ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
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目新しさはないけど、そこそこ面白いと思う。人種差別か?と思わせとい...
目新しさはないけど、そこそこ面白いと思う。人種差別か?と思わせといて…あの展開。DVD出たら、張り巡らされた伏線をじっくり追ってみたい。オチが『マーターズ』思い出したなぁ。
いろんな意味でのゲットアウトなのかしらね。
有徴のマイノリティの、その“しるし”ばかりを、ことさらに褒めそやし...
有徴のマイノリティの、その“しるし”ばかりを、ことさらに褒めそやし、
対等な素振りで、相手を“手段”や“道具”として扱うマジョリティ。
それを受け入れてしまうと、沈んだ場所から、乗っ取られた自分の人生を眺める事しか出来なくなってしまう。
伏線の嵐
正直なところ、映画を観終わった直後は、『けっこう早い段階で予想できたよね』なんて話していたが、お茶を飲みながらパートナーと感想を話していると、だんだんと張り巡らされた伏線の数々に気がつき、『あの段階で、すでにことは始まっていたのか!』と二人で膝を打ちました。
観れば観るほど、示唆しているものに気がつき、驚くタイプの映画だと思います。
どんでん返しや意外な結末を期待して観ると、肩透かしを食らうかもしれません。
もちろん、表面的な部分だけ観てもスッキリ終わるので、深読みしなくても楽しめるとは思うのですが。
来週2度めを観て、伏線を拾いながら楽しむつもりです。
惜しむらくは、2度めを観るにしては、後半のクライマックスの盛り上がりに欠ける点ですね。
誰が為に
画面演出のバランス感覚は冴えているが、音響演出はストレート過ぎる。
数々の伏線に気付いた瞬間のみ高揚するが、リアリティの無い描写に恐怖など抱くはずもなく、白人のチープな演技も相まってどんどん盛り下がる。
過去のトラウマ設定も活かすどころか殺しており、全体的に主題を支えるバックボーンが弱い。
その主題も、結局頼れるのはブラザーだけだぜ、といういつもの黒人コミュニティで仲良くやってるだけのhip-hopカルチャーの浅瀬でチャパチャパと差別問題を掛け合うおままごとセットの様なもので、良くも悪くも差別に疎い日本人にとってピンとくる内容ではない。
最近の賞レースは、ぼんやり漂う風潮ばかり持て囃され、まるで裸の王様選手権を見ている様だ。
女性の活躍、黒人の活躍、大変結構。
だが女性や黒人を活躍させる為の物語はもう沢山だ。
面白いことは確かです。
最初は、スタンリー・クレイマーの名作「招かれざる客」を思い起こさせる展開だったのですが、途中から不穏な雰囲気になり、最後は血みどろのサバイバルゲームに・・・。現代のアメリカが抱える人種問題を大胆に戯画化しています。この映画、キューブリックの「シャイニング」と比較されているようですが、「シャイニング」が水も漏らさぬ芸術品であるなら、この映画はあくまでもサスペンスフルな娯楽作です。あちこちに張り巡らされている伏線が、一部、回収されていない恨みはありますが、紛れもなく一見に値する作品です。
上映館を探すのになかなか苦労しました。このような良作はもっとたくさんの映画館で上映してほしいものです。
こうゆう映画よくある
斬新さはなかったが普通にグロさもあり面白かった(^^)
黒人に絞るのは差別的な感じがしたけどその辺どうなんだろ。
今回はお友達が助けてくれたけど今までの人達の身内関係は彼女の家まで探しに行ったのだろうか…
どうでも良いことが気になった。
催眠術こわーい‼
Get out of here!
タイトルはトランプ大統領と全く関係ないものでした。内容は練りこんだスリラー。ただ、人種差別ネタが多いので、海外での上映は大丈夫なのかと余計な心配をした。頭があんな状態のまま放っておかれた、あの人は目覚めたらどうなんだろうと医者目線の心配。
一寸違ったハラドキ,スリラー…?
