gifted ギフテッドのレビュー・感想・評価
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映画の方程式
Gifted(天才)を題材にされてもピンとこないが「ドリーム」を見ていたので女性の天才数学者の偉業が身近に感じられた。隣人にオクタビア・スペンサーをキャスティングしたのもある種の伏線、補間に思う。親子の確執といえば「エデンの東」や「華麗なる一族」など父子の問題が多い、母親が強いのは英国文化なのか時代なのだろうか。フランクとボニー(担任)が結婚してメアリーを育てれれば話が早いのにと焦れてしまったが日常をスナップするカメラが温かく映画としては成立してしまうのが監督の腕なのだろう。好感度に子供と動物は鉄板だが抑え気味の味付けが妙である。必然性は疑問だが法廷ものも流行であるし教育問題、人種や貧富、動物愛護まで、ちょっと盛り込みすぎかも知れないが製作陣は映画の要素を方程式にして解いて見せたかったのかも知れない。
特別な境遇だが娘を持つ父なら重なるものがあると思う
とてもありきたりな物語ではないが、自分の娘が特別であるものには変わりないし、何度も重なる部分が出てくる そこで笑えたり、目頭が熱くなったり、胸を締め付けたりと見終わった後に子供を抱きしめたくなる温かい映画
決めるのは本人
主人公(女の子)の数学の才能をどの様に使うかを巡って、亡くなった母に代わり主人公を育てる叔父と祖母が対立します。
叔父は主人公の才能を隠したままにする事を望みますが、祖母は誰も解けなかった数学の問題を解決する事を望みます。
叔父の動機は、主人公の事を思うがゆえの行動、つまり愛情です。一方、祖母の動機は自分の願いを叶える事であり子供や孫はその為の道具です。それは主人公と叔父には引き離せない強い絆があり、叔父は母(祖母)を嫌っているという対照的な関係に現れています。
最終的に叔父は自分の考え方を主人公に押し付けるのではなく、大学に通わせながら小学校にも通うという主人公の意思を尊重した行動を選びました。
後日 映画の主題である「ギフテッド」は、才能は神から与えられた物であり自分の為にではなく皆の為に使うべきだというキリスト教の考えからきた言葉と知りました。本当に素晴らしい考え方だと思います。でも自分の才能をどの様に使うかは本人が決めるべき事柄です。
「毒親」という重くなりがちな問題を主人公の演技力と映画の構成によって、見やすいながらも心に残る映画でした。後味が良い作品です。
Dying message
最後のオチがこの話に終止符を打つ。話としては見事ではある。ここには出てこない娘と母の相克に焦点がいく。
子育てにおいてどういう環境を子供に与えるべきかという命題がある。主人公は確信が持てない。対する祖母の裁判での独白を聞けば祖母に正当性を与えるべきではないのは明らか。相手が間違いにすぎて、先の命題に対する答えが逆に不明瞭になった感も残る。
その祖母を演じたリンゼイ・ダンカンの演技が冴える。子供演出は秀逸。
天才という名の苦悩
ギフテッドそれは、天才の行く学校だか主人公の女の子のメアリーは特別扱いされるのが嫌い
それがゆえに学校では退屈な日々だか彼女にも学校で色々な感情があふれ出るとある朝校長が挨拶に来ればフランクに電話して帰らせて!と言い、ある時はいじめっ子がいじめられればそのいじめた子の鼻を本で殴りフランクが呼び出されだんだん学校に馴染みだかある時メアリーの母親の叔母が会いに来てメアリーを連れて帰ると言うだかフランクは微動だにせず冷静
とにかくメアリーを取り巻く騒動になり裁判が始まるわけだがその裁判で決まった判決が…
フランクとメアリーの別れのシーンが涙なしでは見れない…
一方最初から出てたフレッドが居ないじゃないか!と思い見てくと…何と動物施設で命を落とす危機に
本当に手に汗が💦
猫好きの自分としては、絶対許せない行為でした!
