「中小企業は泣き寝入りするべきなのか」空飛ぶタイヤ とえさんの映画レビュー(感想・評価)
中小企業は泣き寝入りするべきなのか
これは某財閥系企業のリコール隠しを題材にした社会派の映画だった
ある運送会社のトラックが走行中にタイヤの脱輪事故を起こし、たまたまそばを歩いていた女性がそのタイヤに当たって亡くなってしまう
そこから、
運送会社は整備不良を疑われるが、
運送会社はトラックそのものに欠陥があったと考え独自調査を開始するが、
財閥系企業の壁はあまりにも厚くて高い
そこで問われるのは
「人の命の重さ」と「正義感」だった
ちょっときれいごと過ぎるかなと、思わなくもないし
大手企業の闇はもっと深いと思うけれど
全ては金で、いろんなところで先回りしていろんな事実を揉み消そうとしてるあたりや
大手企業の中小企業に対する扱いの軽さとか
大手企業内の人間関係とか、それあるなーありそうだなー
と思うことが満載で面白かった
現実にこういうことがあったら、もっとたくさんの人が絡んでくる話になるんだろうけど
そこをあえて削って、中小企業の社長が大手企業に立ち向かっていく話にしたんだろうなと思った
そこには、日本の経済を支えている中小企業を応援したいという思いも込められていると感じた
人の思いや命をないがしろにするような企業は、滅びるべきと思う
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