キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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そんなに殺さんでも‥
コミカル交えてサクサク進むテンポの良さは健在。
前回のネタキャラ止まりかと思ってたスウェーデン王女もしっかり登場して、しかも付き合ってるとな。
今作も面白かったけど前作ほどのバイオレンスシーンをコミカルに魅せるシュールさもオゲレツな爽快感も及ばずだったかな。
とにかくロキシーもJBも友達も、何よりマーリンは殺さなくてもいいじゃんよー。
情報収集とテクノロジー分野を担ってるマーリンあってのキングスマンって感じだけど。
ハリーみたいに生きてるパターンもありなんか?生きてて欲しいわー。
ウイスキーの気持ちも分からんでもないから、特に意外でもない裏切りとか無しで、パピーがメカアーマー装着したラストバトルとかの方がよかったな、
知らんけど
第1作が素晴らしすぎて、続編は楽しいだけのアクション映画になってしまった。
楽しい映画ではあったが、前作ほどのインパクトはなかった。
内容としては、
前作で立派なキングスマンになったエグジー。前作でともに候補生だったチャーリーに襲われる。彼はゴールデン・サークルという麻薬組織に入っていた。
ゴールデンサークルに狙われて、キングスマンの組織は壊滅的な打撃を受ける。そこで、アメリカの諜報機関であるステイツマンに助けを求める。
一方、ゴールデン・サークルは、莫大な売り上げを立てていたが、それでは満足できず、世界中に売りさばいている麻薬に特殊な薬物を仕込む。その解毒剤を渡すという条件で、アメリカ大統領と取引をする。
キングスマンはステイツマンと協力して、解毒剤の入手に乗り出す。
といったもの。
基本的にはキングスマンが世界を救うために戦う、というもので、前作同様のプロットだ。監督もマシュー・ヴォーン。イギリスのユーモアが散りばめられており、観ていて飽きることはない。
なぜインパクトに欠けるのか。
決定的な違いは、エグジーだ。
前作では、エグジーは、キングスマンの一員だった父親を失い、労働者階級の低所得層の家庭で、将来の夢や希望もなんとなくやめてしまい、なんとなく暮らしているダメな奴だった。そんな彼がキングスマンのメンバーに迎え入れられて、世界を救う戦いに挑むという物語だった。
タグラインにまとめると、「底辺でだらだらしていた若者が、紳士としての教育を受けて、世界を救う」というものになる。面白そうな映画だな、という気がしないだろうか。
逆に今回の「ゴールデン・サークル」は、「イギリスの諜報機関の一員になった若者が、アメリカの諜報機関と協力して、世界を救う」というものになる。観れば面白いのかもしれないが、タグラインだけでは意外性がなくて、普通のエンタメ映画だと感じる。
前作は「紳士とはなにか」といった問いを、イギリスの階級制度とあわせて考えさせられる内容だったし、なによりも、「人は生まれの貧しさで人生が決まるわけではない」という熱いメッセージがあった。
今回は、エグジーは紳士になってしまったし、金持ちだし、ストーリーは前回と似たようなものだし、というわけで、楽しくはあるが、それ以上のものがなかった。
本作の製作費は156億円。興行収入は618億円。
前作が製作費120億円で、興行収入620億円だったことを考えると、期待されて作った割には売れなかったというところか。もちろん、十分な売り上げではあるが。
次回作も予定しているというので、今度は切り口を変えて、あらためて「紳士とはなにか」といったことをイギリスならではの文化をまじえながら表現する作品になってくれることを期待している。
前作よりはちょっと弱いかも
1番なぜ!?と思ったのがミサイル検知するシステムはあるのに迎撃するシステムがなかったのが何故か頭に残ってしまった。あとマーリン雑に死なせすぎでしょ...
前作の勢いそのままに今作も最高のアクション。舞台は世界各地になり、...
