女神の見えざる手のレビュー・感想・評価
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ジェシカチャステインの演技
こりゃ秀逸!!
気持ちのいいスッキリ感!
邦題からして経済のお話かと思ってたけど政治のストーリーだったのね(^◇^;)
テンポが早く、展開が目まぐるしく変わるため、途中誰が銃規制に賛成で誰が反対なのか混乱してしまう場面もあったけど、全体のストーリーの流れは見失うことはない程度。
最後の方では練られ抜いた脚本に『なるほど✩⃛✩⃛✩⃛』と爽快♬
ジェシカ・チャステインは知的で口撃的な役柄がよく似合う。それが嫌味ではなく痛快!
ジェーン役のアリソン・ピルとデュポン役のサム・ウォーターストンの"ニュース・ルーム"コンビに社会派サスペンスものでまた出会えたのも嬉しい(´∀`艸)♡♡
モリーズ・ゲームではジェシカ・チャステインのスタイルの良さがすごく目立っていたけど、今回のリズは素敵なピンヒール(←マノロかな?)を颯爽と履きこなすくせに少しだけ下腹がポヨっとしていたり親近感のわくスタイルが見ていて励みになったwww
ジェシカ・チャステイン、もー全部好き❤ ❤ ❤
アメリカ最大の問題を真面目に捉え、大逆転劇を演じる。
ロビイストの有名女性が銃規制法案について、政治に介入する話。
「銃規制法案に対する議員の支持数確保の争い」に関しては分かりやすく観やすい。駆け引きは見事。
何事にも闘いには孤独はつきもの。
そんな主人公の潰すか潰されるかと彼女の心境の変化が背景のウラに描かれてもおり、そこもスパイス的役割にてGOOD!
後半「銃規制法案メインなのに、何故主人公の裁判がメイン?」と冷めてしまったが、その後のその冷めを覚ますには充分過ぎる最後の大逆転劇。
ここまで彼女の計算の内なのだとしたら恐ろしいw
何故昨年公開で評判にならなかったのか?アカデミーもノミネートすら出来なかったのが不思議なくらいの作品。
映画館で観てなくて誠に申し訳ございませんでしたと謝りたい。
政治ネタが好きな人、必見です。
映画好きな方は是非観て頂きたいですね。
アメリカの見えざる病
日本では馴染み難い題材。
まず、ロビイストとは何ぞや? 聞いた事はあっても、詳しくは知らない。
ロビイスト。それは、アメリカ政界の戦略のプロ。
そして、銃規制法案。
なので、最初はなかなかに手こずった。
しかし、骨太でスリリングなストーリー、アメリカ社会の闇が垣間見える興味深い題材、そしてジェシカ・チャスティンの熱演(と美貌)もあって、次第に引き込まれていった。
大手ロビー会社に属するロビイスト、エリザベス・スローン。
どんな依頼も勝利に導いてきた。
やり手、切れ者、有能…いずれも“超”が付くほどであるが、そのやり方は、勝つ為には手段を選ばない。
違法スレスレ…いや、明らかに法を犯してるものも。
仲間にも手の内を見せない。と言うより、おそらく仲間など信用していないだろう。
時には仲間をも利用し、自分をも偽る。
敵に回すには恐ろしいが、味方でいても手に負えない。
果たして人の血が通ってるのか…? 人の感情はあるのか…?
黒も白に塗り替えるのも厭わない彼女に、信念などあるのか…?
信念はあった。
新たに提出された銃規制強化法案を潰せという依頼を断った。
意外にも銃反対派。
会社をクビになるも、銃規制を推進する小さな会社に移籍。
古巣を敵に回して闘うが、彼女の存在が政界に“激震”を投げ掛ける事に…。
彼女のこの強さは必然であろう。
政界は圧倒的に男性上位社会。
女性なんて舐められ、ましてや彼女のような強い女性は目の敵。
相手に一切弱味を見せず、怯まず、堂々とし、常に勝ち気。
例えどんなに叩かれても。
彼女のやり方がいいか悪いかは簡単に言い切れないが、自信に満ち溢れた女性の姿はどんな世界でもカッコいい。
体現したジェシカ・チャスティンがそれに拍車を掛けるほど、美しく、カッコ良すぎるのだ。
グレイテスト・ジェシカ・チャスティン!
