空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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三本柱なのか??
中小企業の社長でも何でも、おかしいと思ったことをおかしいと曲げないその信念の強さは大事ですよ。いくらフィクションでも(リコール隠しはどうやらモチーフがあるそう)、それが世界を変えるんです。実際そんなことはよく記事になるじゃないですか。
前もそんな映画を見ましたが、思い付きませんね。なんですっけ。
ただね、三人の男の熱い物語だったのかな??と思うばかりですよ。プロモーションの仕方が違ったとしか思えません。プロモーションは大切です。ある期待を持たせて客を引っ張り、映画館に呼ぶわけでしょう?その点おかしい!
赤松社長のやるせなくても思いを曲げずにもがいている人物像を軸にPRすべきでした。
そうよ、長瀬智也さん、名俳優。一アイドルのファンとして観に行くもんじゃないですよ。赤松社長の人間味がまっすぐに伝わってきました。悔しかった。そして熱かった。
PRに寄せるとすれば、もう24分追加して144分映画にして、その分井崎さん(高橋一生)に回すという方法がいいかな。
そうしたらサザンの主題歌ももっとザクッと映画に食い込んだんだろうな。信念に負けない熱い男たちの物語って感じで。
人ひとり亡くなってるのに「熱い」って不謹慎かな。
あと、"反撃"開始ってのもなんかおかしいよね~。
まぁそこそこ
スピード感もあり、みごたえある映画でした!
テレビドラマ的で映画館で見るのはどうだろうか
きょうは1080円で映画が見れるので、誰が出ているのかなど全く事前確認せず、書店に並んだ同小説の帯を見てブラっと映画館に入りましたが、主演が私の苦手なジャニタレのひとり。
ちょっと失敗した感が。。。
キャストはテレビドラマでよく見る人ばかりで、なんだかテレビドラマをシアターで見ている気分。
もっと社内で不正が行われたどろどろとしたメカニズムにフォーカスあてても良かったと思うし、スクープ記事を直前にもみ消される雑誌記者もあっさりしすぎで苦悩が伝わってこない。
運送会社の社長の嫁が深キョンって奇麗すぎるし(笑)
2時間という尺で出来る範囲何だろうが、なんだか全体的に中途半端だったような消化不良の作品だった。
折角映画なんだからもっとメリハリつけた赤穂浪士のような時代劇的な勧善懲悪にしてもいいんじゃない?
それなら深キョンの瑤泉院ならば全然OKだし、吉良殿の岸部一徳もOKだ!
長瀬くん、頑張ってた☆
原作を見てないのですが、
時間が足りない!
長瀬くんカッコよすぎ
タイトルなし(ネタバレ)
三菱自動車のリコール隠しを原作とした映画だけあって、映像の中の出来事ではなく実際に起きた事件なんだという意識で見ることができました。
数年前のリコール隠し経験しても変わることのできない大企業の社風と、大企業に振り回されて涙を呑んできた中小企業の経営者たち。
そんな中でも間違っていることに納得できず行動を止めない赤松社長。
正直、なめてました。
ご都合主義の逆転劇で、半沢直樹みたいにスマートに威勢よくわかりやすく逆襲するものだと思っていました。
ですが、赤松社長は泥臭く出版者の人と相談したり、ホープ自動車のリコール被害にあった会社を訪ねたり、ホープ自動車の沢田課長とは何度もやりあう。
非常に泥臭い戦いで、赤松社長の苦悩が見ているこっちまで伝わってきます。
しかし、最後にはしっかりとホープ自動車を成敗してあらゆる伏線を回収して話を締めています。
そこに長瀬智也演じる赤松社長の演技。
人間らしさを持った社長の言葉の数々、特に沢田課長に言い放った「もっと人間らしく話してくれ」の一言には、大企業で育った沢田課長をはっとさせる強い意志を感じる言葉です。
悪役である岸部一徳演じる狩野常務は「ザ悪役!!!」と言わんばかりの倫理の欠片もない表情と発言の数々。
大物感バンバン出ていて、発言の節々から背筋が凍る非情さがにじみ出ています。
いやはや、これはもう一度劇場に行きますかね。
良いんじゃない。池井戸作品の映画化
ドラマで良かった、原作とは違う、尺が足らない、など色々な批判がありますが。。。
映画です!2~3時間で如何に伝えて観客を感動させ、大スクリーンで迫力ある映像と音響を直に感じることがどうできるか?だと認識してます。それを踏まえて。
中小企業の社長と従業員の絆とパワーを感じることができた。池井戸ワールド。
大企業だからダメ一辺倒でなくそういう部分もあるが色んな意味で様々な人材がいるる。だから悪だけでなく正義もいるし大企業にまで成長し継続して会社が存続していると。岸部一徳のような役員もいるから面白く成長もするのでしょう。
ディーン・フジオカが結局会社に残るという選択をしたのもある意味納得。
事故の責任を誰か特定したり押しつけるのは簡単だが、被害者の夫が言った お前らがこっちの立場で想像したことがあるのか? には、当事者でないから全てを感じることは不可能だが想像はできると改めて考えさせられましたね。
主人公は俳優であれば色々人選があったと思う。そこで長瀬智也かぁと。アイドル・歌手ですよねということを考慮すると十分というと失礼なくらい役者でしたね。まぁ笹野さんや岸部さんのレベルとは比べられませんが。
まあまあという感想…
面白かったー。 思ったより長瀬君&ディーンに終始してたし、2時間ド...