前作の勢いそのままに今作も最高のアクション。舞台は世界各地になり、広くなったけど前回が地球防衛だった点からすると今回は麻薬組織の壊滅作戦と規模感はやや減少。しかししっかりと面白かった。
エルトンジョンが被害者で出てきたのは面白かった。そしてまさかのハリー復活。ただロキシーがあれだけの試験を通過したのに登場が少なかったのは残念だった。
マーリンのカントリーロードを歌いながら地雷で最期をむかえるシーンはカッコよかった。そこからのエルトンジョンのアクションはド派手でこれまた良かった。
前作に引き続き、グロテスクなシーンもコミカルに感じて見やすい。人肉ハンバーガーは最悪だ。
コロナ禍後に見ると、また違った発見がある
劇場公開時鑑賞。
そして、Disney+に追加時に再度鑑賞。それがコロナ禍後。
感染者をスタジアムに集めたりとか、
自らの政治的思惑のため、大統領が感染者を放置したりとか、
コロナ禍を予見するような内容が含まれている。
特に後者は、映画とトランプの所業とは全然違うけど、通じるトコロがあるなあ、と考えさせる。
前作?ほど面白くはなかった
色んな最新の武器が出てきて、まるで007みたい。ずっとシリーズ続きそう。でもミンチのシーンとかちょっと気分悪い。あまり死体の出てくる映画は見たくない。
哀切のカントリーロード
2作目作品としてはまずまずの出来である。
前作を彩っていた社会風刺はやや鳴りを潜め、スラップスティック要素が強まった感があるが、同じ路線にしなかった事も成功要因であろう。
とにかく「マーリンがカッコイイ」
ハリーもカッコイイし、ステイツマンもカッコイイし、エグジーもカッコよくなってきたが、
しかし、今回はマーリンがめちゃくちゃカッコイイ。
異国の地カンボジアにて、朗々と歌い上げるカントリーロード。マーリンの瞼に浮かぶは遙かなるロンドンか、、、
胸に迫る熱いシーンだ。
(テキーラの出番これだけ?と拍子抜けだったが実はスケジュールに急な事態が飛び込んだ事による大人の都合だったらしい。エルトン"キング"ジョンのシーンが過剰に多く感じたのはチャニング・テイタムが抜けた尺の穴埋め?と疑うのは穿ち過ぎか?
まぁ、ウィスキーがカッコよかったから良しとしよう。テキーラは今後活躍しそうだし)
冒頭のPrince - Let's Go Crazyは最高にクールだ。スピード感溢れるカーチェイスで楽しませて(笑わせて)くれる。
モンテ・ビアンコ・スカイウェイの360度回転ゴンドラシーンは必見!
今回、安堵したのはエグジーとティルデがきちんと交際していた事。
ボンドガールよろしく、ひと時のラヴアフェアだったら、この作風だと下品になってしまうので嫌だな?と思っていたので作品への好感度が増したし、ご両親である国王夫妻との会食で難題にスラスラ答えるエグジーは痛快だった。その直後にロキシーを襲う悲劇には心が痛むが。ヒロインは2人要らないという事なのか?
