「ラストシーンも実に爽快」孤狼の血 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシーンも実に爽快
昭和のどヤクザ物語、実に白石監督らしい作品です。
始まって早々、伊吹吾郎が出てきて吹きましたw
桃李くんと伊吹吾郎、シンケンジャーの二人を組ませたのは狙ってのことだろうか?すごいドキドキしましたよ。
昭和らしくドロっとさせながらも、どこか子気味良い仕上がり。
キャストがすごい豪華で、その中でも役所広司がやっぱり際立っていました。
自身の艶を出しながらも、桃李くんの芝居をぐいっと引き上げているのがすごい。
桃李くんこの作品で一皮剥けたのでは無いでしょうか?最初と最後でし全然顔つきとか変わってます。
当時の雰囲気を街並みから小物まで実に気を使って再現していて、自販機でビール買えるのとかすっごい懐かしい。
あと溺死体の再現度も中々でした。いや、実際見た事ないんですけどね。
後半からは想像以上にスリリングな展開を見せ、終盤の畳み掛ける展開は見事。
その逆転劇はゾクゾクとするようでした、ラストシーンも実に爽快だったなぁ。
なんだかんだと面白かい作品でした。
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