ザ・マミー 呪われた砂漠の王女のレビュー・感想・評価
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ダーク・ユニバース…
MCUことマーベル・シネマティック・ユニバースに触発されて製作されたこのダーク・ユニバース。ヘタにリメイクするのはいかがなものかとは思うものの、1930年代などの作品を現代解釈と最新映像で甦らせる試みはかなり気に入っている。
オリジナルの「ミイラ再生」は男のミイラであり、ザ・ミイラ感があったが、本作は女性。ミステリアスな顔立ちが作品にピッタリであった。過去にもユニバーサル側が「ハムナプトラ」三部作でリメイクした往年のネタだが、本作はホラーな部分はきちんと怖くて雰囲気は満点だ。トム・クルーズのアクションも相まって極めて手堅く製作された作品に感じる。もちろんエンターテイメントの心は忘れず、笑わせてくれるところもあり、万人受けできる仕上がりになった。
ところが、本作の興行収入、評価共に思うようにいかず、ダーク・ユニバースが潰れるというまさかの展開になった。まさかあのフランチャイズ化ムンムンのラストでこれで終わりは酷すぎやしないか。
トム・クルーズの主演作品は安心して観れるのが特徴だ。「ミッション・インポッシブル」が代表作だが、「オブリビオン」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」等の同ジャンルでも一味違う良い作品が多い。しかし、そう言われてみれば、そこで感じる感動や興奮は、本作には無かった様に思える。脚本そのものがダメというより、その「ネタ」に問題があるのではないか。前述の通りユニバーサル・ピクチャーズは「ハムナプトラ」三部作で成功をおさめている。そこで一般定着化した「ミイラ再生」を再びユニバースとして甦らせたとして、果たして受け入れられるのか。トム・クルーズ主演で無ければどうなっていたか。実際、トム・クルーズの主演作品の中では最低の興行収入だったとの話もあるが、往年過ぎるネタには「アベンジャーズ」に対抗できる力は無いだろう。今は特にフランチャイズ化が激しくなった時代だ。「アベンジャーズ」以外にも、西を向けば「ジャスティス・リーグ」、東を向けば「モンスター・バース」。この時代には強敵が多く存在する。それがこの結果に繋がったのではと思っている。
しかし、リー・ワネル監督が「透明人間」を監督するとの情報が入り、何らかの形で過去のモンスター達を甦らせる的な発言もユニバーサル側から発表された。ユニバースとしては残らずとも、その意欲だけはどんどん映像化していって欲しい。
物足りない
ストーリーは、ハムナプトラに代表されるような古代エジプトを題材にした冒険物です。
トムクルーズとラッセルクロウという有名どころは出ていますが、中身はB級映画です。
序盤の滑り出しなんかは良かったと思うんですがね。
冒険ものにしては、謎解きがないため物足りなかったのかな。
あとは、掘り下げ不足かと。ラッセルクロウ役なんて特に。
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自宅にて鑑賞。前半~中盤辺り迄はテンポも良く大作の貫禄は充分だったが、徐々にグダグダになり、陳腐なヒューマニズムに逃げる落とし所もキレが悪い。唐突に登場するキャラクター達は造形が薄っぺらく違和感満載の取って附けた感があり、展開が進むにつれ混乱を来すストーリーもチンケでチグハグな印象。結局何がしたかったのか判らない男勝りなヒロインA.ウォーリスの“ジェニー・ハルジー”が終始映えず、相対的に“アマネット”のS.ブテラの魅力が際立った──本作は彼女の映画だ。潤沢な製作費を思わせる画面に大甘の採点。50/100点。
・ホラーとコメディの相性が佳いのは、過去作を引用する迄もなく周知の事実で、極限の緊張の中でのユーモアと云う緩和は相互的に作用し合い、抜群の効果を産む。本作ではこのコメディ要素が笑うに笑えず、ホラーと足を引っ張り合った結果、相殺し合い、どっち附かずで中途半端な出来になってしまった感がある。T.クルーズ演じる“ニック・モートン”は頼り甲斐がある二枚目なのか、少し間が抜けてる狡猾な二枚目半なのか判り辛く、その場凌ぎ的な魅力に乏しいキャラクターにしか見えなかった。
・随分恰幅が良い“ヘンリー・ジキル”博士のR.クロウだが、“ニック・モートン”のT.クルーズが'62年生まれなのに対し、R.クロウは'64年生まれと、現実は作中での印象と逆転する。尚、クライマックスでこの二人が格闘する中、R.クロウの“ヘンリー・ジキル”博士が何度か口にする科白"This is the Moment"は、ブロードウェイでも上演されたミュージカル『ジキル&ハイド』の第1幕で“ハイド”が唄う曲名からの引用である。
・共演陣の中では、“アマネット”のS.ブテラ以外にユーモア溢れる水先案内人的なキャラクター“クリス・ヴェイル”のJ.ジョンソンの好演が印象深かった。
・開始早々いつもの「UNIVERSAL」のロゴの後、「DARK UNIVERSE」とロゴ表記が続く。この“ダーク・ユニバース”とは往年('20~'50年代)の主に“ユニバーサル・モンスターズ”で製作されたホラー作を現代版へとリブートするのを目的とした新レーベルで、本作が記念すべきその第一作となる。ちなみに『フランケンシュタインの花嫁('35)』が第二作として準備中であるとリリースされている。
・本作のオリジナルは『ミイラ再生('32)』であり、『ハムナプトラ/失われた砂漠の都('99)』に次ぐ二度目のリブート作となる。
・序盤、輸送中の墜落シーンでは、二日間に亘り64回撮り直され、この撮影で多くのスタッフとキャストが嘔吐や眩暈に苦しめられたと云う。
・鑑賞日:2017年8月25日(金)
真夏の夜の幻想アクション。面白い(=^・^=)
確かに、『MI:ゴーストプロトコロやローグネーション』や『コラテラル』と比べるとね。がんばれスタンプ押したくなりますけどね。
トム様のモンスター映画は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』以来ですが、今回は、あの飛行機事故で死ななかったから、その時点で”モンスター”といえば”モンスター”ですが、どちらかというとモンスターに魅入られて右往左往する側なので、ちょっと比べられないかな?
