空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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可もなく不可もなしと言った感想です。 2時間にまとめるのは大変なの...
可もなく不可もなしと言った感想です。
2時間にまとめるのは大変なのかもしれませんが、仕上がりも2時間ドラマのよう。
佐々木蔵之介の演技だけがズバ抜けて良かったと思いました。
関係のある業種の人は観る価値あり?
何の気なしに、普通に「面白そう」と思って観に行きました。
わたしは車(整備)関係の会社で働いているので、
リコール隠しや整備不良はかなり身近な話で、
観ているうちに、怖くなりました。
車の話なので、横文字の部品の名前はそこそこ出てきますが、
そこまで専門的な話ではないので、素人でも楽しめると思います。
全体的に思っていたよりわかりやすく、
最後もまぁよくあるハッピーエンド?って感じで
気分はいいですね(笑)
思っていたよりわかりやすかった!
池井戸潤ベストセラーで日本を代表するオールスターキャストが集結した映画 空飛ぶタイヤを観てきた。
原作は読んでいなくて内容が少し難しそうだけど映画予告をよく観ていてキャストが豪華で観ることにしたけどこの作品は観てよかった!
整備不良を疑われた長瀬智也さん演じる赤松が製造元であるホープ自動カスタマーのディーンフジオカさん演じる沢田に再調査を要求。
前半から男同士の闘いが。
赤松は追い詰められるが従業員の生活を守るために苦しみながらも立ち向かっていく。
自分が赤松の立場だったら逃げ出してしまうだろう…。赤松も一人だったら難しかったかもしれない。しかし彼には仲間が。愛する妻と子供がいる。
人は一人では生きていけない。
赤松が高速で120キロ出してヤケになって
死のうとしたときも闘っているのが一人ではなかったから思いとどまったんだろう。
高橋一生さん演じる井崎は思ってたより
出てくる場面は少なかったけど
この脱輪事故の謎を解く重要な役。
最後に笑った高橋一生さんをみて
メロメロになった女性は多いだろう(笑)
最後まで諦めず信じた者が勝つ。
赤松がかっこよすぎて!
終わりのシーンの赤松と沢田が別れるシーンも良かった。
主題歌はサザンオールスターズが書き下ろしした新曲。
予告編で流れてた時は「いい曲だけどこの映画には合わなそう」と思ってたけど
本編を観たあとにこの曲が流れると
赤松含め諦めないで闘う男たちの応援歌になっていて良かったです。
上手くまとまっていて、良かった!
池井戸潤氏の原作で、半沢直樹も良かったが、こちらもアッパレ!と言えるほど上手く纏まっていて、良かった。
最後には、大企業の不正を暴き、悪代官のような役員を成敗する水戸黄門さまの如く、裁きをあたえスッキリスカッとする展開。
ディーンフジオカがイケメン過ぎて、見惚れてしまう。長瀬智也は野性的。エンドロールのサザンは世代的かとても良く、聞き入ってしまった。
大企業の闇に立ち向かえ!
ヒューマンドラマのすべてを観たという感じ。観終わった時心地よい疲労感が押し寄せて来ました!