いや、ハリーを思えば、今後の復活は?願わくば再登場に期待したいものだが。
キングスマンとステイツマンの対比も良し。
はたまた、ステイツマンが造る「酒」は合法、ポピーの「麻薬」は違法。という対比は、娯楽シーンの緩さで麻痺しかけた脳に冷ややかな問題を提起してくる。
この辺りがマシュー・ヴォーン監督ならではの好ましいイヤラシさだと思う。
生ハンバーグに関しては、、、中盤の方は、まぁ悪人の末路という事で許容範囲。
前回、あれだけヤッちゃってるから、目玉となるグロさは必要だったのだと理解しよう。
終盤の「彼」の動機は、同情も理解も出来るものであり、決して悪人ではない。こちらは「目的は正しくとも手段を間違えてはならない」「人を呪わば穴2つ」と捉える事で許容範囲であった。
それにしてもエルトン・ジョン御大が楽しそうだったー(笑)
連れだってコンサートに向かうエグジーとハリーという絵面も、今後観たいシーンの一つである。
3作目は誕生秘話という事で、馴染みの面々には会えないだろうが、今年の夏が楽しみだ。
タイトルなし
前作はほとんど覚えてなかった。考えずに見れた。ボスキャラのジュリアン・ムーアがあっけなく死ぬ。チャイニング・テイタムはチョイ役だが続編の主人公になりそうな終わり方。
★3.5
前作に勝るとも劣らず相変わらずの面白さ
まさかのハリーが生きてる展開は個人的にすごい嬉しかったのにマーリン死んでしまうとゆう
心揺れまくりましたね
でも地雷で死ぬってゆうのじゃなくてもよかったんじゃないかなぁとは思いましたね
ぁー傘ほしすぎ
歪んだ思想が丸出し
前作を観たとき面白いと思いつつどこかひっかかる部分があった。
今作を観てそれが何だったのかはっきり分かった。
監督の歪んだ左派思想が丸出しなんだよな。
ヤク中を断罪しようとした大統領や、ヤク中に家族を殺されたウィスキーが悪人扱いで
ヤク中の副大統領がお咎め無しでめでたしという、
まともな正義感を持っていては到底理解できない異常なストーリー。
前作の保守派の信者が虐殺されたシーンで感じた違和感と繋がった。
エンタメのふりをして大衆に政治思想を植え付けるような映画は大嫌いだ。
そういうのはドキュメンタリーでやれ。
あとエルトンジョンがしつこい。
1点を除けば面白かったです!
続編としては、前作から引き継がれている要素と新しく登場してきた要素がうまく融合していてよかったです。
アクションクオリティも前作に引き続き抜群でした。今回は、近未来ガジェットで戦うシーンが主体なのかな、と思わせておいて、終盤にキレキレアクション展開を持ってくるあたりニクいですねぇ。ただ、この作品では、エグジーやハリー以上にウイスキーのアクションがカッコよかった!やっぱりあの西部劇ばりのガンアクションはカッコいいですね。
ストーリーもわかりやすく、キチンとプロセスを踏んでパピーに迫っていくストーリーは分かりやすくて良かったです。
ただ、あのミンチマシーンはなあ。個人的には、やっちゃいけない一線というか。。子供の頃トラウマになったジャッキーの映画(タイトル忘れちゃったけど)を思い出しちゃってゲンナリしてしまいました・・。最期のエグジー・ハリーvsウイスキーの戦いもミンチマシーンばっかり気になって心から楽しめなかった。。この1点さえなければ前作以上だったのに残念です。
あと、死んだと思っていたハリーが実は生きていたという展開にだいぶムリがあるような。。
あと、ハリーがウイスキーが裏切り者だと気づいた理由が分からなかった。
生きていた男とカントリー・スパイ
"キングスマン" シリーズ第2作。
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
冒頭から車内格闘と超絶カーチェイスが繰り出されテンション爆上がり。キングスマン壊滅で大ショック。ロキシ~!
カントリー・ジェントルマンではなくカウボーイ志向なステイツマンと合流したと思ったら…生きていたのかハリー!
ゴールデン・サークルのサイコパス女首領が仕掛ける前代未聞のイカれた陰謀を阻止するため、アジトへ殴り込み。
マーリンの死はかなりショックでした。
ハリーとエグジーの師弟コンビが見事な連結プレイで大暴れして痛快。裏切者の登場にハラハラさせられながらも、前作以上にキレキレなアクションに目が釘付けになりました。
[余談1]
チャニング・テイタム無駄遣いじゃね?(笑)。
[余談2]
まさかのエルトン・ジョンご本人登場で、後々タロン・エガートンが同氏を演じることへの伏線かと思いました(笑)。
※修正(2024/02/12)
またまた「カントリーロード」!
