劇場公開日 2018年6月15日

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「やっぱりドラマかなあ」空飛ぶタイヤ aMacleanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0やっぱりドラマかなあ

2018年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

内容は原作も読み、ドラマも見てなので、すっかりネタバレでしたが、鉄板ネタでもあるので、観に行ってみました。
良くまとまっているが、悪いわけでもないけど、消化不良。

この手の組織ものは、やはり山崎豊子の一連の作品が強烈過ぎで、そのイメージで見てしまう。それぞれの立場や、そのしがらみをズブズブに見せた上で、次々と襲いくる悪夢のような事態を何とかして行くのが、醍醐味なのだけど、単発映画だと、どうも各キャラに慣れたところで終わりという感覚が拭えない。配役もくふ重いテーマを扱った本作も2時間枠だとこうなるわなぁと、少し残念なところ。

新しい方のドラマ「不毛地帯」で敵役の専務を演じていた岸部一徳が、こちらでも悪徳役員をやっていて、ハマっていた。あとは、ムロツヨシがいつ適当な事を言い出すか気が気でなかったのだが、始終真面目な役でした。

AMaclean