
途中から感動して涙が止まりませんでした。
家に帰っても余韻がすごくて、自然に涙が出てくるし、今朝起きても思い出して涙が出てきました。
今までいろんな映画を観ましたが、こんなに引きずられる映画は初めてです。
また友達を誘って観に行こうと思います。
その前に今日も観に行きたいと思っている所です。
娘に見せたいと観たのですが、私がハマりそうです。
とにかく美しかった!!
三木監督の作り出す透明感のあるキラキラした世界観とキャストがマッチしていた。ジャズのセッションシーンは初心者が演奏しているとは思えないほどだったし、鳥肌がたった。こんな青春を送ってみたいと思わせてくれるような素晴らしい作品でした。
涙なしでは観ることができない
私が涙するシーンでは律子も同じく泣いていて、律子もその場で私たちお客さんと同じように薫と千太郎のセッションを感じたんだなと思い余計に涙が溢れました。文化祭のセッションシーンは本当に鳥肌もので、一瞬でも目を離したくないしむしろ離せない。薫と千太郎が目を合わす2人の表情が強く美しく、輝きに満ち溢れて自然と涙が溢れました。
原作ファンです。
正直、薫はもっと線が細いとか千太郎はそんなイケメンじゃないとか律子はもっと地味だとか細かいところの違いはありましたが、そんな意見を全て黙らせるような圧巻のジャズセッションを見ることができました。
とくに文化祭のシーンは想像を上回る知念くんの指さばきと中川くんのバチさばきで、吹き替えなしと聞いていたにも関わらず本当は吹き替えじゃないのかと思わず疑ってしまうほどの出来映えでした。
そして何より心からジャズが楽しい、セッションが楽しいと伝わってくる演奏をする2人の音を聞いて、原作を読んでいた時にずっと流れていた音楽はこれだったのかなと思ってしまいました。
また、出演者の皆さんの表情の演技が良くて、目の揺れやたった一言だけでここまで感情を表現できるのかと素直に感嘆しました。
実写化されると聞いたときから、イメージを壊されるかもしれない怖さがありましたが、いい意味で予想を裏切られました。
公開中にもう1回見に行きたいと思いました。
一生ものの一瞬
作品の肝となるジャズが一切の妥協なく描かれていてとても嬉しくなりました。
千太郎役の中川大志さんは中学生の頃にドラムを経験していたそうですがジャズドラムは初めて、薫役の知念侑李さんに至ってはピアノ自体全くの未経験で2人とも8.9ヶ月かけて猛練習して挑んだとの事でしたが、とても未経験での挑戦だったとは思えない素晴らしいクオリティで文化祭のセッションシーンでは涙が止まりませんでした。
演奏シーンだけでなく、長崎佐世保の街並みや雰囲気、登場人物の心の機微がとても丁寧に描かれていて、原作に愛をもって作られた映画だと思いました。
パンフレットをじっくり読んで、もう一度見たいと思います。
思わずスタオベしたくなる!
オープニングの音楽とレトロな映像に心奪われた。どの世代にも共感できる所がある青春時代のまぶしさやほろ苦さが詰まっていて、違う種類の涙を何度も流すことに。セッションシーンは映画館の音響で聞いておかなきゃ後悔しますよきっと。
知念侑李さん、中川大志さんの文化祭での演奏シーンは本当に感動で思わずスタオベしたくなった。吹き替えを使わず本人が実際に演奏してるからこその臨場感があって、なんていうか上手すぎないところもリアルで。
小松菜奈さんのレトロな衣装もかわいいし似合ってる。そして繊細な表情がたまらない。その表情見るだけで涙があふれ出てくる。
アイドル映画と侮ることなかれ、あらゆる世代におすすめできる作品です。
やっぱり映画館で見るのが一番いいです!なんてったって音が!大きい画...
やっぱり映画館で見るのが一番いいです!なんてったって音が!大きい画面で見れるのもいいところだけど音が!心が癒されて青春っていいなって思える作品でしたあとはやっぱり本人達が演奏してるところがなんとも言えないです。圧巻です。!もう一回みよ!
どの世代にも響く映画。
最近よくある青春胸キュン映画では全くないです。
幅広い世代の方にオススメします。
ぜひ観ていただきたい。
キラキラした青春の中に混じる、ほろ苦く切ない瞬間。
どの世代の青春でも経験したであろうこの感覚が丁寧に描かれていて、つい感情移入をしてしまいました。
どこか儚く懐かしいような、優しい関係の3人も素敵でした。
ジャズのシーンは迫力と臨場感があり、目の前で本物のジャズを聴いている感覚。
そこにストーリーも加わり、思わずジーンと涙が、、、
吹き替えなしでこの演奏は、素直に凄いと思います。
ぜひ彼等の音楽をもっと聴いてみたいですね。
たまにクスッと笑えるシーンもあり、全体的にテンポよく速すぎず遅すぎず落ち着いて観られました。
佐世保のレトロでほのぼのとした風景もとてもいいです。
最後の小田和正さんの主題歌もこの映画にピッタリで、最後の最後まで余韻に浸れます。
感動あり、涙あり、音楽あり。
映画好きの方も音楽好きの方も原作ファンの方も、偶然見かけた方も、とにかく一見の価値ありだと思います。ぜひ。
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