『エイリアン:コヴェナント』、『ローガン・ラッキー』に続き、ジョン・デンバーの名曲が今回はかなりフィーチャーされていた。よく注意してみると、冒頭の音楽からそのメロディが隠されているのです。音楽に関して言えば、今回は豪華なゲスト、本人役としてエルトン・ジョンが登場している。彼は悪の組織ゴールデン・サークルに誘拐されているという設定で、スクリーンではかなり登場しているのです。エルトンの「土曜の夜は僕の生きがい」などの曲も聞けるのですが、ポニー(ジュリアン・ムーア)が飼ってるロボット犬がベニーとジェットだったので「ベニーとジェッツ」がかかれば最高だなと思いきや、聞かれませんでした。しかし、明らかにエルトン・ジョンを意識した犬のネーミングですよね。
キングスマンの候補生だったチャーリーがポニー率いる組織ゴールデン・サークルに下り、エグジー(タロン・エガートン)を付け狙う。なんとか振り切ったもののチャーリーが落としていった義手によりキングスマンのデータにアクセスされてしまう。そして、一斉のミサイル攻撃によりキングスマンの組織は壊滅状態になった。生き残ったエグジーとマーリン(マーク・ストロング)はひょんなことからアメリカに飛び、製造業者ステイツマンを訪ねるのだ。そこはキングスマンと似たような組織で、シャンパン(ジェフ・ブリッジス)、ウィスキー(ペドロ・パスカル)、テキーラ(チャニング・テイタム)、ジンジャー(ハル・ベリー)というコードネームで暗躍していて、彼らに協力を求めたのだった。そこで前作で死んだと思われていたガラハッド=ハリー(コリン・ファース)に出会うが、彼は左目を失い、記憶喪失の状態だった。
カンボジアに本拠地を持つゴールデン・サークルは、ポニーの趣味でボーリング場などもある50年代のアメリカをモチーフにした基地。地雷があちこちに埋められ、ロボットも活躍する。残忍なポニーは使えない部下をミンチにしてしまうというおぞましさ。そんな彼女は世界中の麻薬にウィルスを仕込み、麻薬中毒患者を根絶しようと企んでいたのだ。まさしくサイコパスの彼女はついにメディアに登場して米大統領(ブルース・グリーンウッド)に直接交渉を持ち掛ける。しかし、解毒剤の取引に応ずる姿を見せながらも大統領は麻薬患者を絶滅させればいいという闇の心も見せていた・・・
エグジー、ハリー、ウィスキーは解毒剤を奪うため独自の行動を開始する。雪山のゴンドラでかなりのアクションが楽しめるが、仲間割れのごとく、ハリーが「こいつは敵だ」と言い放ってウィスキーを銃で撃ってしまう。
前作はかなりまとまっていて、面白かった印象が残るのですが、今回は人が死にすぎていて、ハチャメチャ感があった。もちろん前作でも花火のように人の頭が吹っ飛んではいたが、仲間はそんなに死ななかった。1作目に出てくる台詞に「007は初期の方が良かった」という言葉も、あまりにも現実に近いシリアスな設定だと楽しめないものだとして、非現実的な悪者をやっつけるという単純な構図が今回も踏襲されている。のだが、人を死なせたり生き返らせたりする命の尊厳の無さはちょっといただけない。地雷を踏んでしまうシークエンスでは、過去にエグジーの父が皆を救ったシーンを被せることによって泣けるシーンにもなったと思うが、その直後にはミンチマシーンでのむごたらしい死のシーンがあるので、なんだかホラー映画なんじゃないかとも感じてしまいます。悪ふざけしすぎですね・・・
戦うシーンはかっこいい
前作で父親をキングスマンとしてもち、そのせいで家庭崩壊を招いたのに王女と結婚までするエグジーにびっくりしました。恋愛要素を入れるなら、父親のことはあるけど、やっぱり好きな王女といたい!みたいな描写があった方が納得できたかなと思います。そこが今作一番しっくりこなかったです。
戦うハリーとエグジーはやっぱり英国紳士でかっこよくて痛快でした。スーツとメガネって最強ですね笑
JBが好きだったので残念でした。。。
マーリンも前作では厳しい教官というイメージでしたが、人間味のある優しい人だったんだなと改めて思い、カントリーロードは泣けました。
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