「【かつての東映ヤクザ映画の熱量を全面的に引き継いだ、アウトロー映画の記念碑的作品】」孤狼の血 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【かつての東映ヤクザ映画の熱量を全面的に引き継いだ、アウトロー映画の記念碑的作品】
- まさか、2018年に今作のような圧倒的な熱量を持つアウトロー映画を観ることが出来るとは・・。-
・まごうことなき、白石和彌監督の新たなる傑作である。
・真木よう子、中村獅童、ピエール瀧、竹野内豊、石橋蓮司ら豪華キャスト陣が脇を固めるが、破天荒な大上を演じる、役所広司さんの存在感は圧倒的である。
・大上の想いを継いで、独り立ちしていく日岡巡査を演じた松坂桃李の役者としての魅力も満載の映画である。
・個人的には、アルバイト薬剤師岡田桃子を演じた阿部純子さんが、懐かしき昭和の風合い漂う演技をされていて嬉しかった。
<東映の心意気を堪能させていただいた作品である。>
<2018年5月12日 劇場にて鑑賞>
<2021年7月20日 今作の3年後の呉原市を舞台にした第2作を鑑賞。
鑑賞後、暫し、感慨に耽る・・。>
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