あまりホラー作品は,観ない人間の感じたままを此処に… 黒人と白人の人種差別の感覚は自分には分からん処でもあるのは,当たり前っちゃ当たり前なのだが、映画作品としてはかなり取り上げられる趣旨の1つでもあるので、その事を踏まえて勝手に語ってみる。
黒人と白人のラブラブ(になる事が,非常に難しく且困難な事なのはソートー伝わって来る❕)のカップルの話では終わる筈は無い訳だが、最初,その先は少し安っぽくなっちゃっていやしないかい&一寸,裏切られたようにも感じた。がしかし、チョイと違った展開方向はわりといいんとちゃうの?
*印象に残ってる事として,主役関係以外のキャストの“眼”が、皆,怖く訴えていた事を(コレが“主”じゃないの?と感じさせた事を)強く言いたい処・・・
2017-75
家政婦は見た。
人種差別がメインテーマと思いきや、全然違うところに落ち着く。
率直な意見は「ああ、そっち系……」で、これはレビュー読んで期待値上げすぎてたせい。
でもセンスがいい映画だなぁという印象です。
主人公の弟役が、バリー・シールでもクズを演じていた彼で、
いま、クズ(あと、何かとふらふらしている人)をやらせたら世界一かもしれない。
主人公と主人公の友達以外、みんな不気味すぎる。
特に家政婦さん!あの笑顔こえー😨
あと、海外の邸宅あるある?
壁に鹿。
バイオの影響でこれも怖い。
それにしても人間って(わたしだけかもしれませんが)注意散漫ですね。
冒頭のシーンの人の顔とかちゃんと見てないし、覚えてない。
見たあとすぐにネタバレブログを読んで、伏線をかなり回収すると、自分の鈍感さが笑えてきました。
最後はバッドエンドを想像していましたが、ほっとする終わりかたでよかったです。
観客の心にある偏見をえぐり出す
これ面白かった〜
史上、稀に見る問題作!!
「人種差別をテーマにしたホラー映画」っていう情報だけで見始めたら、途中から見事に裏切られる
私の「えーーーーーっっっ?!そっちーーーーー?!」という心の叫びと共に、物語は予測のつかない展開を見せる
なぜ、この展開にそこまで驚くのか
それは私の中にある「人種差別とはこうるべき」という、ありがちなステレオタイプが、勝手にストーリーを予測しているから
まるでクリスの友人のロッドのように
私の日頃から持っている先入観こそが、この映画の中に差別を生み出している
こんな展開を予測してなかった?
それは、あなたの中の人種差別への思いがストーリーを勝手に作り上げただけだよね?
そんな風に語りかけられた気がした。
パロディ?ホラー?サスペンス?
この設定だとどうしても某クラシック名画を想起せざるを得ないわけで、それを思いながら見てしまうと、アンチテーゼとかパロディと思えてくる。
ストーリーの全体像が掴めてくると、そういった見方のほうがまだましかなと思えてくるところがあった。
というのも、結局は差別的な要素が強調されているとしか思えなかったし、結末以降も嫌な想像しかできなかったからだ。
逆にそういった余韻を引きずってしまうくらいに力強いものがあった。
結構面白かったです
バッドエンディングも用意されていたらしいけど、私としてはバッドじゃなくて良かったです。途中からまさかこんな終わりになるんじゃないかと思っていたのが多分バッドエンディングなんだろうけど、エイリアン観て後味悪い終わり方に不満だった私としてはこの終わり方でスッキリしました。
イイ顔してるキャスト陣がイイ味出してる
主役のダニエル・カルーヤを筆頭に、登場人物を“イイ顔”してるキャスト陣がイイ味出してる。中でも家政婦役の女優さんが抜群にイイ顔すぎて最高。
人種ネタとホラーネタをうまくブレンドしたオチも、予想のチョイ斜めを行く展開。ポスターアートが『憎しみ』と似てる理由も納得。
救いようがなくてボツにしたという別エンディングはDVDで観られるのかな?
黒人と白人という今世でとても敏感なる題材を見事お互いの先入観をシニ...
黒人と白人という今世でとても敏感なる題材を見事お互いの先入観をシニカルに描き、全編にわたって居心地の悪さを感じる作品となっている
特筆すべき所としてはやはり脚本の秀逸さで、登場人物のキャラクターがこの君の悪い居心地の悪さを体感させるのに充分な役割を果たしている
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