空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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長瀬とディーンフジオカが敵から戦友に
戦う男たちの姿が清々しい。「半沢直樹」以来おなじみのパターンだが今回はスケールが大きく、話も複雑に重層的になっている。大企業の不正に対して一中小企業の社長だけではとても力が及ばないところを、当の大企業の社員や取引銀行の社員が同じ目的の為に力を尽くしてくれたことで解決に向かう。外部から週刊誌記者の手助けもあった。面白いのは立場も動機も異なる者たちが、自分のことしか考えないようでいて結果的に力を合わせて巨悪を倒したことである。
運送会社の赤松社長、自動車会社の沢田、銀行の井崎、この3人のタイプの違う中心人物が何の為に戦ったのか分かれば、この作品も理解できたことになろう。熱血な赤松はもちろん魅力的だが、組織の人間として苦悩する沢田や、仕事に強いポリシーを持つクールな井崎も魅力的である。
波乱に富んだ展開をよく簡潔にまとめているし、ラストシーンも爽快に完結している。多くの人に見てほしい1本だ。
池井戸潤の勧善懲悪ものは下手な思想ものよりすっきり明快で娯楽作とし...
池井戸潤の勧善懲悪ものは下手な思想ものよりすっきり明快で娯楽作としては楽しい。しかし2時間で表現するのはやはり無理が有り感情表現が希薄でわかり辛い。
原作が池井戸潤さんで、しかも、キャストが豪華すぎた。好きな役者さん...
原作が池井戸潤さんで、しかも、キャストが豪華すぎた。好きな役者さんが出ていたのが見に行った1番の理由ではあるが、なかなか面白かった。
中小企業または個人が大企業の黒い部分に立ち向かう姿が感動できる作品であると感じる。
中小企業は個人のために企業があるのに対し、大企業は企業のために個人がいる、という感じがしてまだ働いていない私にとってはより、すごく重く将来を考えさせられるようなものだったと思う。
しかし、原作が池井戸さんと考えすぎたのか多少の内容の薄さを感じた。だから今度原作を読んでみようと思う。
夜の部を鑑賞したため、人は少なく、私と連れの友達と1組の夫婦のみだった。
普通に面白い映画でした
私は、この映画の本も読んだ事も無い、何の知識も無く観させていただきましたが、とても楽しく泣けた映画でした。サラリーマンの管理職ぐらいになっている方ならそれぞれの立場が身にしみてわかるでしょう。楽しめました。
細かい点ですが
普通に楽しめましたが、1つ気になったのが。ホープ自動車の3人が作戦会議をするところが、いつもちょっと高めな居酒屋なのが。周りに話が筒抜けでは?同じ池井戸作品の半沢直樹では、それを利用して小木曽だかをやっつけたはずです。守秘義務を考える良いシーンだったので残念です。
最後があっさり
最後の大逆転劇まで伏線をはっていたのに、あっさり回収してジ・エンド。
もう少し捜査の手が入るまでに緊迫したやり取りが欲しかったな。
ディーンフジオカはマジでイケメンだったし、長瀬智也の中小企業の社長もハマってた。
酷評するほど悪くはない。
型どおりのファンタジー
池井戸ファンタジー全開。
とにかく主人公をこれでもかこれでもかと痛めつけ、追い込み、もうダメってなった瞬間に大逆転!
この『半沢直樹』同様な快感原則のカーブを、本作でも見事に作っていた。
ただ、「やり過ぎ感」が強く。
某財閥系ふそう社のリコール隠し事件がモデルだが、岸部一徳の演じる悪役が「ここまで酷くはないだろう」ってくらい強調してて、カリカルチュアがキツイ。
正義側も、長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生と濃く、また脇も名優ぞろいなのだが、やたら演技が臭い演出がされていた。
映画という時間制約によって、尺が短いせいだろうか?
説得力のあるシーンより、感情的な共感を呼ぶシーンをセレクトしたため、話の展開にも無理があるように感じてしまう。
おかげで、観た直後は高揚感を覚えるものの、ちょっと時間が過ぎて冷静になったら、「ファンタジー色が強い!」「ありえねぇ!」という印象が増してくる。
話はわかった
いろいろなところで話が進んでいても、映像に変化がないのは、内容的に仕方ないのかな?
それぞれのパートでもう少し厚みを持たせて欲しかったなぁ…
かいつまんでお話ししますという感じの仕上がり…
原作は読みたくなりました
長瀬君?大丈夫?
長瀬君は演出なのか、長瀬君が大根なのか、一本調子過ぎて…ストーリー展開は水戸黄門的、池井戸潤節です。朝ドライケメン陣がカッコいい!そして、豪華俳優陣に下手くそな方言を喋らせる無駄遣い(笑)
周りの評価が低かったので自分はどうだろう。
自分の評価は高かった。 綺麗事じゃない実世界にある悪をリアルに感じました。
勧善懲悪ではないですが、それぞれの立場の正義が何か。
それをどう捉えるのか。
非常に泥臭く 長瀬さんが演じます。
親の立場。 妻を亡くした被害者の立場。
いろいろ、揺さぶられました。
ドラマがいいとう言う声も見えました。
それも是非、見てみたいですね。
原作は池井戸潤さん。 本は読んだことないけど主演の長瀬くん、ディー...
原作は池井戸潤さん。
本は読んだことないけど主演の長瀬くん、ディーン藤岡が出てるからちょっと気になっていたけど、付き合いで観た。
結果、観て良かった!泥臭く中小企業の社長が大手企業に立ち向かって行く姿。大手企業の中にも間違っていることに気づきそれに向き合って認め、勇気を持って社内で戦う姿勢。。
日常茶飯事でありえる題材で、今の世の中に向け投げかけたい。悲しいかな、裏でコソコソ口裏合わせしてる企業がほとんどなんじゃないかな。。
こんなことが・・・
テレビで池井戸潤のドラマ半沢直樹や陸王を見ているせいかそれらに比べると少しパンチ力が足りないかなと思いました。
ただ企業の内幕を追及していく中で脇役ムロツヨシの演技が良かったです。他の脇役人の演技も〇です。
予備知識なしで中の上。
大企業を相手取って戦う物語。疑問を持つ人が複数いたからこそ立ち向かえた話。有名俳優陣ばかりでそれだけでも見る価値あったような。
そして、嫌いじゃない。あのバカ真面目な熱血社長。今どきいないだろーなー。
良かった!!人間の生き方とは。。。
事件か事故か?!いつも恋愛系やコメディばかり見てるんですが、友人に誘われて見に行きましたが真剣に見入ってしまいました。人間1人が亡くなって、周りの人生は本当に変わる。中小企業と財閥の会社との戦いを見てて、本当にこういう話はまだまだ実話でもたくさんありそうだと思いました。みんな1人1人生きるために必死に仕事をしてるのが伝わってくる。長瀬くんの演技がとても熱かった...♪*゚そしてその奥さん役の深田恭子さんが、立派な奥さんすぎて尊敬そのものでした☆会社の経営者側として鑑賞していて、従業員との信頼関係は本当に大切だと思い勉強になりました。みんなが言っているように、ドラマ化してもっと長く見たかった気持ちはわかります。
うーん…
飽きることなく、観ました。
素晴らしい役者さんばかりで、こんなところにこの人が‼と、素晴らしい役者さんが次から次に出てきて、でも生かされることなく少ない出番で、なんだか物足りなさが積み重なった気がします。この配役で連ドラだったら、すごく見応えあっただろうな…池井戸作品のドラマならではの大げさな演出と熱いセリフに慣れてしまったせいか不完全燃焼です。
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