空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
全361件中、201~220件目を表示
よかったけどもったいないのも確か
・ダイジェスト版?
・記者は原作通り男性でよかったのでは?
・高橋一生の無駄遣い
さすがによくできてると感心しますが、それが故にダイジェスト版みたい。ここのレビューにも尺が足りないという意見は多いです。それには同感。だから悪いとは言いませんが、もったいないなと。
むさ苦しい濃い面々が多い中、癒やしになるのが赤松の妻と女性記者。特に赤松の妻はポイントに出てきて夫を励ます姿が印象的。
そして、記事は掲載されなかったものの、解決への糸口の一つにたどり着くきっかけを与えるのが女性記者。原作では男性らしいですが、ドラマでも映画でも女性に変更されてます。ここは男性でよかったような。女性にするならいっそ杉本あたりが面白かったかなとも思います。
そしてなんとも釈然としないのが高橋一生演じる井崎。出番が中途半端。井崎の出番を全部削って、他の人、例えば澤田に焦点を当てた方が、と素人的には感じます。
ただ、井崎に決して稟議を上げるな、うまくやっておく、と告げる部長がすごくうらやましい。あんな上司ならついてきます。まあ、それだけ信頼されているのでしょう。
総じてよかっただけにもったいないと思わされる作品。現実にもこんな希望があるとよいな。
この事件が起きた頃は大手企業がまさか、という時代でしたが、いまやもう大手企業もあてにならない時代になりました。現代だけど現代じゃないあたり、なぜ、今なのかも分かりづらくてもったいない。なんで2017年にしたんでしょうね。
補足
大事な証拠品のパソコンの扱いが随分と荒っぽいな、と。稼動中にひっくり返したり、バンバン叩いたり。
2018年7本目。
悪を正す爽快感。
時間不足ながらも
池井戸潤がブレイクする随分前にWOWOWのドラマ(主演 仲村トオル)を見て、凄く良かったので今作を見に映画館へ。
長瀬君は俳優として素晴らしいと思っているので不満は無いですが、やはりこれはドラマで色々な人物の思いや気持ちの変化を見ていかないと、最後の逆転の感動が薄いです。
高橋一生は、後付けキャスティングでしょうか?見せ場が無い感じ… 小池栄子と元恋人の関係には見えないし(笑)
岸部一徳が単純すぎる悪役で、ちょっと失笑。忘れましたが原作もそうでしたっけ?
本当は地上波でドラマにして欲しいけど、〇〇自動車が分かりすぎるから難しいのでしょう。
個人的にはエンドタイトルがサザンていうのも、あまりしっくり来なかったです。
実際に人が亡くなってる事件がモチーフなので、エンタメっぽくなるような気がして。
ともあれ、長瀬君やディーン・フジオカ、そして脇を固める役者陣も豪華、精一杯まとめてあるので、映画館で観ても後悔はしないかと。
三本柱なのか??
中小企業の社長でも何でも、おかしいと思ったことをおかしいと曲げないその信念の強さは大事ですよ。いくらフィクションでも(リコール隠しはどうやらモチーフがあるそう)、それが世界を変えるんです。実際そんなことはよく記事になるじゃないですか。
前もそんな映画を見ましたが、思い付きませんね。なんですっけ。
ただね、三人の男の熱い物語だったのかな??と思うばかりですよ。プロモーションの仕方が違ったとしか思えません。プロモーションは大切です。ある期待を持たせて客を引っ張り、映画館に呼ぶわけでしょう?その点おかしい!
赤松社長のやるせなくても思いを曲げずにもがいている人物像を軸にPRすべきでした。
そうよ、長瀬智也さん、名俳優。一アイドルのファンとして観に行くもんじゃないですよ。赤松社長の人間味がまっすぐに伝わってきました。悔しかった。そして熱かった。
PRに寄せるとすれば、もう24分追加して144分映画にして、その分井崎さん(高橋一生)に回すという方法がいいかな。
そうしたらサザンの主題歌ももっとザクッと映画に食い込んだんだろうな。信念に負けない熱い男たちの物語って感じで。
人ひとり亡くなってるのに「熱い」って不謹慎かな。
あと、"反撃"開始ってのもなんかおかしいよね~。
まぁそこそこ
スピード感もあり、みごたえある映画でした!
