ザ・マミー 呪われた砂漠の王女のレビュー・感想・評価
全321件中、181~200件目を表示
能天気なアクションヒーロー
予告編にあった通り、古代の墓を暴いたらそこに閉じ込められていた王女が暴れだしたという話である。何度か予告編を見るうちに次第に想像力が膨らんで、作品に対する期待値が高くなってしまった。つまり、古代の墓に対して考古学的なアプローチを試みる側の人間ドラマがあり、一方で不用意に暴いてしまって王女が暴れだしたアクション劇があり、圧倒的な力を発揮する王女を止めるには古代の出来事の真実に到達しなければならないというデッドラインのドラマだ。数千年前に何が起きたのか、王女はなぜ閉じ込められたのか。トム・クルーズが学究の徒を演じるとすれば非常に興味深い。そんな風に想像が膨らんでいた。もはや妄想である。
ところが実際の作品は私の妄想とは全く違っていて、結局予告編の映像が一番面白かったという羽目になってしまった。トム・クルーズはいつもの能天気なアクションヒーローで、感情移入は不可能である。ヒロインは強気で行動的な美人というトム・クルーズ映画では定番のタイプ。設定は違っても、ミッションインポッシブルのシリーズを見せられているようだった。なんの新しさも感動もない。
ストーリーは一本調子で厚みがない。それは登場人物の性格が薄っぺらで単純であることに由来する。単純な人間しか出てこなければ複雑な話になりようがないのは当然だ。
唯一見どころと呼べるのがアクションかもしれないが、この種のヒーロー物は決して主人公が死なないという予定調和があるから、見ていてもドキドキ感がない。最後はトム・クルーズがキムタクに見えてきた。やれやれ。
初めて観たMUMMYは日本語題名のハムナプトラ。初めて観たときは虫...
ソフィア・ブテラの際立つ美しさ
最近は硬派なアクション作品が多いトム・クルーズにしては珍しい感じがしなくもないファンタジーな要素を含んだ娯楽超大作。海が舞台の『パイレーツ・オブ・カリビアン』に対して,砂漠が舞台の『ザ・マミー』という印象だ。
話はシンプルだが,アクション・シーンは「さすが」のひと言。特に序盤で空輸機が墜落する場面はとんでもなくスリリング。
何と言っても際立つのがアマネットを演じるソフィア・ブテラのエキゾチックな美しさ。全身から放たれる王女然としたオーラと狂気。そして睨まれたら身動きひとつできなくなりそうな圧倒的な目力。キャラとして戦闘力が極めて高いのも魅力的。
この作品は『フランケンシュタイン』や『透明人間』といった伝説のモンスター映画を現代によみがえらせる「ダーク・ユニバース・プロジェクト」の一環らしいが,今後に大いに期待したいところ。『透明人間』ではジョニー・デップが主演を務めることが決定しているそうだ。
良くも悪くも普通
期待通りに楽しめるエンタメ作品
まあ、おもしろかった。
よかったです。
トムクルーズもこういうのいけるんや。
ヒロインがもう少し若けりゃもっといい。
で、今回は370席もあるホールだったのでそれがよかったです。ミニシアターが多いから、こういう大きなスクリーンで観るとまた感激。それも映画よ良さに貢献したかも。
設定の説明がこういう映画は必要なのがなんかもったいなくて。
なんとかわかるようにできんのかな。
隣ではラブライブ!のライブビューイングしてました。
王女が美しい
予告編の期待通り良い!
ダークファンタジー系の映画を見るのは初めてですがかなり面白かったです。 途中途中気になる部分があったのでもし続編があるのであれば問題なしなのですがこの作品で終わりとなると「ん?」という感じです(笑) 個人的に良かったと思う点は物語上大事な人物がそれぞれどこかで死んだな~と思ったのですが全員生きてた所です(^^♪
ダークユニバース開幕
ダークユニバース?がっかりスタート
マーベルのMCUシリーズ、DCコミックのジャスティリーグシリーズに続く、連続活劇か!
と、たいへん期待していたのですが、退屈に感じた映画でした。
それと、劇中でクモやドブネズミがいっぱい出て来て、とても不快でした。ゾンビの残酷シーンなら大丈夫ですが、汚い描写を大画面で魅せられるのはいただけません。
自分は荒唐無稽なエンタテインメント作品は大好きですが、
面白かったと感じる作品には、だいたい下記のような要素が
あるように思います。
1.なんとなくでも納得出来る緻密なストーリーと背景
2.テンポの良いストーリー運びと痛快な展開
3.魅力的なキャラクター
全部が揃ってなくても、このうち1つの要素でもあれば
面白かったと感じています。
しかし本作は、どれにもあてはまりません。
ストーリーは「説明ヌキで、いろいろ入れちゃいました」だし、
作品のテンポはもっさりとして、退屈しました。
キャラクターいついては少し良かったです。
ただ、女王のヴィジュアルは魅力を感じましたが、
「なぜそう行動したいのか?」という動機の描き方が曖昧です。
その他のキャラクターは背景が描かれないので、印象に残りませんでした。
トム・クルーズさんにいたっては、あまりにも無敵ヒーローを
演じすぎていて、既視感がつきまといます。
全体的にテレビドラマの「グリム」のような、ちょっとチープ感があるホラーの世界観なので、あまり色のついてない俳優が
主演を演じた方がしっくりきたと感じました。
この先、ギルマン、バンパイヤ、ウルフマンと続くのでしょうが、
次回作は映画館ではなく、ネット配信など、お金をあまりかけずに
楽しめる方法で、視聴しようと思います。
残念。
十夢
ハムナプトラみたいな感じなのかなぁ?と思ったら、まさかのゾンビ!。しかも、ゾンビ映画よりもクオリティ高い!。トムクルーズが選ぶ作品に間違いない!。ヒロインもどんどん可愛いくなってゆくし、15分しか保たない主人公に共感を覚えたから、星が多いわけじゃない!。ユーモアある娯楽映画としては最高!。
トムクルさんの【ミイラ取りがミイラ】映画。 評判の悪さしか聴...
トムクルさんの【ミイラ取りがミイラ】映画。
評判の悪さしか聴こえて来なかっただけに。この大金を掛けたB級ホラーゾンビ映画は、そこそこ楽しく観る事が出来た。
ミイラ女が復活し、大暴れを起こすまでの前半部分までの流れは、特に楽しい。
問題はラッセル・クロウの意味不明なキャラクターと。大都市を一気に崩壊させるだけのパワーを、このミイラ女は持ち併せているのに、(一応ある程度は力が出ない設定にはなってはいたが!)主演2人の前では何故か肉弾戦を仕掛け、闘いのスケールが一気に小さくなる辺りでしょうかね〜(・・?)
あ?それと最後の剣の使用方法と結末は、観ていた人の殆どが「いや!そうじゃないだろう〜!」…と、思ったかも(´-`)
とは言え。B級ホラーゾンビ映画好きな人ならば、充分に許容範囲な作品では?…と。(他力本願)
(2017年8月4日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン5)
ワクワクするような娯楽作を期待したのに
悪魔ではない神の再生
流石にいやらしい男として最初から最後まで見せてくれました。
嵌められたのか、まんまと再生しやがった。
しかも、あれは悪魔なの神なの?
いいえ、モンスターです。
次回作がありそうな作りばかりのトムクルーズでした。
全321件中、181~200件目を表示