トレイン・ミッションのレビュー・感想・評価
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正統派アクションスリラー
いつも同じ電車で通勤している男が、帰りの電車で見知らぬ女性に
「プリンという名前の人を探し出したら、10万ドルあげる」
と話しかけられ
半信半疑のまま、言われた通りにしていたら、事件に巻き込まれてしまうというアクションスリラー
これは久しぶりに正統派のアクション映画を観た感じがした
普通の男が、ある陰謀に巻き込まれ、悪と戦う
という、ブルース・ウィリスがやってもきっと違和感ない、かつてのハリウッド的アクション映画
ストーリーも割とありがちで
なんとなく「犯人はこの人かなぁ?」と思いつつも、スピード感と迫力で最後まで楽しめちゃう
特にこれといったひねりはないし、アクションが斬新なわけでもないのに、飽きずに最後まで楽しめたのは、ひとえにリーアム・ニーソンの力だと思う
リーアム・ニーソンには「この人は悪いことをしない」という安心感と信頼感のようなものが自然と滲み出ていて
真っ正面から敵に立ち向かっていく姿には、つい「がんばれ!」と応援したくなってしまう
そのリーアム・ニーソンの良さが、この映画には詰まっていた
アクション映画好きにはきっと楽しめるはず
あと、個人的には「ブレイキング・バッド」と「ベター・コール・ソウル」のマイクが出てて嬉しかった
めちゃめちゃ面白かった!
ジャパンプレミアで観てきました!
リーアム・ニーソンカッコ良過ぎます!
65歳とは思えないアクショ!!
声も渋い〜!!
そして最後まで息もつけない展開にハラハラしっ放しでした!
公開したらまた観たい。
エンドロールの表示の仕方も好き。
リーアム歳とったなぁ~
通勤列車や地下鉄、あるいは貨物列車を扱った作品はハリウッドのお家芸と言っても過言ではないが、ひとつのジャンルとして確立され作品数も多く出尽くした感がある。本作では保険会社を解雇された60歳の通勤サラリーマン(元警察官)をリーアム・ニーソンが演じ、その領域に挑む。日本の通勤列車とは違い本作の列車内はデンジャラスで絶対に乗りたくない陰湿で重苦しい雰囲気に満たされていた。たぶん本編冒頭、主役リーアムに接触する「謎の女」登場のために作られた演出であろう。この謎の女、出演時間わずか数分にも関わらず圧倒的な存在感で本編を極上のサスペンスへ誘う力がある。観客は初っ端から監督の手中に引きずり込まれてしまう。そして当然ながらリーアムが主役を務めるからには派手なアクションがおまけに付いてくる、常識では有り得ない不死身の男として観客を楽しませてくれる。しかし今回はやり過ぎです!あなたはスティーヴン・セガールやシュワちゃん、スタローンではないのだから年相応に演じてほしいしし、彼らとは一線を画す渋い俳優でいてください。ただ残念な点もある。事件の全容が分からずじまいで映画が終わる事にある。そこがミソなんだとお叱りを受けるかもしれないが、私は腑に落ちないのである。
〈ハラハラ〉と〈痛い〉がてんこ盛り!
主人公のマイケルは強いのか?弱いのか?分からないけれど、もの凄くタフ!
アクションにありがち?な“うそ〜ん”と突っ込みたくなる場面もいくつかあるけれど、迫力とスピード感もあって面白かった。
通勤電車の中を這い回る縦横無尽のカメラワークが冴える!意外な展開に向けて加速するB級サスペンスアクション
元警官のマイケルは10年務めた保険会社から解雇を宣告されて途方に暮れていたある日、通勤電車の車中で見知らぬ女性ジョアンナに声をかけられる。女性はこの列車の中に不審なカバンを持ったプリンという名前の乗客を見つけられたら10万ドル支払う、前金はトイレに隠してあると言い残して下車してしまう。悪い冗談だと思ったマイケルだったがトイレで2万5000ドルの入った封筒を見つけて驚く。慌てて電車を降りようとしたマイケルだったが、また別の見知らぬ女性から封筒を渡される。その中には妻の結婚指輪が入っていた。
『アンノウン』、『フライト・ゲーム』、『ラン・オールナイト』に続くジャウム・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンの4作目のタッグ作。狭い車内を縦横無尽に這い回る極めてテクニカルなカメラワークがドラマのテンションを高め、乗客と乗務員のキャラクター描写を丁寧に積み上げて終盤の意外な展開へとスピーディに繋いでいく演出も見事。ベラ・ファーミガ、サム・ニール、パトリック・ウィルソンといったベテラン陣の演技も冴えていて、最後まで楽しめる一級品のB級エンターテインメントに仕上がっています。
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