ちはやふる 結びのレビュー・感想・評価
全302件中、81~100件目を表示
「人知れずこそ 思ひそめしか」近代青春映画の決定版
競技カルタの青春映画「ちはやふる」の完結編です。3作目にもなると広瀬すずが「ちはや」というキャラクターを上手く自分の物にしてるなぁっと感じました。目的持ったら一直線の女の子って良いですよね。
でも色々と悩んで成長していく太一君が良かったですね。人生正しいとか間違ってるとかなくって色々と悩んでも結局仲間の元に帰った太一の勇気には拍手でした。
競技カルタの見せ場も良く考えて撮ってありますよね。上からの俯瞰した視点で観てる人にわかりやすくする工夫が感じられます。
でも最後結局ちはやは太一も新も選びきれなかった訳ですが、これは原作では決着付いてるのでしょうか?
原作は30巻以上あってハードル高いので誰か知ってる人教えてください!
一線越え
広瀬すずちゃん
とても、良かった。
ずっと見たかったのですが、タイミングを逃し続け、
ギリギリになってしまいました。
いや〜、とっても良かったです。
青春って、良いですねえ。
一瞬一瞬、キラキラしていて。
でもそれは永遠には続かない。だから良い。
悲しくもないのに、胸が熱くなり、何度も目からツーッと涙が出て来ました。
野村周平君、バラエティではおちゃらけてるけど、
とっても良い仕事をしますよね。
頂いた役に対しては、いつも真摯だと思います。
太一がとても、愛おしかった…。
1番人間臭くて、ずるくて、弱くて、愛おしい…。
どうしたって応援せずにはいられない…1番感情移入してしまうキャラクターです。
太一としては、いささか華やかさが足りないような気もしますけど、やっぱりかっこいいし、新入生にキャーキャー騒がれてても、特に違和感はないです。
部活と受験の両立って、本当に難しいですよね…みんな不器用で、苦しくて…母親みたいな気持ちになって背中さすってあげたくなりました。
そして、周防名人役の賀来賢人さんも、とても良かったです。松岡茉優さんも、前作に引き続き、絶品。
(正直下の句は、茉優ちゃんが全て喰ったな…と思いましたが…)
清原伽耶ちゃんも良かったです…。以前から気になっていたけれど、今作で完全に好きになってしまいました。
すずちゃんも、色々言われることはあるけど、文句のつけようがなく美しいですね〜。「あぁ、ちはやだ…」って感じでした。
原作は途中まで読んでいたので、「あれ?あの人の扱い、こんなに薄いんだ…」「あれ、あのシーン、無いんだ」って、多少はありましたけど、まあ、仕方ないですね…。
あと、なんといっても、サウンドトラック…最高ですね…。流すタイミングも絶妙だし、空気がピリッと引き締まったり、音楽によって泣かされたシーンもありました。
全体として、とても良かったし…通して手元に置きたいくらいです。原作もちゃんと最後まで読もうかな。
鑑賞後、「明日また頑張ろう。」と思える、良い作品でした。ありがとうございます。
広瀬すずは美の化身
美しい青春映画
この映画、試合のシーンの映像も楽しめますが、普通のシーンの映像が好きです。
日光が印象に残るシーンが多々有りますが、競技かるたを扱った本作の和のイメージに合う、穏やかな日の光に感じました。
(素人なので、上手く表現出来ずにすみません)
さて、高校生の部活を扱った本作。登場人物達が成長していきます。
部活での成長の特徴の一つとして、仲間の姿を通しての成長があると思います。
感受性が豊かな時期だから、周りの行動から色々な事を感じ吸収して行く。
そして、お互いが成長する事で仲間の絆が強くなる。
そんな高校生の部活の特徴が上手く描かれた作品だと思いました。
それから、清原果那さん、若いのに和のテイストが似合いますね。彼女の魅力を発見できました。
本作は、フィクションだと分かっていても若者達を応援したくなる、そんな青春映画でした。
最高の完結
ちはやふるシリーズ 上の句・下の句
そして結び、と完結まで見届けましたが
完結してしまって寂しい気持ちもあり、
今作が一番感動しました。
かるたに全く興味がありませんでしたが、
この作品を通し、競技かるたがあることを
初めて知り、見入ってしまいました。
試合のシーンや、かるたが飛ぶ映像など、
手に汗握る場面が多く、一瞬も見逃せません。
高校生ならではの恋愛模様や、友情、
青春がいっぱい詰まった最高の作品です。
かるたに対する熱い思い、
ご本人たちがたくさん練習して撮影に挑んだこと、
画面越しに、ひしひしと伝わってきます。
出演者の方々の、仲の良さも
映像を通してすごく分かります。
このメンバーだったからこそ、
良い作品になったと思いました。
主題歌も、とても良い楽曲で、
ちはやふるにぴったりです。
映像、楽曲共に大好きな作品です。
ちはやふる結び
全302件中、81~100件目を表示