スクランブル

劇場公開日:

スクランブル

解説

クリント・イーストウッドの息子で、「ワイルド・スピード ICE BREAK」「スーサイド・スクワッド」などで注目を集めるスコット・イーストウッドが主演を務めたクライムアクション。誰も思いつかない手口を使い、いかに美しく、そして完璧に車を盗むかをモットーにする高級クラシックカー専門の強盗団・フォスター兄弟。彼らの今回のターゲットはオークション会場から搬出された世界に2台しかない37年型ブガッティ。しかし、その作戦は失敗に終わり、落札したマフィアのモリエールによって、兄弟は囚われの身となってしまう。命が助かる条件として提示されたのが、モリエールと敵対するマフィアが所有する62年型フェラーリを1週間以内に盗むことだった。フォスター兄弟は一流ハッカー、天才スリ、爆弾オタクたちを従え、「走る芸術品」と称される3800万ドルの62年型フェラーリ250GTO強奪ミッションに挑む。監督は「トランジット」のアントニオ・ネグレ。「96時間」のピエール・モレル監督がプロデュースを務める。

2017年製作/94分/G/フランス
原題または英題:Overdrive
配給:ギャガ
劇場公開日:2017年9月22日

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(C)2016 OVERDRIVE PRODUCTIONS –KINOLOGY– TF1 FILMS PRODUCTION –NEXUS FACTORY

映画レビュー

2.0車好きな人が

2024年10月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

見ると楽しい映画ではないかな。

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myzkk

2.5内容が空っぽのおバカ映画

2023年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

興奮

総合:50点 ( ストーリー:40点|キャスト:55点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )

 金はかかっているようだが、安物の少年漫画のように内容がすかすかのおバカ映画。格好良さを前面に出しているが、裏付けがないので出来もしないことを無理やり出来ることにしても逆にくだらない格好悪さだけが残る。暴力組織を襲って損害を与えておきながら、その親分に簡単に会えて交渉をする時に不躾な態度をとってもあっさりと許されて、しかもこちらの提案を信用されて受け入れられるなんて、呆れるほどに馬鹿馬鹿しい。

 これだけ金をかけているのならば、もう少しまともな脚本と演出で制作したほうが良かったのではないか。クリント・イーストウッドの息子が出演しているのを初めて観たが、父親の近年の映画がしっかりとした骨太の作品が多いだけに、この落差が余計に目立った。

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Cape God

3.0アナ・デ・アルマス

2022年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2022年9月4日
映画 #スクランブル (2017年)鑑賞

高級クラシックカー専門に盗みを働く運転バリうま異母兄弟が、マルセイユを舞台に、ギャングとキレる経営者の間でそれぞれから追い詰められながら活躍する

#アナ・デ・アルマス がビッグになる前の作品です

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とし

2.5イマドキこの程度で満足するだろうか?

2022年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

世界中に数台しか存在しないような車、もはや美術品と言っても過言ではないゴージャスな本物を、何十台もそろえて、惜しげもなく走らせるどころか、カーチェイスもやっちゃいます。

主人公のフォスター兄弟は超一流の車泥棒。兄のアンドリューは無口でスゴ腕のドライバー、弟のギャレットはメカの天才、母違いの兄弟は、固いきずなで結ばれ、お互いを尊敬しあうチーム。

このお兄ちゃん役に、スコット・イーストウッドが扮し、ドッキドキのアクションを体当たりで演じています。これが、お父さんのクリント・イーストウッドにそっくりで、しゃべり方なんか「真似しているの?」と思ってしまうほど似ています。映画でも、母親が違う弟と、父親について語り合うシーンがありますが、まるでクリント・イーストウッドのことを語っているようでニヤリとさせられます。実は、ヒュー・ジャックマンにも似ていますが、ヒューは昔からクリント・イーストウッドに似ていると言われていましたから、そりゃそうですよね。二代目ウルヴァリン役は彼で決まりでしょう。

恋人役のアナ・デ・アルマスもとってもキュート!こんな彼女がいたらそりゃ彼らも張り切って仕事しちゃいますよね。彼女は「ブレードランナー2049」にも出演していて、ブレイク間違いなし。個人的にはロマンティック・コメディーに、ライバル役なんかで出演して欲しいなんて思います。

ここまで見て、もしこの映画見てみたいと思った人はここから先は読まなくていいです。だって悪口しか書いてないから………

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本音を言えば、この映画、つまんなくはないけど、これと言って面白くもない。一番強く感じたのは「今、あえてこんな映画撮る意味あるのか?」ということです。出てくる車はれっきとした名車ばかり、フェラーリの250GTO、アストンマーチンV8、66年ジャガーEタイプ、、、とにかく書ききれないくらいたくさん出てきますが、若い人の「クルマ離れ」を思えば、まさに豚に真珠ですよね。例えばデートでこの映画を見に行ったとしても、彼女はきっとブンむくれるでしょう。だって女の人が魅力的に描かれていないからです。

まさに、女優さんは助手席に座っているだけのお飾り。アンドリューの恋人で一流のハッカーという設定になっていますが、一度もそんなシーン出てきません。「危険だから今回君とは組まない」なんて言われて腹を立てたりしますが、実際、敵に捕まって人質になるだけの足手まといにしかなりません。

いまや、「ワンダーウーマン」「ハンガーゲーム」「スターウォーズ フォースの覚醒」強い女性が主役の映画が当たり前の時代に、なんとも古臭い価値観。

売り物のカーアクションも、見たことのあるシークエンスばかりですし、肝心の名車のカーチェイスに至っては「ぬるい」「腰の引けた」「何とも迫力のない」ものばかりで、最近見た「ベイビードライバー」の爽快感に比べれば明らかに劣ります。もっと言えば、宣伝展開で使っている「ワイルドスピード」の名前も出さないほうがいいとも思います。ワイスピを期待してこの映画を見た人には、本当に迫力のないカースタントに映るでしょう。だって、本物を使って車に傷でも付けたり壊したりしたら、賠償どころか取り返しのつかない事になるから。だから、「手加減」したチェイスシーンしか撮れないのです。

主人公の乗る、世界に2台しかないブガッティは(実は)レプリカなので、ちょっと派手にぶつけたりしますが、車を盗まれたコレクターは、平気で銃をぶっ放したりします。35~6億で落札した車に向けて、発砲したり、マセラティで体当たりしたり、いくら頭に血が上っていても、このオーナーの行動は理解できません。

それと、ネタバレになってしまいますが、橋を爆破し、崩壊するさなか、その橋を車で走り抜けるシーンは、宮崎アニメでさんざん見てきたもので、実写作品なのにその迫力に負けてます。

実写で、本当に橋を爆破した「ダークナイトライジング」など、過去にド迫力の本物を見ているだけに、このシーンのCGくささには胸がしぼみますね。

宮崎アニメで、どうしても連想するのが「ルパン三世」
主役はイーストウッドの息子さんですし、表向きアップビートな、スタイリッシュな、軽いノリで鮮やかに盗みをやってのけるスタイルは、ルパンそのものです。そして、映画に「イマドキ」の要素がひとつもないことも含めると、ちょっとお金のかかったルパン映画の実写版が、山田康雄→クリント・イーストウッド→スコット・イーストウッドつながりで見れたってことで、良しとしましょうか。

2017.10.9

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うそつきカモメ