ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
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お笑い芸人?の初監督作品としては◎
意表をつく映画だという情報を得ていたものだから、どんな結末になるのだろうと、楽しみにして行きました。
ずっと引き込まれる映画でした。
ハラハラドキドキが止まない内容でした。
ただ、彼女の正体がわかってからの終わり方が、頭を使ったものではなく、ありがちな内容だったので、スカッと見終わることはできませんでした。
自分好みな衣装や家具、音楽で それらでも楽しめました。
去年のドント・ブリーズみたいに…
一年に一本、こういうのがあるのですね。
だから、映画を観るのが止められないわけです。
アメリカに住む予定など100パーセントないのに、映画の影響で、アメリカの郊外の一軒家が怖くてたまりません。
羊たちの沈黙とかルームなんかもそうじゃなかったかな?ましてや、自然に囲まれて完全に孤立したロケーションは恐怖そのものです。セコムやアルソックだって駆けつけるのに30分以上かかりそうだし(笑)
昔はETに出てくるようなアメリカ郊外の住宅街の一戸建てに住んでみたい、と憧れていたのになぁ。
トンデモすぎ。
ある程度展開はわかったけどラストに向かってのまさかな展開はびっくり物。人種問題だけかの根本と思いきや想像以上の理由にア然なのでした。
スタートから不穏な雰囲気の緊張感が途切れず突っ走るのもグッド。
親友の明るさっぷりがいい緩和剤になってます。
コワイコワイ詐欺
152本目。
タイトルちょっと言い過ぎかな?
怖いと言うより、あっそう来たって感じが強く、やられたなぁと。
この手の作品は、まだ終わってない感を出してエンドロールが多いと思うんだけど、割りとアッサリ。
そっちが意外だった。
全編を通して不穏な雰囲気。 特にメイドの黒人女性が不気味です。 振...
全編を通して不穏な雰囲気。
特にメイドの黒人女性が不気味です。
振り返ってみるとビンゴのシーンが印象的。
おじいさんとおばあさんは何故使用人なのかが理解出来ませんでした。
ざわざわ
ずっとざわざわ。
謎について考える間も無く綺麗に全ての伏線を回収してくれる。
黒人に対する憧れとどう扱っても構わないと根底では思っている差別的な考えが複雑なアメリカ社会を表している。
効果音ふくめ、音楽がすばらしい。
見ごたえがあるホラー
映画を見る前情報はほぼなく、「何かホラーなのかな」と思って映画館に行きました。
かなりブラックな内容のホラーでしたね。確かに、レイシズム(差別問題)も含まれていますが、なんというか、薄気味悪い・・
ホラーのツボもおさえられていて、ドキッとびっくりさせられるシーンなどもあり、それも楽しめます(笑)
見応えはありますが、この「わけのわからなさ」は好き嫌いが分かれるところかもしれませんね。
個人的にはこの監督の他の作品、今後どんなものを出してきはるのかなーと楽しみです。「何だかわからないものが迫りくる怖さ」をゾワゾワと描いていて、それが好きな人には好物かもしれませんよ~
黒人二人のキモ演技!!
序盤の会話内容が微妙で入り込めませんでしたが、あれ…いつからおかしくなったっけ…最初からか?という不思議な感覚を味わう事ができました。黒人メイドと帽子男のロボみたいなキモ演技が良かったです。可愛い彼女なのに髪を上げると誰このBBAという感じで別人でした。友人の下ネタが空回っていて、もっと脚本が洗練されていたら良かったです。楽しいビンゴ大会も後からジワジワくる普通じゃない映画でした。黒人に白人の可愛い彼女でクソーと思っていたら実は…というヘイト上等なプロットも好きです。主演のダニエル・カルーヤは「ブラックミラー」の大好きなエピソード「1500万メリット」の主人公と知りびっくりです。
なるほど。よく見たら伏線いろいろあったわ。シャマラン監督みたいね。...
なるほど。よく見たら伏線いろいろあったわ。シャマラン監督みたいね。これ。
びっくりするようなラストがって聞いたから、ハードルあげてしまった。普通だな。
ホラーと言うより都市伝説
設定は面白いです。序盤の不穏な空気の作り方もうまい。
ただ中盤以降、お話にもうひと捻りが欲しかった感じで、
ラストも含めてなんか弱いなーと感じました。
都市伝説的な、設定の不条理さに味わいがある作品。
それゆえに出落ち感満載で、設定の妙だけで1点突破しました!
