「プリン」トレイン・ミッション ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
プリン
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タイトルを観た時に「フライト・ゲーム」の電車版みたいなものかなと想像してたんですが、また一味違った面白さがありました。
ただの保険屋さんかと思いきや元警察官という設定でリーアム・ニーソンはSPとか警察官を演じる事が多いですよね。
リストラされた平凡なお爺ちゃんといってもいいぐらいのおじさんが、普通の通勤電車で、どうやってサスペンスが始まるんだと思いましたが、謎めいた女性がこれまた謎めいた話しを始め6両編成ぐらいの小さな舞台がサスペンスの世界に様変わりです。
アクションシーンも多く、リーアム・ニーソンも、もうお爺ちゃんなのにあんなに殴られたり投げ飛ばされたりと体が心配になるほどアクションで痛々しくもありましたが、まだまだ若いもんに負けんって気迫も伝わってきました。
その後に待ってた脱線シーンも、ちょっとやり過ぎかなとか、あれだけの大事故の割に怪我人も少なくご都合主義な感じも若干ありましたがハラハラの連続でド派手な演出に圧倒されました。
あれは映画館で観た方が見応えありますね。
私がこの作品の中で一番好きだったシーンが私がプリンだと皆んなでかばい合ってたシーンです。
あそこはちょっと痺れましたね。
あのシーンを観る為にここまでの展開があったなと思えるぐらい好きなシーンでした。
あれを観れただけで観た価値があったなという感じです。
最後まで乗ってた乗客の人生にも変化があって観終わったときに満足感の残る作品でした。
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