レッド・スパローのレビュー・感想・評価
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美しいジェニファー・ローレン
ジェニファー・ローレンスが主演の映画は、昨年公開され期待した割にはがっかりさせられた『パッセンジャー』以来で、今度こそはと期待していたが、その期待以上に身体を張った作品だった。
この作品のジェニファーはとても魅力的で、はまり役と言える。
しかし、冒頭のバレエのシーンは、踊りは見事だが、どうにも身体がゴツすぎて、プリマドンナとしてはちょっと違うかなといった印象。
下着姿と違い、バレエの衣装を身にまとうと、やたらマッチョに見えるのが残念。
さて、肝心の内容だが、女スパイと言えば、やはり昨年公開の『アトミック・ブロンド』が記憶に新しいが、あれほど激しく派手なアクションシーンが連続するわけでもないし、主人公が超絶に強いわけでもなく、バレエの舞台上で大怪我を負ったところから、一転して不幸の中を生き抜かなければならない、そんな女性の物語。
まぁ、想像を絶する訓練や任務が出てるわけで、肉親は非情だし、騙し騙され、誰が敵で誰が味方なのか、最後までわからない、よく出来た脚本だ。
ただ、ロシア人なのにロシア語じゃなく、英語で会話してるってどうよ?
これは語学が堪能でない私でも違和感を覚える。
140分と少し長めの作品だが、劇中の音楽も手伝って、ずっと重苦しい緊張感が続くため、中だるみする事なく鑑賞できた。
この作品を人様にお勧めできるかと言うと、目を背けたくなるような、けっこう強烈にグロいシーンもあるし、人によっては不快感を覚えるシーンもあるので、心臓の弱い方は控えた方がよいだろう。
スパイという売春婦に身を落とされた女性の復讐劇
ジョン・ル・カレ風の渋さがある。
スリムな女性が屈強な男たちをバタバタ倒す荒唐無稽なスパイ映画ではない。
実際女性がスパイ活動に従事する場合、男性に対して腕力でどうのこうのできるわけがないので、この映画のように先を読む力、物事に動じない胆力、そして嫌な相手の誘いも受けられる自己犠牲が求められるのだろう。
羞恥心の排除を徹底的に行わせる訓練は、もう人権無視の「おそロシア」というしかない。冷徹な教員役に人を射抜くような眼差しを持つシャーロット・ランプリング。
原作者は33年CIAで働いていた人物というから、モデルとなるような人物に会ったのだろうか。
実際にあったことなのかはわからないが、頭脳明晰で美人の女性が積極的にハニートラップ要員に志願する確率は低いだろうから、見込みのある美人をスパイという名の売春婦に貶めればいいという考えは、いかにもロシアのやりそうなことで説得力がある。
ドミニカがCIA局員を使って、どうやって現状脱却するかがみどころ。ロシア側の内通者「モグラ」を守るCIAと、モグラを探るロシア、その手先に選ばれたドミニカ。駆け出しスパイのドミニカは、CIAのネイトにプールにいたのも金髪にしたのも身元もばれちゃって、すっかり先を越されていたけれど、それを逆手に取ってネイトに助けを求める。
互いに信頼できるのか出来ないのか、腹を探りながらの駆け引きが醍醐味だが、二重スパイのように裏切りに裏切りを重ねる何でも有りの展開はなく、主人公の行動に筋が通っていて良かった。
最後の最後、してやったりの意趣返し。
結局、叔父はどこかでドミニカに惚れてたんでしょうね。自分の右腕に仕立て上げたかったのか。ドミニカの裏切りを疑い、えげつなく拷問したこともある割には甘さが出た(関係ないが叔父役の俳優がプーチンそっくり)。
多少、アメリカ=善/ロシア=悪という構図や、ロシア人同士の会話も英語でされていたのが鼻白むこともなくもないが、米国人向けの映画だからしょうがないか。
ラスト、電話口で流れる「グリーグ」。二人がその後肌を重ねたかどうかはわからないが、粋な演出である。
ジェニファーローレンスのサービスショットを見逃すことなかれ
足の大怪我によりバレリーナとしての夢を絶たれたドミニカは、叔父のワーニャの紹介という名の罠にはめられ、女スパイとして生きる道を選択せざるを得なくなる。
女性としての武器を最大限に活かした女スパイとして活躍するジェニファーローレンスを描いたエロティックバイオレンススパイアクション。
話は長く複雑で、暗い雰囲気のまま140分も続く今作だが、それを帳消ししてなお余りあるジェニファーローレンスのナイスバディだけで観る価値があるといえよう笑。
突如として女スパイとして生きることになったこともあり、次々と課せられる恥じもプライドも捨て去らなければならないミッションの数々に抵抗しながらも抗えないジェニファーローレンスを拝むことで今作の評価は大いに上がる笑。
そのため正直ジェニファーローレンスのサービスショット以外の記憶がない笑。
ジョエルエドガートンがカッコ良くてなかなか良かったのと叔父のワーニャ役の俳優が不気味な雰囲気を醸し出していてよかった。
ただ水攻めの拷問シーンや生皮剥がしなど微グロもあるのでちょっと注意。
身体能力で圧倒するわけではない新たなスパイジャンルだったなと思った。
ぜひ他のキャストで量産してほしい笑。
🇷🇺
成長したジェニファー
バレリーナって設定が…
美しいMs.ロレンスだけどバレリーナって
設定には少々驚きました。バレリーナの体躯?
まぁロシア美人には、なりきれてるし許そう笑
そして典型って感じのスケープゴートな展開や
まぁ想定内って流れも、見ていて楽しめるけど
一緒に観る相手は多少選ぶかも…と思いました。
アンジーのソルトほどは惹きつけられないけど
女スパイ映画。私も現代社会で大人の女性として
強く生き残らねば…と改めて思いました。
雀の目にも涙...
ジェニファーローレンス
良い味出してた。
バレエを人生にかけてたものの怪我で終わる
母親の為にもロシアのスパイとなるがクレイジーな世界
絶望を体験しながらも先を見て今を考え行動する
家族を差し出したのは驚きもあったがまぁ仕方ないか。。
こういうジェニファー・ローレンスもいいです。
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