という感じでしょうか。所々ご都合展開も見受けられますが、
これは突っ込んだら負け・・なのでしょう。
音楽の使い方が印象的。映像のセンスも個人的には○
逆にその辺のセンスのよさが本作をB級作である事を忘れさせ、
過度な期待を抱いてしまうというジレンマも(笑
ジャパニーズホラー感
映画が終わってスクリーン内が明転した直後
見知らぬおっさんが「いや〜想定外だった…」と
呟いていた。
ホントにその通り。
しかも想定外なだけではなく、
ちゃんと怖くて面白い。
中でもホラー演出が素晴らしかった。
大きな音でビクッ!とさせるタイプの
映画ではなく、どちらかというとJホラーの
ように不気味にジワジワと怖がらせていく感じ。
コレが結構怖い。
無言で全力疾走する使用人も
笑いながら涙をながす女性も不気味すぎる。
アメリカでは人種差別を
エンタメ作品にするのはタブーだと
なんとなく思っていたが、そうでもないらしい。
寛容な国だなぁ。
こういう低予算B級ホラーは
正直ハズレのことが多いので全く期待せずに
映画館へ向かったが久しぶりに面白かった。
差別もここに極まれり
観るたびに新たな発見があるようで
ぜんぜん飽きないです。
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2017.11.9 TOHOシネマズ日本橋にて
2回目観てきた。
あのセリフ、あのシーン
違った景色が見えてくる。
わかっていてもハラハラドキドキ
この不気味さクセになる。
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2017.10.27 TOHOシネマズ日本橋にて1回目
身体の震えが止まらない
観終わった後、数時間経つのに。
それはこの映画の恐怖から
発しているものではない。
アメリカには今もって
人種に対しての意識に
実際こんな一端があることに
心底大きなショックを受けたから。
ラストシーンの向こう側には
そんな闇が散りばめられていると思うと…
ああ恐ろしや恐ろしや。
伏線があっちゃこっちゃに張り巡らされ
結末を知った今、あのシーンは実は…
これはもう一回観なくっちゃ!
シャイニングの再来か
試写会にて。
まさに恐怖の連続というようなハラハラしっぱなしの映画だった。
最初の入り方は、白人の彼女を持つ黒人の男性が彼女の実家に行くところから始まる。ただでさえ交際相手の家に行くとなれば緊張するのに自分は黒人であるため余計に緊張する。といういたってシンプルでありかなり現実的な映画である。向かってる時に通る道はまっすぐ一本道で、『シャイニング』を思わせるような描写。そしてその道で雄鹿を車で撥ねてしまうのだが、そのことを実家の父親に話すと喜んで「正直どんどん殺してくれ」などと冗談交じりで話してくれるという予想外の好感触。
というように、本当に現実的なのだ。それが自分に置き換えて考えるから余計怖い。
しかし、奇妙な出来事が次々と起こる。夜中に猛スピードで走る黒人の使用人。窓をずっと見つめたり、余計に笑ってる黒人の使用人。なんだこの家の黒人はみんなイッちゃってるじゃないかと思う主人公。
ここからだんだんと奇妙な世界に引きずり込まれる主人公と我々観客。しかし、そこからの展開はまさに異様な世界観だった。その、現実→異常という構造が2種類の恐怖を味わわせてくれる絶妙なバランスなのだ。
予告でなんとなくストーリーが読めるという方もいるかもしれないが、必ず驚くラストもある。
最高に面白いぞ!
二度目はコメディー
傑作です
どこが素晴らしいと言うと
これ二度目に見る時
最初で結構恐ろしかったシーンが結構笑ってしまうんです。
実は2回目になると正真正銘のコメディーです。
たとえ2回目観なくても、「あ!最初の怖かったあのシーン!そうだったんだ!やばいwww」とめちゃくちゃじわじわ来るんです
さすがあのK&Pさんが書いた脚本ですね
才能に満ち溢れてます
相変わらず皮肉がとにかく逸品な作品になってます
しかし唯一の問題は、これ結構アメリカ人向けば作品で、アメリカの「ポリティカルコレクトネス」の概念や文化に詳しく無ければあんまり笑えないと思います
この時間差を利用したユーモアが分からなかった場合、普通のスリラーになってしまうので
それはそれで普通に面白いですが
魅力がやっぱり足りない状態になってしまいます。
アメリカの文化に詳しい人は是非是非おすすめです
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