本作でのジェシカの熱演は、彼女の出演作の中でも特に好きな『ゼロ・ダーク・サーティ』にも匹敵する。
入魂の熱演だけじゃなく、細かな役作り…例えば、メイクや衣装にもこだわりが見える。
濃いメイクに真っ赤な口紅。相手を威嚇。もしくは、自分の本心を見せない。
衣装は全て黒が多い。信念の人物なら自分に一辺の曇りが無い白や明るい色調だろうが、黒ベースは自分の真っ当でない性格も表している。
ジェシカでなければここまで本作に惹かれなかったであろう。
全てに於いてジェシカに魅了される。
(新作の『モリーズ・ゲーム』も楽しみ!)
政界での闘いは延々と命を狙われてるようなもの。
一時も緊張が緩む時は無い。
形勢は逆転し続け、全くどうなるか分からない。
敵もこちらも卑劣な手を使って、今日は勝っていても、明日には…。
敵の切り札。こちらのピンチ。
こちらの切り札。敵のピンチ。
予見し、常に一歩先を読む。
これらは全て、計算ずくか…?
そんな彼女も窮地に立たされる。絶体絶命の窮地に。
これも彼女の戦略か…?
それとも…?
勝敗は、そして彼女の信念は…?
アメリカの社会問題である銃事件。
ならば、銃などさっさと規制すればいい。
銃社会ではない日本からすれば口では簡単に言えるが、実際はそう簡単ではない。むしろ、難問。
銃の事件が起これば、銃購入数が減るどころか、増えるという皮肉。
自分の身は自分で守る。
分からん考えでもないが…、それでまた悲劇的な銃の事件が起こる。
もう、病だ。
ライフルは神からの恵みもの…なんて事を誰かが言った気がしたが、被害者を前に、同じ事が言えるか…?
作品はアメリカ銃社会に疑問を投げ掛ける感じで、単純に銃反対!と訴えず、こちらにも考えさせるようになってるのがいい。
だから少しだけ、もっとアメリカ銃社会に踏み込んでも…と、一瞬思ったが、本作が訴えるのは、もっと大きなもの。
アメリカ社会そのもの。
民主主義を蝕む寄生虫たち。
寄生虫たちとは、甘い汁をすすり続ける政治家共だけではなく、偽善者たち、そしてロビイストたちも。
エリザベスの最後の“激震”は、スカッと痛快させると共に、ゾッとさせるものも感じた。
本当に手段を厭わない。
こんな手を使うロビイストたちが大勢いる。彼らに依頼する政治家たち顧客も。
そんな彼らを告発する。
自分を投げ売ってまで。
その覚悟に、エリザベスの本当の信念を見た。
瀬戸際での捲くりがえぐい
映画通なら、見なければモグリ!
良い脚本と良い女優さん
ちびったああああああああああああああ
かと思った。お も し ろ い !!!!超早いテンポでチャスちゃん演じるエリザベスに振り回されまくった!快感☆
この映画に関わった全ての人を生涯支持し続けたい!
主人公エリザベス・スローンは勝つためなら法も倫理も問わない。汚い手だろうが許されなかろうがどんな勝ち方だろうが勝ちは勝ち。
チャスちゃんがねー強いんだけどその強さが鏡の破片の鋭さで一度割れてるのね。刺す、さらに割れるでもその破片はやはり尖っているみたいなー!観てーー!分かるからーー!
そして彼女自身も自分が異常なことを知ってて止められない。自分も周りも傷つけながらひたすら勝ちに行く…そして誰もが(観客も)知りたがる。何が彼女をそうさせるのか…それは観てのお楽しみ!!!
女子受け映画
ルールの淵を駆け抜ける。
観終わった後の爽快さ!
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