長瀬智也 カッコイイ
長瀬智也って歌手でしょ。でも声(台詞)も強いし、立ち振る舞いも上手だし、完全に俳優だと思いました。
この事件、新聞で知っていたけど、いざ映像でタイヤが飛び人に向かっていくのを見ると「実際にあんなふうだったのかも?」と、ゾッとしました。
やっぱり許せない事件だし、もう一度思い出させてくれてよかったと思いました。
該当する企業には再度、猛省をしてほしいし、安全と背中合わせの仕事をしている人たちには「整備・点検」に、より力を入れてほしいと思いました。
最後に、この映画に出てくる俳優さんたちの声の力に感心しました。長瀬さん、岸部さん、寺脇さん・・・。
俳優ってやっぱりすごいですね。
凝縮
見応えあった。
実に濃密な脚本だった。
余計な事を一切書いてないかのようで、冒頭から世界観にガッツリ囚われる。
退っ引きならない緊張感に引きづりこまれる。
立場において曲げられる真実の在り方や、それに群がる人物達。
事実を究明せんとする弱き者たち。
皆、それぞれに良識をもち、いい塩梅で自分本位でもある造詣に唸る。
濡れ衣を払拭したところで本編は終わる。
肩を落としホッとする長瀬氏が印象的だった。
秀逸だったのは人間の描き方で、裏も表も白も黒も、誰一人として単一な色を持つ人は居なかった。長瀬氏を中心として物語は進むが、とても、とても濃密な群像劇でもあった。
苦悩を抱え込む長瀬氏も素晴らしかったけど、高橋氏の役所が絶品。
表舞台に一切絡む事なく、トドメを刺した。彼の功績を誰も知らない。ずっと耐えて、機会を伺い、たったの一振りで切って落としたような感じだ。かなり美味しいポジションのキャラで、このキャラを生み出した作者は、やはり只者ではない。
「果報は寝て待て」の体現者で、ただ1人、痛快なのである!
脇を固める役者陣も、いい仕事をしてくれていて、充実した2時間だった。
権力と財力に屈したマスメディアもソレっぽい。警察機構が正義の執行人として描かれてはいるが、政治家絡みで抑圧するのも可能なんだろうなぁと思いつつ「正義」という言葉が幻のようで宙ぶらりんな現代を憂う。
ただ…ラストカットはアレじゃないと思う。
俺的、本年度のアカデミー賞総ナメな1作!
巨大組織の光と影。不屈な男達が挑んだ戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:四面楚歌の状況下にあっても、諦めることなく戦い続ける主人公達の姿が痛快で、胸がすく思い。豪華なキャストやサザンオールスターズの主題歌も魅力的。
否:展開はかなりのご都合主義で、内容も少し難解か。
自社のトラックが事故を起こし、苦境に立たされる中でも、社員を信じ守るために孤軍奮闘する赤松の姿は、観ていて胸を打つものがあります。一方でそんな赤松の行動が故に、遺族をさらに傷つけてしまう辺りは、切なさも感じさせます。
そして片や組織の中にあって、赤松と同じように疑問を抱き、各々の立場から戦いを挑んでいく沢田や井崎の姿も、また魅力的に映ります。日本の経済を覆うような超巨大財閥企業を前にして、果たして3人がどのように戦っていくのか、その辺りも見どころです。
やや展開が都合よく進みすぎる感はありますが、そこをツッコむのは野暮ですね(笑)。キャストもかなり豪華ですので、全ての働く人にオススメしたい、痛快な人間ドラマといえそうです。
俳優 長瀬智也として素晴らしい
楽しめた
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