「強烈なインパクトを残したヤバい映画。」孤狼の血 ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
強烈なインパクトを残したヤバい映画。
「孤狼の血」鑑賞。
*概要*
広島の架空都市・呉原を舞台に描き、柚月裕子原作の小説を映画化。
*主演*
役所広司
松坂桃李
*感想*
白石和彌監督の作品は初めてです。
役所広司、松坂桃李、江口洋介、石橋蓮司、真木よう子、音尾琢真、竹野内豊、駿河太郎、勝矢、中村倫也、ピエール瀧、滝藤賢一など、豪華キャストが凄まじい演技をしてます。特に良かったのが、役所広司と松坂桃李ですね。
大上と日岡の関係性も良い。大上は、ホントに刑事なのか?って思うくらいめちゃめちゃで破天荒。捜査中にパチンコに行ったり、ソープに行ったり、放火や窃盗、日岡はそんな大上の乱暴で破天荒な捜査のやり方に疑問を持ち、劇中では異論を唱え続けてるのですが、大上は逆切れするばかり。
台詞のほとんどが広島弁ばかりなので、途中、何言ってるのか解らない所もありましたが、報復のやり合いで凄く怖いし、カメラワークが上手いし、迫力がとにかく凄まじかった。
もう一つ良かったのは、物語の構成。
前半部分は大上、後半部分が日岡として進行していく所も良かった。
アウトレイジのようなヤクザ抗争劇も面白いのですが、この作品は一味違う。アウトレイジはそんなに強烈なシーンはなかったのですが、これは凄く残った。今でも頭にこびりついてて離れないw本編が終わった後、放心状態になりました。(笑)
白石監督は初めてですが、とにかく残酷なシーンが多い。今でも強烈に残るのは豚のフン、そして「真珠」を取り出すシーン。あれは最悪でしょw トラウマだよ、トラウマww
人間ドラマとしてほぼ完璧。グロシーンはめちゃめちゃありますし、女性のポロリもかなりあったので、これは間違いなくR-15ですな。
グロ描写やエロ描写に関してはアウトレイジを越えたかも。
大上の破天荒すぎる演技が光ってて最高!
いやぁ~強烈なインパクトを残してくれたな~相当ヤバい映画ですよ!
でも、最初から最後までとても面白かったです!\(^^)/