ミイラって、そうかゾンビかと納得したり。
『マミー』という題名に母子物?と勘違いしたけれど、『Mummy』てミイラと知って、知識増えたし(そのまんまやん)。
冒頭、アーサー王まで出てくるの?とドキドキさせられたり。(本当に、何でもありの総出演かい( `ー´)ノって。)
十字軍の歴史、知らないからなぁ。青池保子さんの漫画くらいでしか。
エジプト王朝の遺跡物もたくさん所蔵されていて、”泥棒博物館”と地元の人からも揶揄される大英博物館があるから、イギリスが舞台なの?
昔懐かし”ファラオの呪い”で有名だった、少年太陽王ツタンカーメンを発掘した人もイギリス人だったし。(どうせだったら、こっちの話を映画化してほしかった気も…)
そんな、頭ぐるぐるしながらの鑑賞でしたが、面白かった。
元ネタの『ミイラ再生』を見ていないから比べられないけれど。
お化け屋敷も、入れるのがホーンテッドマンションくらいに、ホラーだめなので、この映画で十分満足。グロさもこのくらいで良し。
ニックの軽妙なキャラは面白かったし、
アクション主体のところは、興奮しました。(飛行機、ロンドン、バス。トム様のアイディア、すごい!実現しちゃうのがもっとすごい!)
ジキルは狂言回しだけかと思ったら、がちニックとハイドの対決もあってクロウ氏ってこういうこともなさるんだとびっくり興奮。
とはいえ、物語の爪は甘い。
ファラオって形式的には近親婚。ファラオの長男であっても、ファラオの娘と結婚しないとファラオに成れないと聞いたんだけどな(Wikiで確認)。クレオパトラだって形式的には弟と結婚していたから、アマネットが悪の女王となった根拠がおかしい。
そのアマネットを”究極の悪”と言われても、確かに超現象を起こす力はすごいけれど、なんだかなあ。”名前の言えないあの人”を思い出してしまったけれど、迫力は”あの人”の方がすごかった。
アマネットがニックに固執する理由もいまいち。ニックがアマネットにフラフラするのは、呪いをかけられたっていうだけではなく、あの美貌ならねと納得しちゃうけれど。
そして、なんでアマネットは彼女だけ生気を吸い取ってゾンビかしなかったの?生気吸い取る前に死んだからか。ヴェイルみたいに取り込んじゃったら面白かったのに。って、話の収集がつかなくなるか。
そして極め付けなのが、ニックがラストでする決断への動機づけが今一つしっくりこない。あの彼女とそれだけの関係性あった?まあトム様だからと思えばとっても納得するんだけれど、それって…。
相棒はベンジーかっ?と突っ込み入れたくなった…。
他にも、他にも…。
とまあ、突っ込みどころは満載だけれど、
アクション主体で次から次に展開していく流れは、テンポよく見られました。
ゾンビだとか、ネズミや蜘蛛の大量発生とか気持ち悪い場面がたくさんあるのでポップコーン食べながらはみたくないですが、真夏の一夜の幻想アクション映画として、楽しめます。
しかし!!!
ぞくぞくとくるトム様関連の映画のお知らせ。
インタビュー記事とか見ていると、やりたくって仕方がない、アイディアが次々にわいてきてしょうがないようにお見受けいたします。
でもでも、ちょっと飛ばしすぎなんじゃない?
ファンとしてはうれしい反面、今回のようなぶっ飛び・着地を繰り返していたらパンチドランカーみたいな病気になるんじゃないかと心配です。ボクサーだけじゃなくてラガーマンも頭部のダメージ多いって、ネットで記事観たばっかりだし。
アクションだけじゃなく、演技も堪能できるし、何よりもそこに存在するだけで、人をハッピーにする人ってトム様がNo.1。
何よりも、何よりもの願い。末永く、いつまでもご健康で、アクションだけじゃなくすてきな作品を見せてください。
ダークユニバース、こけましたね。
この後出てくるのかしら?
