「作り手と受け手の天秤」孤狼の血 十ロ九さんの映画レビュー(感想・評価)
作り手と受け手の天秤
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どうしても
大上が死に、
日岡の価値観が180度転換する以降
大上の人物像への
センチメンタルに過ぎる演出が好きになれず。
そんなに説明されなくても
十分、大上が自分の正義を貫いたことは伝わるし
それでもやってきたことは悪いこともしてたし
綺麗事に見えた
日岡は大上の志を継承する物語でもあるから
それぐらい厚めに見せたのかもしれません。
製作者様方々
すべてご存知だと思います
我々の観る側のレベル低下問題
もっと突き放した脚本で大丈夫です
わからなければ
こちらが
頭使って頑張ります
だから
こういう映画は
マーケティングをできるだけ除外した
受け手に遊びや余白ある作品を希望します
きっとこの作品は
そのポテンシャルがあるのではと推察します。
応援しています
日本映画業界
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