はじまりのボーイミーツガール
劇場公開日:2017年12月16日
解説
チェリストを夢見る優等生の少女と、少女に恋心を抱く少年が織り成す青春ストーリー。原作はフランスでベストセラーになった青春小説で、コメディ俳優としても活躍するミシェル・ブジュナーが自身3作目の監督作として手がけた。クラスで落ちこぼれの12歳の少年ヴィクトールは、遠くから見つめているだけだった優等生の少女マリーから声をかけられ、彼女との距離を縮めていく。ヴィクトールはやがて、マリーがチェロ奏者を目指しているものの、徐々に視力が低下する病気を抱えているという秘密を知ってしまう。そして、その秘密を守るために自分が利用されていたことに気づいたヴィクトールだったが、マリーのチェリストになりたいという情熱に動かされ、彼女を助けるために2人だけの作戦を開始する。
2016年製作/89分/G/フランス
原題:Le coeur en braille
配給:キノフィルムズ
スタッフ・キャスト
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2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
子どもたちのフランス語ってなんか良いです🇫🇷
話運びもまずまず👏
ラストの切れ味は大好き👍
2021年11月20日
iPhoneアプリから投稿
幼い頃の真っ直ぐな恋心が上手く描かれていましたね。
それに加え、子供たちの友情、子を思う親心が押し付けがましくなく自然に描かれていたのも好印象でした。
大人になると将来的な事とか経済的な事とかいろんな事考えてしまって、こんな恋愛はなかなか出来ませんよね。
もう一度、こんな気持ちになれたら幸せですね。
2021年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
初恋モノでは私的ランキングでトップかも。
主役の二人がとても良い。特にヴィクトール役の男の子がカワイイ!
ストーリーも、ベストセラー小説が原作というだけあって、子供達の気持ちを汲んでいて温かく、とても良かった。
2020年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
中学生の頃、同級生の誰かが視力検査表の並び方について「0.2は2.0の逆、0.3は1.5の逆になってる」という法則を発見しました。これなら暗記せずとも大丈夫だ!これでみんな2.0を取れるぞ!などと無意味な計画を実施しようとしていました。当時の俺は0.7くらいでしたが、眼鏡をかけなくても大丈夫だ。などと、喜んだりしたものでした。
うきうき気分で視力を測る。先生が指したのは0.7!
えーっと、わかりません・・・中学生の時の苦い記憶です。
さて、ヴィクトールはいつも0点。先生からは「このままだと整備工にしかなれないぞ」とおどされてもいた。一方、見つめているだけの優等生マリーから声をかけられ、そのうち勉強を教えてもらうヴィクトールだった。
0点ばかりということで、ついのび太君をイメージしてしまいましたが、そうなるとマリーはしずかちゃん。ヴァイオリンではなくてチェロを弾くのですが、腕前は音楽院を受験するほどなので、しずかちゃんとは大違い。親友はジャイアン、恋敵は出木杉君といったところか(性格はスネ夫っぽい)。
もちろん、ストーリーは『ドラえもん』じゃなくて『小さな恋のメロディ』に近い。マリーの両親は網膜色素変性症の彼女を入院させようとしていたのだが、マリーの想いを知ったヴィクトールが学校で彼女の病気を隠そうと必死に努力するところが微笑ましくてしょうがない。幼い少年がすることだから失敗もあるけど、相手を思いやる心が芽生えていく過程がとてもいいのです。友人たちもいいし、マリーの親にかみつく光景もよかった。
友人の両親がイスラム教、ユダヤ教であることも面白いし、ヴィクトールも双子の兄弟とバンドを組んでいて音楽に理解があるところも素敵でした。