「スコセッシ教授のアメリカ暗黒現代史講座」アイリッシュマン シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
スコセッシ教授のアメリカ暗黒現代史講座
スコセッシ監督お得意のマフィア年代記で、常連俳優が軒並み総出演なので、どこかで観た感があります。お話しは、始めは或るヒットマンの生涯からジミー・ホッファ中心にシフトして行き、結果として3時間半もの長尺となり正直疲れました。とは言え、主演のデニーロの緩急自在な演技、ジョー・ペシの不気味な迫力、場をさらうアル・パチーノの独特の台詞回しが、ガッチリと重厚な演出と噛み合って、実に見応えのあるドラマになっています。結果として、マンネリ、お馴染みのキャスト、長尺がみんなプラスに転化しているのは、監督自身の馬力によるものなんでしょうね。
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琥珀糖さんのコメント
2023年1月20日
共感ありがとうございます。
シネマディクトさんのレビューにすごく同感です。
〉マンネリ、お馴染みのキャスト、長尺がみんなプラスに転化している。
おっしゃる通りですね。
監督の馬力!
やはり観て良かったです。