キャスト、内容、テンポ、どれも丁度良い作品でした。社会に対する責任を再認識させられました。
明るい前向きな深キョンに救われました。
是非映画館で🎦
それぞれの立場の正義と勇気
「空飛ぶタイヤ」は、WOWOW版、連続ドラマが大変に良く出来ていたので、ある意味不安と期待を持って見てきました。
WOWOWの方が1時間モノの5話で出来ているので、おおよそ5時間、映画が2時間だったので、ドラマで感動した私の方で言えば、映画の方はダイジェスト版的で、本当にあの内容の良さは伝えられるのかと思っていたのですが、映画の方も十分見応えがあり、大変に良かったです。
WOWOW版に想い入れが沢山詰まっているので、比較してしまいがちなのですが、幾つかの設定を映画版の方は、削って出来ています。
また、映画版の方に足りないのは、本作品、赤松自動車の社長を中心とした人間関係がポイントだと思っていますが、映画の方では、赤松運送VSホープ自動車にクローズアップされ、WOWOW版の方の赤松運送VS警察、赤松運送VS被害者、赤松運送VS家族、ホープ銀行VSホープ自動車の表現が死んでしまっているのが残念だったかな・・・・
また、赤松社長自身も、WOWOW版は、どんどん追い込まれていくに対して、映画版の方は、少々ヒーローで終わってしまっているかな・・・
ま、それでも、WOWOW版を見ていない人でも十分にこの映画の原作の良さが分かる映画でした。
この作品って、実名でお話作れないの?と、出来もしない疑問を持ってしまいます。
ま、私の場合、WOWOW版が好きだから、配役の方にも、ミスマッチが多いかな、WOWOW版の方が良い俳優さんが演じていて良かったな・・・
しかし、最後は、やはり、ドラマでも映画でも共通の「人間の中にある本当の正義と勇気」これには感動の一言しかない。
本作品、「万引き家族」の陰に隠れてしまった勘があるが、映画を楽しむのなら、「空飛ぶタイヤ」でしょ。
守るべきものは何か
巨大組織と中小企業の戦い。まるで国家権力を相手に個人が挑むようなもので、普通なら断念せざるをえない。
十分な証拠もなく反論できず、融資もなく資金繰りも悪化、その上返済を迫られ、さらに被害者家族からの提訴、最後の切り札のメディアにも匙を投げられ、八方塞がりの中で、耐え抜く赤松(長瀬)社長はある意味超人。
あれほど追い込まれれば跳ね返すのは普通なら無理。
でもやっぱり一人では限界。志しを共にする仲間がいないと救われないのが現実。最後に救われて良かった。
でも現実の社会では不条理でも表に出てこない事案も多いのだろうきっと。
組織は組織に属する者でも簡単に切るのにね。中小企業の経営者の苦労と企業社会の怖さを実感させられました。
単純におもしろかった!
半沢直樹以降の池井戸作品はあまり好きではなかったので久しぶりに。
とっても良かったです。
原作は読んでないけど、そりゃあ原作の方がいいでしょうが、この2時間と限られた中で飽きる事なく十分楽しめました。
長瀬演じる熱き社長、ディーン藤岡始めムロツヨシ中村蒼高橋一生佐々木蔵之介他と脇を固める俳優陣も良かったです。
内容はシリアスだけど、どうにか解決してほしい願望の中、ムロ節もちょいちょいあり、池井戸特有の組織的な事もわかりやすく、観やすいと思います。
これは原作の良さだなあ
事故が起きたときは悲しかったなあ。「みんな頑張ってやってるのに!」って。
長瀬も最初は部下を怒っちゃうんだよね。でも間違いだって解って謝りに行って「責任を取るのは俺だ」って。「赤松運送で働きてえ!」と思ったからね。
そこから長瀬が頑張って、ディーン・フジオカも「おかしい?」って気づいて、高橋一生も融資しないぞってなって。
それで最後はうまいこといくけど、これ結局、大企業の中の人が踏ん張ってるんだよね。やっぱり巨大な組織を変えるのは、その内部の人でないとできないっていう。
組織人に、組織人じゃない普通の人の判断させたのは、長瀬の頑張りだってことなんだけど。
そして、組織の中で頑張った人は報われてないんだよね。大阪に飛ばされたままだったり、商品開発部で飼い殺しになったり。
そうだとすると、また似たようなことが起きたら「君子は危うきに近寄らず」を選ぶ人も出るだろうな。
組織内で地位を得るのと、人間の筋を通すのと、どっちが良い?って、長瀬が一億円もらうかどうか悩んだようね問題と同じ迷いをすることになるかもね。
実話に基づいているという恐ろしさ
ストーリー自体は勧善懲悪のよくある感じ。
