劇場公開日 2017年10月28日

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彼女がその名を知らない鳥たちのレビュー・感想・評価

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4.5ある意味究極のラブストーリーなのでは

2017年10月28日
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終始面白い作品で、あっという間に時間が経ってました。皆さんの演技も素晴らしく、なかなかに泥臭くリアルです!

大切な人と食べるご飯は何よりも幸せなことだなと改めて思いました。

あと蒼井優ちゃん可愛すぎます。

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SA.

4.0登場人物の「最低さ加減」がリアルでクル

2017年10月28日
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鑑賞方法:映画館

他のレビュアーさんも仰るように、登場人物みんな最低で救いがない。でもその最低さ加減のひとつひとつが「こんな女(男)いるいる!」という感じで妙にリアルなんですよね。登場人物に共感する事はほぼ無理なんですが、このリアルさが他人のしょーもない人生を覗き見しているようで、グイグイ引き込まれる。中盤まで進んでも、これは恋愛劇なのか、ミステリーなのか、あるいは人間ドラマなのか・・お話がどう決着するのか予想がつかず、「私が今見てるこれは一体なんなのだ?」という不思議な感覚が癖になる。

あと、蒼井優の関西弁が可愛くていいですね。ベッドシーンも露出は殆どないのに魅惑的で、芸能界きってのモテ女と言われるのも納得です。

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猫シャチ

4.5イケメンくず男に惹かれてしまう女の哀れさ

2017年10月28日
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泣ける

悲しい

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ともちん

4.0引き込まれました

2017年10月21日
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鑑賞方法:試写会
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かあこ

4.5みんな最低人間すぎる!だけど…

2017年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

怖い

20万部を超えるベストセラーとなっている人気ミステリー小説が映画化!
『彼女がその名を知らない鳥たち』というタイトルからどのようなストーリーなのかワクワクして見てました。

嫌な女の十和子、下劣な男の陣治、ゲスな男の水島、クズすぎる男の黒崎。
この4人の関係性と本当の愛、究極の愛の意味を考えさせられるラブストーリーでありながらミステリー要素もある面白い映画でした!

普段は善人役を演じることが多いキャストがそれそれ最低の登場人物を演じる姿も必見です!

そしてタイトルにもある『鳥』の意味、存在を気にして見て頂けるとより一層楽しめる作品だと思います!

R15+指定なのでベットシーン多めです。
一緒に見に行く相手に気をつけて!

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るちあ

4.5完成披露試写会にて

2017年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

舞台挨拶付きジャパンプレミアにて。
なんなんだろうこの感覚。いままでどの映画でも味わったことのない感覚は。

主人公の十和子(蒼井優)は陣治(阿部サダヲ)のことを毛嫌いしながらも陣治の稼ぎで暮らしている。一方陣治としては十和子のことを異常なほど愛し、執着しており、「十和子のためならなんでもできる」と言っている。
十和子には忘れられない黒崎(竹野内豊)がいるのだが、彼は十和子を利用し、別れる時に暴行を加え、心にも傷を負わせたのだ。また、十和子と偶然知り合った水島(松坂桃李)は結婚しているのにもかかわらず十和子と肉体関係を結び、適当なことをまるで物知りのようにペラペラと喋る男なのだ。

この堕ちるところまで堕ちた4人が繰り広げるストーリーであるので、同白石監督の『日本で一番悪い奴ら』のような真っ当な人間が堕ちていく様を描いているわけではなく、痛快に描いているわけでもないのでまた新しい白石監督作品となっている。

この作品は、SF映画のような感動を持っているような気がする。
洋画だが、クリストファーノーラン監督作品の『インターステラー』という映画がなぜあそこまで人々を虜にしたかというとラストシーンを含め、人類の未知の領域に踏み込んだ、宇宙というとてつもなく壮大な映画を描いていることの衝撃があったから、そして愛に着地している点だと思う。年間ベストの『メッセージ』もまた然りである。
何が言いたいかというと、この映画に関してはラストだが、人知を超えたラストが待ち受けているわけだ。衝撃を超えた、自分という存在にはあり得ることのない、考えすらしないようなラストが。
しかも、本作はSF映画ではなくむしろとことん泥臭くしたような現実主義的な映画なのだ。壮大でもない。それがまたラストへの効果を増大させている。

また、やはり主題が重くとも内容理解がさほど難しくないのも良い。劇中で取り上げられる様々なものがいろんなものを象徴しているのがとてもわかりやすい。
時計がその代表的な例なので是非注目していただきたい。

このようなストーリーであるからにも関わらず、ラストでいままでの罪をすべて拭われたようなかつてない爽快感。しかし、全編を通して不快感が全くなく見られたのはとてもよく、私だけかもしれないが見やすかった。

宣伝文句としてよく使われている「共感度100%」とは、彼らのクズっぷりに対してだけなのか?ラストでの陣治に関してもそのことが言えるのでは?

彼女がその名を知らない鳥たちというタイトル。この意味を悟ったとき、胸が締め付けられ、感動が止まらない。

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こうき

5.0試写会へ 序盤の何の楽しさも無い むしろ嫌気さえ感じる何気ない風景...

2017年10月8日
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鑑賞方法:試写会

試写会へ

序盤の何の楽しさも無い
むしろ嫌気さえ感じる何気ない風景と
ラストシーンとの連動がすごくて
エンドロールで一気に気持ちを持っていかれてしまった

自分の事ばかりのひとたちと
相手の事ばかりひと

監督のお話を聞いて映画の構図が見えたりして面白かった

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みこ

4.5空気感で表現して説得力を高めるすごさ

2017年10月5日
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鑑賞方法:映画館

謳い文句通り「共感度ゼロ」なのに最初から最後までグイグイ引き込まれて、本当に面白い。
沼田まほかるさんの原作や白石監督のお力もさることながら、役者さんの力がものすごく大きいと思います。
蒼井優さん、阿部サダヲさんて実際にこういう人なんだ、と思ってしまいそうな程、なり切っています。

狡猾さと弱さがない交ぜになった表情、だらしなさ丸出しの生活、お互いに依存する生き方。
この空気感が作品の主材になっていて、醸し出す世界観は違和感なく、むしろ納得できます。

観賞直後は感情が前面に出て、涙を拭うだけでしたが、少し時間が経ってくると普段は考えないのに、「依存」も愛の一種なんじゃないか…
人は皆、愛だと錯覚しているだけで、実は依存を受け入れ合っているに過ぎないのかも…などと考えていました。

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saiko *
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