彼女がその名を知らない鳥たちのレビュー・感想・評価
全220件中、161~180件目を表示
ミステリーというより大人のラブストーリー 蒼井優の堕落した生活のほ...
ミステリーというより大人のラブストーリー
蒼井優の堕落した生活のほぼすっぴんの姿と、化粧してドレスをまとった姿のギャップ、阿部サダヲの不潔でけなされても一途な愛の姿、松坂桃李のゲスさ、竹野内豊の自分の保身の為に女を道具にするクズな男と芸達者な役者が揃い、脚本の展開もしっかりしていて素晴らしい出来
現在と過去の表現の仕方もよく映されていた
十和子と水島の初ラブシーンに、映し出される水島の左指の結婚指輪、アクセサリーショップで見つけた腕時計のプライスを見る姿などのカメラワークがとても良かった
ラストシーンまで気を抜けない映画good!
彼女がその名を知らない鳥たち
前半は淡々と物語が進んで行くような感じです。登場人物の繋がり、そしてクズっぷりが分かっていきます。
中盤から物語が加速していき登場人物のクズっぷりが増します。
後半では、怒涛の伏線回収です。
しかし、伏線の回収が雑ではなくスムーズに行われ見ていて圧倒されます。
そして最後には心に訴えられるような愛を感じます。
さらに、この映画の魅力は話の素晴らしさもありますが役者の演技もとにかく素晴らしいです。
見て損はないと思います
キャスティングと原作の良さ
原作を読んでいたので、結末も分かった上で観賞。
陣治の言葉ひとつひとつに涙が出そうになりました。
もう一度、小説を読みたくなりました。
そして、あてがきかと思えるほど、キャスティングが良かった。
蒼井優の顔は美人だとも可愛いとも思わないけど、女優としては本当に素晴らしい。
2017-80
クズ順で並べたら
竹野内豊≧蒼井優>>>松坂桃李
かなぁ。
ユリゴコロが個人的ヒットだったから、この映画もユリゴコロのときにはもう見ようと決めてました。
だからか、勝手に脳内でどんでん返し系かと思いきや、これはラブストーリーでした。
阿部サダヲは汚い、とにかく汚い。
他人の咀嚼音に潔癖なので、食べてるシーンは吐きそうになった。
でも、どうしようもない女性にどんな仕打ちされても愛をやめない。
蒼井優は仕事もしないし、何かと他人のせいにするし、癇癪起こすけど、イケメンには弱くて不倫にのめり込む。
松坂桃李君は相変わらずかっこいい😍
けど、中身はクズ。蒼井優以外にも不倫相手いそう。
竹野内豊も不倫しといて、女性を暴行もしちゃうクズ。
主演の二人の演技がすごくて、
蒼井優がどこか遠くを見つめているような目と
阿部サダヲのどこまでも十和子を想っている暖かくて強い目が印象的。
うまいなぁと思わざるを得なかったです。
悪くない後味
こういう題材の映画はレンタルして一人で見ることが多いのですが、大きなスクリーンで見て正解でした。
映画については登場人物のほとんどがクズで最低な人ばかりでしたが、
話が進むにつれてどんどんのめりこんでしまい、最終的に悲しいけれどでも嫌な気分じゃない、そんな不思議な気持ちになる映画でした。
重くて、、
映画の後、ショッピングして、、と思ってたのに、暫く何も楽しいことを考えることができず。
これが、愛なら、
ここまでの想いがないと愛と言えないなら、、
愛は、、キビシイです
役者、みんなよかったです
沼田まほかるはユリゴコロと猫鳴りは好きだけどその他はあんまり。 映...
沼田まほかるはユリゴコロと猫鳴りは好きだけどその他はあんまり。
映画になってもその通りでした。
それにしても日本映画のベッドシーンって美しく見えないですね。
共感度はゼロ。満足度はヒャク。
最初から最後まで、とにかく気を抜けないストーリーだった。
実際のところこの映画、恋愛映画でもありミステリー映画でもあるので、鑑賞後は映画二本分観たような不思議な感覚になった。
前半は登場人物のクズっぷりが痛々しいのだが、後半は伏線の回収がキレイに行われ、また予想外の展開がたくさんあり、本当に面白い映画だった。
ラストシーンは本当に切なくて、思わず涙した。
このラストは本当、私の恋愛観が変わったような気がする。
個人的にはポスター4人の演技力には本当に驚きました。もう一度観たい作品です。
まだの人は是非。
いい。けどちょいしつこい
『ユリゴコロ』『ナラタージュ』ときて、これが一番良かった。ただテイストはいちばんえげつなく、グロテスクにいろんなものを映してる。映してるだけでなくて、グチャグチャ汚いものを噛む音や効果音もデフォルメされて、蒼井優は一向に綺麗に映されない。
しかし、汚い中で美しいのは阿部サダヲでした。「ああ」と全体像が見えてからの芝居が長すぎではないか、というくらい長くて、つまりかなり全体もったいぶったところが立ちすぎてるのが感動を半減させていくという珍しい体験をした
。
蒼井優。やっぱりのど迫力。ラストに近くなってのあの表情はなんと表現したものか。
白石和彌らしいラブストーリー。竹野内豊の使い方がほんとにうまいなぁ。彼もよく受けたと思う。決して下品にならずよく演じきったと思う。今までに見たことのない竹野内豊。これからが楽しみ。
しかし。ラストはちょっと唐突すぎる。もうちょっと哀しみを高める工夫したらよかったのではないか。
クズっぷり
黒崎、水島のクズっぷり。凄かったね。びっくりするぐらいのクズ。十和子は、そんなクズなオトコにハマりやすいダメ子。蒼井優のダメ子ちゃんな演技、良かった。ジンジという人には、色んな意味でびっくりさせられた。
全220件中、161~180件目を表示