テレビドラマ的で映画館で見るのはどうだろうか
きょうは1080円で映画が見れるので、誰が出ているのかなど全く事前確認せず、書店に並んだ同小説の帯を見てブラっと映画館に入りましたが、主演が私の苦手なジャニタレのひとり。
ちょっと失敗した感が。。。
キャストはテレビドラマでよく見る人ばかりで、なんだかテレビドラマをシアターで見ている気分。
もっと社内で不正が行われたどろどろとしたメカニズムにフォーカスあてても良かったと思うし、スクープ記事を直前にもみ消される雑誌記者もあっさりしすぎで苦悩が伝わってこない。
運送会社の社長の嫁が深キョンって奇麗すぎるし(笑)
2時間という尺で出来る範囲何だろうが、なんだか全体的に中途半端だったような消化不良の作品だった。
折角映画なんだからもっとメリハリつけた赤穂浪士のような時代劇的な勧善懲悪にしてもいいんじゃない?
それなら深キョンの瑤泉院ならば全然OKだし、吉良殿の岸部一徳もOKだ!
長瀬くん、頑張ってた☆
原作を見てないのですが、
時間が足りない!
長瀬くんカッコよすぎ
タイトルなし(ネタバレ)
三菱自動車のリコール隠しを原作とした映画だけあって、映像の中の出来事ではなく実際に起きた事件なんだという意識で見ることができました。
数年前のリコール隠し経験しても変わることのできない大企業の社風と、大企業に振り回されて涙を呑んできた中小企業の経営者たち。
そんな中でも間違っていることに納得できず行動を止めない赤松社長。
正直、なめてました。
ご都合主義の逆転劇で、半沢直樹みたいにスマートに威勢よくわかりやすく逆襲するものだと思っていました。
ですが、赤松社長は泥臭く出版者の人と相談したり、ホープ自動車のリコール被害にあった会社を訪ねたり、ホープ自動車の沢田課長とは何度もやりあう。
非常に泥臭い戦いで、赤松社長の苦悩が見ているこっちまで伝わってきます。
しかし、最後にはしっかりとホープ自動車を成敗してあらゆる伏線を回収して話を締めています。
そこに長瀬智也演じる赤松社長の演技。
人間らしさを持った社長の言葉の数々、特に沢田課長に言い放った「もっと人間らしく話してくれ」の一言には、大企業で育った沢田課長をはっとさせる強い意志を感じる言葉です。
悪役である岸部一徳演じる狩野常務は「ザ悪役!!!」と言わんばかりの倫理の欠片もない表情と発言の数々。
大物感バンバン出ていて、発言の節々から背筋が凍る非情さがにじみ出ています。
いやはや、これはもう一度劇場に行きますかね。
良いんじゃない。池井戸作品の映画化
ドラマで良かった、原作とは違う、尺が足らない、など色々な批判がありますが。。。
映画です!2~3時間で如何に伝えて観客を感動させ、大スクリーンで迫力ある映像と音響を直に感じることがどうできるか?だと認識してます。それを踏まえて。
中小企業の社長と従業員の絆とパワーを感じることができた。池井戸ワールド。
大企業だからダメ一辺倒でなくそういう部分もあるが色んな意味で様々な人材がいるる。だから悪だけでなく正義もいるし大企業にまで成長し継続して会社が存続していると。岸部一徳のような役員もいるから面白く成長もするのでしょう。
ディーン・フジオカが結局会社に残るという選択をしたのもある意味納得。
事故の責任を誰か特定したり押しつけるのは簡単だが、被害者の夫が言った お前らがこっちの立場で想像したことがあるのか? には、当事者でないから全てを感じることは不可能だが想像はできると改めて考えさせられましたね。
主人公は俳優であれば色々人選があったと思う。そこで長瀬智也かぁと。アイドル・歌手ですよねということを考慮すると十分というと失礼なくらい役者でしたね。まぁ笹野さんや岸部さんのレベルとは比べられませんが。
まあまあという感想…
面白かったー。 思ったより長瀬君&ディーンに終始してたし、2時間ド...
長瀬智也 カッコイイ
長瀬智也って歌手でしょ。でも声(台詞)も強いし、立ち振る舞いも上手だし、完全に俳優だと思いました。
この事件、新聞で知っていたけど、いざ映像でタイヤが飛び人に向かっていくのを見ると「実際にあんなふうだったのかも?」と、ゾッとしました。
やっぱり許せない事件だし、もう一度思い出させてくれてよかったと思いました。
該当する企業には再度、猛省をしてほしいし、安全と背中合わせの仕事をしている人たちには「整備・点検」に、より力を入れてほしいと思いました。
最後に、この映画に出てくる俳優さんたちの声の力に感心しました。長瀬さん、岸部さん、寺脇さん・・・。
俳優ってやっぱりすごいですね。
全361件中、201~220件目を表示









