オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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高速推理で途中下車しそうでした…
ミステリーの名作を、ジョニー・デップやミシェル・ファイファーら豪華俳優陣がさすがの演技で魅せてくれます。中でもケネス・ブラナーのポアロは秀逸で、はまり役だと感じます。また、雪景色の中を疾走する列車や車内の様子が美しく描かれ、優雅な鉄道の旅を疑似体験しているようでした。
展開もテンポよく、さくさくと進んでいきます。むしろ、テンポがよすぎて、私のようにメルトダウンした廃炉の脳細胞ではフル稼働してもついていけないほどでした。原作は未読ですが、映像化されたものを見たことがあり、大筋は承知していたので、かろうじて途中下車せずにすみました。そうでなければ、登場人物の多さと事件の背景の複雑さに、完全においていかれたと思います。
ポアロの推理が高速すぎるのはよくわかりますが、セリフだけで進んで行くのは少々つらかったです。テレビドラマで見られるような人物相関図や回想映像をもう少し挟んで、凡人でも理解できるように整理しながら進んでくれたらと感じました。続編では、そうなることを期待します。
映画にしなくてよかった。
原作を知らずに初めて見ました。
有名な作品と知り、どれだけ面白いのかと思い見に行きましたが、あまり急展開するといったこともなく、映画としては物足りなさを感じました。
登場人物多過ぎて誰が誰かわからなかったし、初見では内容把握が難しかったです。
新たなポワロ
ケネス・ブラナー制作、監督によるケネス・ブラナーによるポワロ。
アガサ・クリスティーの本は未読ですが、途中で事件の謎が解けてしまうのは映画ならではか?
雪の中での撮影はたのしめたが、もう少し豪華な出演者に見合った豪華列車だと良かったかなぁ。
映像美を堪能
過去に映画でもTVドラマでもやっているので、ストーリーを知った上で見ると展開としては、ちょっと退屈。
豪華なキャストとエルサレム、イスタンブールの映像など、多分前回にはなかったシーンを楽しめるところは見ごたえがあったかも。
ストーリーの落とし込みやそれぞれの殺人の動機については、わかっていて見ていたので理解できたが、ストーリーを知らないで見たら、少しついていけないぐらいあっさりとしか説明はない。
その部分では、2016年?のお正月にTVドラマでやっていたオリエント急行殺人事件の方が、原作に即してストーリーを作っていたような?(事件は日本に置き換えられていたけど)
今回のオリエント急行殺人事件は、原作は置いといて、キリストの最後の晩餐を意識した本当の善と悪とは?という方向性に持っていっているよう。
ドローンを使ったと思われる空撮映像など、映像は美しいので楽しめる。
ポアロの善と悪
とにかく豪華なキャストに豪華なセット、雪山も美しく贅沢な映画でした
ケネス・ブラナーのポアロも良いし、俳優さんみんなが良かったですが、特にミシェル・ファイファーがとっても良かったです
ラストの場面は最後の晩餐のようで、ミシェル・ファイファーの言葉に涙が出そうになりました
続編ありそうですね
豪華なキャスティング?
現状の映画レベルに追いついていない作品でした。
古き良きを再現するなら豪華キャストに頼らず実写にお金をかけるべきでは。
キャストどうしの良さをむしろ打ち消しあっているような気がする。少し辛口ですが・・・。
やっぱり名作
結末を知っていても楽しめる。
豪華キャストの演技に着目させてもらった。
ジョニー・デップはパイレーツ以外では一番のはまり役では?と思う。
デイジー・リドリーもスターウォーズのイメージを感じさせない、
などなど。
原作と異なる部分は監督のオリジナリティーか? これが気に入らない人もいるかも。
そして、続編が楽しみ!
結末は判っていますが、中々最後まで見せます
アガサ・クリスティーの名作『オリエント急行殺人事件』の映画化作品。
結末が判っている作品なので、それだけにどういう演出・演技で映像化されるところが肝な訳ですが、制作・監督・主演のケネス・プラナーをはじめ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルスと、主役級の俳優陣。流石に見事です。
それとは別に、非常に興味深かったのが、作品の冒頭が、なんともお騒がせなアメリカ大統領のせいで、いま非常に緊張したところになってしまったエルサレムから始まっている事。そうなんだよねぇ。世界三大宗教が、集まっているから、微妙な土地なのにね・・・。
さて、映画の話に戻ると、列車の中はセットで撮影されているのだと思いますが、列車の走行シーンはCGですね。グルんグルんと、ドローンで撮ったかのような映像にも見えますが。
いやぁ、中々、良かったです。ジョニー・デップの悪人役も、中々悦に入っているんじゃないですかね?
映像美
本で読んでいたものの、自分の脳内ストーリーを超える映像美に音楽に酔いしれた。意外と皆さんの評価は、低いものの個人的には、程よくドキドキできた推理物で楽しめた。ただ、内容では無いが後方の方に何度も椅子を蹴られ、そちらに気を取られイライラ。映画マナー守って欲しい。
知っている身としては退屈
映画『オリエント急行殺人事件』を見てきました。無論、原作も読んでいますし、過去の作品を見ていましたが、結局なんとなく見ました。原作と違って、ずいぶんとかっこいいポアロさんでした。ただ、ストーリーを知っているせいもあって、退屈でしたね。やはり、この映画は初めてこの物語に接する人のためのものですね。
ナイル殺人事件に続くおはなしも最後に出てきますが、まさか続編まで作るのかなぁ。
ケネス・ブラナー監督版
昔公開されたシドニールメット顔をよく見ていたために、比較してしまうけれど、今回の方が何か気品や風格が足りない感じがするした。ケネス・ブラナーが演じるエルキュールポアロもそれまでピーターユスティノフが演じていたので明治がちょっとかけ離れているかなと思った。でもまぁ
ブラナー版 ポアロ
1974年に同作品で映画化され、そこから
実に40年の歳月が経ち再度、映画化。
(74年版ではショーン・コネリー、イングリッド・バーグマンなど名優が出演)
俳優陣も実に豪華で主演と監督を
ケネス・ブラナーが担っている。
世界的探偵 エルキュール・ポアロは
過去ドラマシリーズや74年の映画しかり
数々の役者が演じてるので
ボンドのように各々のイメージがあるでしょう。
ブラナー版ポアロはどうなってる?と
言いたくなる立派な口髭を蓄え
十分すぎる個性を発揮している。
また舞台役者さながらのように、喜怒哀楽の
感情表現が豊か。
『世に善と悪があり、その間はない』と言うように
悪に対して強い嫌悪感を示す。
今作は推理ものなので多くは語れませんが、
罪と言われる行為全てを悪として断罪できるのか?
を強くテーマに感じました。
2時間を切る映画なので、じっくり堪能し鑑賞できました。
74年版の同作を観てるので結末とストーリーは
知ってましたが、初見の人は登場人物や
そのバックボーンなどの理解が追いつかないスピードで
展開されるので、
後半の展開に置いていかれる人も多数いるでしょう。
その辺りの人物像の展開に重点をおけば
より評価は上がったと思います。
とかくブラナー版ポアロは続編へと
向かいそうな締め方。
あのお髭にまた会えるのですね。
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