女神の見えざる手のレビュー・感想・評価
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映画らしい映画!
傑作。
ロビイストという仕事を分かりやすく描きながら、予測不可能な展開と魅力的なキャラクター達、そしてあっと驚く決着を見せてくれる、本当に映画らしい映画。
主人公の清濁あわせ飲み手段を選ばない感じ、自分以外の誰も信用せずそれでも利用はする感じはホントにジェシカ・チャステインにしか出来ない役だったな〜。
ラストシーンの主人公の視線の先には何があるのか、誰がいるのか、その余韻も良い。
変にエモーショナルな動機が設定されていない辺りも良いしね。
あと、フォード!彼女が予測不能だったのは彼だけだったのかも…
めちゃくちゃ面白いけど2時間ドラマレベル
そこまで期待してなかったから、めちゃくちゃ面白かった。
観た直後は「ここ数年の映画で1番よかった」とまで思ったが、冷静になったら2時間ドラマレベルの内容。
あれだけ優秀な主人公が買春するなんて危険すぎる。
売春の男性が明らかにヤバそうな顔つきだったけど、いい奴で意外だった。
エズメが狙われるなんて1番に予測できることだけどな〜。
色々ツッコミどころはあるけど、スピード感があって、スカッと出来る気持ちのいい映画。
ロビイストじゃダメ?
勉強になる
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ラストの激震
ジェシカ・チャスティンだからこそ
あまり日本人は馴染みのない、政治ロビーストもの。
ジェシカ演じるリズが、嫌な女だけど、怖いくらいに切れ者……なのは、まだまだ想定内。
スリリングだし展開のテンポもいいし、意外なところで意外な人、みたいなミスリードもあって楽しめる。
けど、ま、最後はこんな感じかぁ……からの!!!
で、ちょっと震えました。
オープニングからの回収も素晴らしい。
なにせ、ジェシカ・チャスティンだからこそ、冷徹だけど、ほんとのほんとは弱さもあるんだろう、けどそんなの見せない!て、姿がハマる。
こんな女になりたかった、と思う……むきもあるはず。
そして、ドラマ「ニュースルーム」からの出演者がメインにチラホラ(二人か)いて、そこも知ってる人は、ちょっとニヤケられるポイント。
いやはやしかし、情報収集にあんなもの(ウェ書いてるだけで気持ち悪い)まで使うとは……このあたりはリアルなのか、フィクションなのか……
いやー、しかしこれは無理、リズにはなれないわ(当たり前)。
ただ、取り上げてる事案は、銃規制。
そこにアメリカのリアルが見えてくる点でも、秀逸。
おもしろかった!!ビビリの私はずーっと心臓バクバクしてました。レビ...
おもしろかった!!ビビリの私はずーっと心臓バクバクしてました。レビューの点が高いのがよくわかる。
英語も字幕も漢字が多いからいまいち理解できてないところがあってあと3回ぐらい見るか副音声で解説でもしてもらいながら見たい(笑)
銃社会のテーマは結構真剣に考えさせられる。キャリアの話やメンバーの信念なんかも。
主人公のあんなキャラクターも頭脳も現実ではレアやと思うけど映画で見る分にはほんと気持ちいい切れ味でした。おもしろかった!!
ここまで書きながら色んなシーンを思い返していると、そういえばあんな場面もこんな場面も、と思うと一体どこから始まってたのか、どこまで計算だったのか、すごーーく気になってきました。結果を知ったうえで見たらさらに味わい深そう!
諸葛孔明がアメリカで美人ロビイストになったら
屁理屈で相手をねじ伏せる。
勝つためなら味方を騙すことも辞さない。
凡人には理解できない布石が大爆発。
スローンのやっていることはまさに三国志演義の諸葛孔明の謀略と同じ。
(あるいは酒見版三国志の孔明の悪巧みか。)
サイコパスで不眠症、目的のためには規範も無視、食事にも恋愛にも興味を持てない社会不適合者が、突出した頭脳で周りを混乱させる。そんな彼女が、最終的には社会に福音をもたらす。
ストーリーは、議会の査問会で追及を受けるスローンの反論を中心にして展開する。弁護人を務める上司は、そもそもスローンのモラルとコンプライアンスを無視した卑劣な仕事ぶりを評価していなかった。そんな彼もエンディングでは、スローンを少しだけ受け入れたような様子を見せる。
類まれな個性を受け入れるアメリカ社会の寛容さを感じた良い作品でした。
まさかのラスト
なぜ〇〇と一線を越えなかったのか・・・
唸りました
ゼロダークサーティを見て、この主演女優はすごいなぁと思っていたら、この作品では、もっと凄かった。しかも、この映画は彼女の演技力だけじゃない。脚本の旨さにも思いっきりやられました。いわゆるキャリア女子系の成長と転落の物語をベースにちょいと世相とおセンチを語る話しかと思っていたら、実はもう一つ別のお話しが流れていたとは最後まで思いもよらなかった。2時間ちょいの物語に、さまざまな要素を詰め込みながら、上手くまとめてきた。これぞ、映画!ただ、分からなかったのは、主人公の本当の内面だったが、多分そこに謎と想像の余地を残しておいたのも監督と脚本家の計算のうちなんだろう。原題が主人公の名前であり、ラストシーンが主演女優の静止画だったことは、今思い返すとなかなか意味深い。必見であります。
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