トム様人気に勢いつけようというところは目の付け所は良かったけれど、トム様の力と以前の作品に頼り切って、”ホラー””恐怖映画””モンスター”に対する認識甘かった。
こけたの、トム様のせいじゃない。他の人たちがトップバッターでも同じだったことだけは声を大きくして言いたいです。
見ようによって楽しめる映画
おほほ、ゾンビ。
これが出た時点で、アドベンチャーだろうがミステリーだろうが、ゾンビ映画。
それくらい昨今のゾンビブームには勢いがある。アメリカにおいてゾンビはひとつの文化として確立されつつあるかのよう。。
て、実のところ感想がありません。
面白くないわけではないので、見ようによって楽しめる映画かと思います。あと、ラッセルは最近おもしろくなってきたなあ。
ダーク・ユニバース…⁉️
ダーク・ユニバース立ち上げ作品。トム,クルーズを主役に起用して、華々しい幕開けのつもりだったのかな…(笑)
ミイラ映画というより、誰かのレビューもあったけどゾンビ映画の要素が色濃く、ハムナプトラのようなロールプレイング的な冒険活劇でも無く…。
トムの傍にラッセル・クロウを配置したことで確かに出演者の厚みは増し、エンターテイメントにはなっていましたが、ラッセル・クロウの役どころもよく分からず、何と無く全体的には中途半端な感じが残ってます。期待し過ぎたかな。
ダークユニバースは、次は『フランケン・シュタイン』や『透明人間』『半魚人』などのレトロなモンスターを復活するみたいですね⁉️
中途半端なストーリー
いろんな要素を入れすぎて、収集できないで、結局魅力のないストーリー展開がズルズル続く内容。ヒロインにも、特に魅力は無し。ヴィランは魅力的ではあったけど、もっと最強の敵っぽい感じがあれば良かったなあ
大作の感じがして良さそうなのだけど期待値の半分くらいの満足度。リブ...
大作の感じがして良さそうなのだけど期待値の半分くらいの満足度。リブートというがキャラ設定が良くなくて脚本が弱い。女優さんは良かった。
ハムナプトラで十分だろう
アマネット(ソフィア)の魅力で“もっている”感じがするこの作品。
やたらと目力の強いアマネットの姿を見せられて、綺麗に復活することを期待しながら見たら、ミイラ化以降は完全に身体が再生してないから汚ないドレスを着た女性にしか見えなくなった…。
トム・クルーズはコメディっぽく3枚目を上手く演じているが作品自体を安っぽく感じてしまう。
ジキルとハイドまで繰り出してくると、アベンジャー○や最近のコラボレーションして、1つのキャラクターとして使えないモノをくっ付けて売っていると思ってしまう。
当然、目新しさは無いため、ハムナプトラで十分と思うが、これのジャンルはホラーなのか?アドベンチャー的なものか?よくわからない。
ザ・マミー:15秒ほどだったけど
【ザ・マミー/呪われた砂漠の王女:トリビア】※ウィキペディアより引用
1.リブート作品‥本作は1932年に公開された映画『ミイラ再生』をリブートした作品であり、ダーク・ユニバースの第1作目となる作品でもある。
2.続編‥ダーク・ユニバースの第1作目は2014年に公開された『ドラキュラZERO』になるはずだったが、ユニバーサルの意向で、本作が第1作目となった。2017年3月、クリス・モーガンが「スタジオ側はダーク・ユニバースの作品群の時系列を検討する段階に入っている。また、公開時期についても検討を始めている。」と述べた。5月22日、ユニバーサル・ピクチャーズはかつての怪物映画を現代風にアレンジした「ダーク・ユニバース」構想を正式に発表し、第2作となる『Bride of Frankenstein』(『フランケンシュタインの花嫁』のリブート版)を2019年2月14日に全米公開するとも発表した。ユニバーサルはニール・バーガーを監督に起用するべく交渉していたが、交渉は不首尾に終わり、最終的にビル・コンドンが起用されることとなった。
【ザ・マミー/呪われた砂漠の王女:おすすめポイント】
1.しっかり観ると数々のシーンが本当に良くできている!!!
2.ニック・モートン役トム・クルーズとジェニー・ハルジー役アナベル・ウォーリスの絡みとセリフがとても良い!!
3.ヘンリー・ジキル博士役ラッセル・クロウが贅沢!
【ザ・マミー/呪われた砂漠の王女:名言名セリフ】
1.ニック・モートン役トム・クルーズの名言名セリフ
→「冒険が命だろ」
2.ジェニー・ハルジー役アナベル・ウォーリスの名言名セリフ
→「15秒ほどだったけど」
→「私のライフワークを盗もうとしたのよ」
3.アマネット役ソフィア・ブテラの名言名セリフ
→「過去を永遠に葬ることはできない」
→「私が選んだ人 セテパイ」
4.アマネット役ソフィア・ブテラの名言名セリフ
→「モンスターと戦えるのはモンスターかもしれない」
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