「超駄作です。」孤狼の血 pulecoさんの映画レビュー(感想・評価)
超駄作です。
昭和最後の年の広島が舞台らしいですが没入感が全くありませんでした。
街中でレクサスが停めてあるとかそういう細かいところはまあいいとしても
作品自体の完成度が低いというか、台詞一つ一つが薄っぺらいというか
キャラクターもステレオタイプな人達ばかりで辟易しました。
ああ俺は今昭和の広島の抗争のど真ん中にいるんだ
という瞬間が1秒たりともありませんでした。
ベテラン刑事の破天荒ぶり、新米刑事の成長、極道達の断末魔、見せ場は沢山あったと思いますが
全部肩透かしの演出でした。
カッコいい予告編や、ポスターに力を入れるのもいいけど
今の時代に日本でこういう映画をつくるのは難しいのかもしれませんが
もう少しなんとかならなかったのかと思います
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