あの◯里親め!と思い。
何か考えさせられる映画でした。
クリス エヴァンス良い俳優になった。
マーク・ウェブが帰って来た!
マーク・ウェブが帰ってきた!が第一印象。
アメイジングスパイダーマンも僕は好きだけど、
スパイダーマンとマーク・ウェブがお互いの良さを
殺し合ってるとまではいわないけどあ、
出し切れてないもどかしさもあって、
やはりマーク・ウェブは今を生きる僕たちの普通の日々
をキラキラ輝いてると思わせてくれる監督だと
思っていて、
マーク・ウェブのマーク・ウェブらしさが爆発して
やりたい事をやれてるような気がして、
作品の素晴らしさとマーク・ウェブ良かったねという
気持ちが重なった。
天才女の子を巡る話だけど、
自分も子を持つ親として子育ては難しいと思っていて、
子育てに正解はないし、その答えが出るとしても
それは何十年後の話で誰も答えは分からないのだと
と思う。
それに加えて子どもに特別な才能があったら、
そりゃ親は右往左往すると思う。
おばあちゃんは強引ではあったけど、
悪い人ではなかったし、
弱さは持ってても悪人がいない話なのも良かった。
そして何と言っても子役の女の子が良かった。
ビジュアルの可愛いらしさに加えて、
一見大人っぽく見えて天才であっても
動きやペンの持ち方が子どもなのもギャップ萌え?
しました。
クリスエバンスも完璧な父親ではなくて、
手放したいと思ったり、自分の時間が欲しいと言ったり
悩みながら子育てしてるところに共感出来ました。
天才
はっきり言ってストーリーは予告編がほぼ全てなんやけど、それでもこれだけ魅せるのは役者さんのおかげか。ユーモアたっぷりで爆笑やし、当然泣ける。女性だけ一律減点する大学がある国では想像つかない物語っすよ。
子供の幸せ
明快だが、重すぎるテーマでわかりやすかったが見終わった後も子供の幸せについて考える。
メアリー役の子の演技が素晴らしく感情移入しやすい。
渋い見た目のクリスプラットもまたかっこよすぎ
あんな父親普通いないと思うが、
いずれにせよ泣けて笑えて考えさせられて、また見たいと思える一本でした
気持ちが和む映画。子役はもちろ出演者の魅力による力が大きいと思う。...
気持ちが和む映画。子役はもちろ出演者の魅力による力が大きいと思う。才能はうらやましいが天才の域までいくと凡人とどちらが幸せかはわからない。いずれにしても大切なのは愛する人がそばにいてくれるという事なんだろう。
与えられた才能を、どう生かしていくのか
「瞬時に数式を解ける7歳女子。
周囲が「1+2=」の授業をしていたら、そりゃあ退屈というか浮いちゃうよね。
その才能を英才教育する学校で、磨きをかけようとするって。まだ7才だよ。ばあちゃん、それは酷だよ~と机を叩いたのは私だけじゃないはず。
叔父は「才能は若かっているけど、普通の子供と同じ環境で同じように育ってほしい」という言い分に禿同!。
祖母は期待していた娘(7歳児の母)が自死した悲しい過去を、孫の才能開花で乗り越えよう・夢を果たそうと、身代わりにしているのが悲しすぎる。
メアリーの養育権を巡る裁判。場面はさほどないけど、子供には見せられないような卑怯な手を使うのが。ますます祖母に腹が立ちました。
その都度都度叔父が、メアリーに対して優しく接している場面が、普通の事なのにじんわり。
嬉しいことは子供なりに喜ぶ姿。これが7歳女子の生活。
最初メアリーの飼い猫・片目のフレッド。ちょっとキーポイントだったのがGOOD。
「普通でいること」って大切なんだなあ。とシミジミ。
ラストもいい締め方で最後心ほっこりでした。
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