「大御所達が織り成す重厚感に胸アツ」アイリッシュマン いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
大御所達が織り成す重厚感に胸アツ
Netflix配信作品というところで少し後回しにしてしまったが、マーティン・スコセッシ監督作品で、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの共演ということで遅ればせながらもいよいよ鑑賞。
これだけの大作ゆえ、ストーリー良し映像良し役者陣の演技良しで当然重厚感があり満足のいく内容だったのだが、それにしても上映時間210分は、かの名作「タイタニック」をもゆうに超える長編具合で少々疲れた。どれも重要なシーンにて、どこを簡略化すれば良いのか素人には想像の及ばないところではあるが、1本の映画を芸術性で測るならばやっぱり本作は長過ぎるかもしれない。
いずれにしても、言わずもがなだが「ヒート」での2人の熱い戦いを思い出し、25年の時の流れに感慨深いものを感じ胸が熱くなった。
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