「落とし前のつけ方。」孤狼の血 Ririさんの映画レビュー(感想・評価)
落とし前のつけ方。
昭和63年が舞台。
昭和の町並みが、暴対法が確立していない極悪非道な映像を引き立てていた。
騙したり騙されたり。
アウトレイジも好きですが、こちらは人間味がある。
愛もあれば、優しさも、悲しみも、憎しみも。
映画自体は暴力的だが、人の感情が全てに滲み出てます。
行方不明から水死体のシーンまでは、ハラハラドキドキ!
あの強面で負けなさそうなキャラが無残な姿となり涙腺緩みっぱなし!
出だしから激しい描写で、ラストまで本当に目が離せません。ある意味疲れる。笑
綱渡りをしたら後にも引けない。ラスト30分は松坂桃李の落とし前のつけ方をまじまじと見せつけられました。豹変していく演技も見もの。
孤狼の生き様、かっこよかったです。
脚本は美しい女性でこれまたビックリ。
続編も決定したようで、いまから楽しみです。
コメントする