正義と自らの信念を盾に闘う男たちをカッコよく描いている。
また、巨大企業の融通のきかない縦割りな組織形態、内部での恣意的な人事も克明に描かれている。
業界を代表する大企業メーカーにおいて、データ改ざんなどが相次ぎ、企業のコンプライアンス、モラルの無さが問題視される中、「空飛ぶタイヤ」が映画化されたというのは、昨今のメーカーの在り方に疑問を投げかけるといった意義があるのだろう。
。『半沢直樹』でもう周知の“水戸黄門”的スカッとワールド
『半沢直樹』『下町ロケット』『ルーズヴェルト・ゲーム』の池井戸潤ワールドが描くもう忘れられつつある16年前の三菱自動車の組織的リコール隠しによる横浜母子死傷事件の待望の社会派実話映画化。ここまでの月日をかけないと民放でも描けなかったという。豪華役者陣の名演が光る作品としても締まった作品。『半沢直樹』でもう周知の“水戸黄門”的スカッとワールドも健在でお薦めです。
まるでTBSのテレビドラマみたい
原作は未読です。個人的にはこの2時間という枠の中で上手く纏められた気がします。物語のテンポも良かったと思います。
ただ皆さんも書かれてる通り、主題歌がサザンの曲というのはこの映画に合わないような気がします。
原作良すぎて物足りなさが。
池井戸潤さんの原作が良すぎたこともあり、不足感が残ります。
また、どうしてもドラマと比較してしまいますが、赤松運送や赤松家の悲壮感が薄く、最後のスカッと感も物足りない印象です。
ドラマと比較すると、仲村トオルの
「何十億、或いは何百億ものコストを削減したんだよ。人の命まで犠牲にしてな。」のセリフが強烈で、好きなのですが、映画版は同じセリフが全然響かなかったのが残念です。
井崎君も存在感薄かったですね。港北署の刑事も胡散臭いし。
良かったのは、深田恭子演じる奥さんの献身的なところですかね。
あと、ディーンフジオカさんの演技は流石です。
信念を貫く強い意思
自分の部下を信じ、巨大な組織にいどんで行く姿はすごかった。大企業のしてはいけないことがよく出ていた。自分がトップになった時、長瀬くんようにできるかどうかと思うと胸が熱くなるものがあった。社会人の人には是非見て欲しい作品だと思います。人として、人間として、社会人としてどうあるべきかこの作品を見て考えてほしいと思います。
事故か、事件か。晴れた日の午後に一台の脱輪死亡事故から始まる小さい...
事故か、事件か。晴れた日の午後に一台の脱輪死亡事故から始まる小さい会社が叶わない大手に立ち向かうドラマ!目が離せないガン見映画です。社長長瀬君の演技も熱い映画ですね〜おススメ映画です。
(^_^)
有名な実話だけに、いつもの池井戸作品のドキドキ感はない
この作品の元ネタ・・・・
三菱自動車の話は、かなり世間を賑わしたので鮮明に記憶に残ってる。
今の時代ならもっと大変な事になってたと思いますが、この作品は、SNSでのイジメが、話に組み込まれてました。
本編のサイドストーリとなる家族への余波の部分は、ドラマならいい感じで物語の進展を伸ばすのにね^^;
基本原作読まないので、日曜劇場は毎週”どんでん返し”からの”どんでん返し返し”が楽しみでしたが、この作品結末知ってるので、その部分のすっきり感も薄い。
長瀬さん・ディーンさん・高橋さんを揃えてるので、客席は”万引き家族”よりかなりいいバランスで埋まってました。
見所の一つは、時間にして数分ですが、本来なら主演しててもおかしくない佐々木蔵之介さんの存在感は凄かった!
日曜劇場好きなら是非〜☆4.2
池井戸潤らしくエンターテイメント
映画『空飛ぶタイヤ』を観てきました。原作は未読ですが、池井戸潤らしくエンターテイメントになっています。ただ、一つひとつのエピソードが薄い印象があります。
三菱自動車側からの相当に詳しい内部告発があったことが分かっていますが、本作のホープ自動車の澤田(ディーン・フジオカ)が車内で干されるシーンが出てきますが、会社としてこういうことができるのは、ある意味すごいなぁ、と思います。映画『空飛ぶタイヤ』を観てきました。原作は未読ですが、池井戸潤らしくエンターテイメントになっています。ただ、一つひとつのエピソードが薄い印象があります。
長瀬くんは中小企業の社長役を良く演じています。ディーン・フジオカもピッタリですが、ムロツヨシの好演が印象的です。
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