ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女

劇場公開日:2017年6月24日

ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女

解説・あらすじ

「私の頭の中の消しゴム」「四月の雪」のソン・イェジンが、実在した大韓帝国最後の皇女・徳恵(トッケ)翁主を演じたスペクタクルドラマ。「四月の雪」「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督が、徳恵翁主の激動の生涯をフィクションを交えて描いた。日本統治時代、大韓帝国の初代皇帝・高宗の娘である徳恵翁主は、政略に巻き込まれ、わずか13歳で日本へ留学させられてしまう。祖国へ帰ることを心待ちにしながら大人になってしまった彼女の前に幼なじみであるジャンハンが現れる。ジャンハンは大日本帝国に従事する一方で、徳恵と彼女の兄である皇太子の上海への亡命計画を秘密裏に練っていたが……。イェジンのほか、ジャンハイ役を「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」のパク・ヘイルが演じ、日本からは戸田菜穂が出演。

2016年製作/127分/韓国
原題または英題:The Last Princess
配給:ハーク
劇場公開日:2017年6月24日

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映画レビュー

2.5 あの女優さんだったのか、、

2025年11月2日
スマートフォンから投稿

悲しい

幸せ

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Rito

4.0 タイトルなし(ネタバレ)

2025年7月8日
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泣ける

悲しい

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あすパパ

3.5 【大韓帝国最後の皇女、徳恵翁主の哀しすぎる生涯を描いた作品。と共に今作が反権力の気風高き都市、京都のミニシアター”京都シネマ”で3週間限定公開だった意味を考えるの巻。】

2025年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

■日本統治下の大韓帝国。初代皇帝・高宗の娘、徳恵翁主(ソン・イェジン)は日本の朝鮮皇室の消滅を図る政略に巻き込まれ、わずか13歳で日本へ留学させられてしまう。
 祖国を思いながら月日は流れ、成長した彼女の前に幼なじみのキム・ジャンハンが立派な青年として現れる。王朝復興のため、彼は徳恵翁主に亡命を促すが、妨害によりその思いは果たされないのである。

◆感想

・近代の激動期、大日本帝国により人生を大きく狂わされた王族と言えば、中国、清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀が有名である。
 だが、この映画を反権力の気風高き都市、京都にある“京都シネマ”で鑑賞した際には、前日祇園で呑み過ぎたせいか、頭に良く入って来なかった。

・その時のフライヤーが手元に有るのだが、合点がいった。架空エピソードや人物がマアマア居たのである。そうかあ。

■監督が、名匠ホ・ジノであり、主演がソン・イェジンなのに、しかも“京都シネマ”なのに、何故?と思いながら鑑賞したのだが、そういうことかあ・・。

・けれども、悲しみの徳恵翁主の幼き頃から老齢迄を演じたソン・イェジンは、矢張り魅力なのである。

・と共に、韓国俳優さんが日本語を喋る映画の難しさも、少し感じた作品である。あ、ソン・イェジンの日本語は、ナカナカ上手かったと思うけどね。ソル・ギョングに次いで上手いと思ったけどね。

<今作は、韓国では560万人動員したそうであるが、日本では余り話題にならなかったもんな。日本と朝鮮、日本と中国という近代史の中で難しい関係に在った関係性を描くというのは難しいもんだなと、当時思った作品である。>

<2017年9月16日 京都で行われた金曜日の会議のあと、ズルして土曜日に京都シネマで鑑賞。>

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NOBU

4.5 ラストプリンセスが歩んだ生涯で大韓帝国と日本の歴史を学びました

2025年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

知的

大韓民国皇帝李高皇帝の末娘徳恵翁主トッケオンジュの生涯を元にフィクションを加えた2017年の作品です。日本統治下の朝鮮王朝と民衆の状況を韓国側からの視点で描いていて、日本の嫌な側面が続きます。
主人公の父、兄、夫等は実在の人物写真にそっくりの俳優が演じていて、封切時の韓国では賛否両論があったそうですが、個人的にはとても感動しました。演技、撮影、脚本が素晴らしく、主人公が日本の工場で朝鮮人達の前で独立を呼びかけるシーンにジーンとしました。監督は日本人を悪役として登場させることを避け、主人公の生涯を韓国の歴史と共に描いています。ラストシーン、エンドロールがとても良かったです。
2025.5/20〜6/29には、九州国立博物館で実在の徳恵翁主の婚礼調度品が展示されていますので、訪れてみてください。

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ヨシリン