オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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驀進
遥か昔に原作既読&1974年版鑑賞済で大筋と結末は記憶にある状態で観賞。
私立探偵がイスタンブールからロンドンへ向かう為に乗車したオリエント急行の車内で殺人事件に遭遇し犯人探しをする話。
序盤から乗車前の描写はコミカルでポアロの神経質なのに軽い感じが面白い。
オリエント急行乗車後、事件が起こるまでは駆け足ながらまあ良かったけれど、事件後は聞き込みと推理があまりに駆け足で、テンポが良いと言うよりも結論ありきで突き進む為、深みも面白味もない。
知っているからそう感じるのかもしれないけれど、予備知識なしで観賞したら考える暇もなく答え合わせだけされて解説無しみたいに感じそう。
超有名な作品だし、原作も1974年版もみたことがなければみておいても良いんじゃないかなというところ。
真冬のオリエント急行が満員御礼の理由とは?「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」の主役のあの人も出演!エルキュール・ポアロの大岡裁き!次の作品は「ナイルに死す」!
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TOHOシネマズ西宮OSで映画「オリエント急行殺人事件」
(Murder on the Orient Express)を見た。
子供らがアニメ映画「刀剣乱舞花丸幕間回想録」を見ている間に、
我々夫婦は何を見ようかなと思っていた。
あまり期待していなかったが「オリエント急行殺人事件」を見ることにした。
物語はイスラエルのエルサレムにある「嘆きの壁」からはじまる。
なんとタイムリーなことに、
ちょうど昨日くらいからイスラエルが首都をエルサレムに定め、
米国大統領トランプさんが大使館をエルサレムに移すと宣言し、
世界各地で大騒ぎになっているあの場所である。
主人公・エルキュール・ポアロはまずはこの地で、無くなった宝物を盗んだ犯人を推理でピタリとあてる。これでつかみはOK。
その後、トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で殺人事件が起こる。
閑散期のはずの真冬のオリエント急行がなぜか満席になっている。
その理由とは?
ジョニー・デップの抑えた演技がなかなかいい。
どこかで見た顔だなと思った家庭教師のおねえちゃんはなんと、
「スター・ウォーズ最後のジェダイ」の主役のあのデイジー・リドリーだった。
自宅に帰ってきてから判った。
ペネロペ・クルス、ケネス・ブラナー、ウィレム・デフォー、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、おなじみの役者たちの上手さがそれぞれとてもいい。
アガサ・クリスティの原作がいいのか、脚本のマイケル・グリーンが上手いのか、監督・主演のケネス・ブラナーがすばらしいのか、製作にリドリー・スコットがいるからなのか、理由はいろいろあるのだろうが、この映画は最初からラストまでとても楽しめた。
ラストシーンではこの作品が同じアガサ・クリスティ原作の「ナイルに死す」!に続くことが判る。
上映時間は114分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
これがアガサ・クリスティ!
小説はよく読むがアガサ・クリスティ著作は今まで読んだことがなかった。
そのアガサ・クリスティ代表作『オリエント急行殺人事件』が現代に甦った。
前々から期待しており公開日当日に鑑賞。
第一印象からすると
キャストがとにかく豪華。
主人公のエルキュール・ポワロをケネス・ブラナーが
エドワード・ラチェットをジョニー・デップが演じている。
推理ものというと単調なシーンが多くなるイメージだがこの作品はテンポが非常に良く、中ダレすることなく最後まで集中して見ることができた。
さすがに豪華なキャストなだけはあり、演技がすこぶる良く、どのキャラクターも犯人そうな気もするし犯人でなさそうな気もする絶妙なラインを行ったり来たりする。
原作を読んでいないため自分も一緒になって推理する楽しさもあった。
エンターテイメント重視
推理小説名作の映画化・・
早速オリエント
ずっと何ヵ月も前から楽しみにしていた。
まずケニスブラナーはこの配役にあっているのでスムーズに見いることができた。
映像作品として美しい。
絵の撮り方はあらゆる角度から列車を写し、車内の映像も真上の角度から撮ったりと凝っている。
配役は素晴らしく演技派ばかりで違和感はない。
大事な脚本に関してはミステリーとしてはスムーズ、トントン拍子過ぎて物足りなくも感じるが、キャストがとにかく演技がうまいので見いってしまう。
終盤からラストにかけてはもっと膨らませてほしかったが、物語の結末がこうなので仕方がない終わったときは何とも言えない、気持ちになった。
ただ、ジョニデもはまり役だしポアロの髭も違和感なく見れたし、総評としては高い。
演技だより
退屈
新しいポワロ像
ポワロといえばデビッド・スーシェのイメージが強いので、ケネス・ブラナーの演ずる妙にアグレッシブなポワロには違和感が拭えず。ディケンズをヒーヒー笑いながら読んだり、女性の写真を見つめて想いにふけったり…する?でもこれはこれでありでした。
ストーリーや演出はそれなりに原作に忠実ですが、やや駆け足なためじっくり謎と向き合う余裕はなく、いよいよ謎解きへと向かう終盤からはオリジナルな演出。
原作からイメージする登場人物のキャラクターは読者それぞれだと思いますが、ラチェットはもっとブサイクなイメージだったのでジョニーデップではカッコよすぎました(笑)
アームストロング大佐の人種を敢えて変える必要はなかったのでは?
ジュディデンチ、ミシェルファイファー他、皆様の演技はさすがです。
個人的に一番好みだったのはヨーロッパ大陸を駆け抜けるオリエント急行そのものです。CGにしても大自然と列車の美しさ、力強さが素晴らしい。
原作を未読の方がどこまで楽しめるかわかりませんが、ご存知の方は2017年版「オリエント急行殺人事件」きっと楽しめると思います。
大人の、ミステリー。
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